« ピアサポート その2 | トップページ | 今日も職務質問 »

2007/11/05

自転車操業だったNOVA

英会話学校のNOVAが会社更生法の適用を申請して事実上倒産しました。もっとも会社更生法を申請する前から破綻寸前でしたが。日経新聞の記事を見てびっくりしたのですがNOVAは生徒が前払いでレッスン料を払った段階で、まだそのレッスンを受けていないのに前払いレッスン料の3割を売り上げ計上していたのだそうです。会計上は(簿記が分からないと理解不能な話ですいません)生徒がレッスンを受けた段階で売り上げ計上するべきでそうでない分は会計上「前受け金」などとして処理するのが適正なはずですが、NOVAのやり方は数年前ゼネコンが危機に陥ったとき、まだ工事が済んでいない分を売り上げ計上して(不正会計です)見た目の売り上げを取り繕ったのと似ています。つまり新規会員が入ってこないと途端に行き詰る構造だったわけで、自転車操業だったといって差し支えないと思います。

英会話学校の多くがNOVAと同様のビジネスモデルです。会計の不正がNOVAの場合行き過ぎていましたが、他の有名英会話学校も、前払いで300回分などとレッスン料を納めさせるので、一括払いできない生徒は信販会社と契約を結ぶことになります。これ、結婚情報サービスもビジネスモデルが似ています。初回に月活動費を数十万円前払いさせるのです。ただ途中解約の場合に明確な計算方法で払戻金を算定しないのは英会話学校が突出している気がします。自分もとある英会話学校に一時籍を置いたのですが、NOVA並みではなくてもレッスンが思うように受講できないので解約を申し出たところ、とても不透明な計算式で納得できない金額しか返還されませんでした。

初回に多額の金額を納める場合には多くの人が信販会社と契約を結ばされます。当然信販会社を利用すれば利息を取られるのでグルといってもいいでしょう。

自分が通った英会話学校では、自分の家のそばにゴミ処理場があると話したら「ダイオキシン」と言って笑ったりする講師もいて、いい加減だなと思ったものです。

前にも書きましたが、自分はアテネフランセをお勧めします。一クラスの人数が多いので単価が安いし、1年を3学期に分けてその都度授業料を払えば良いので、トラブルもありません。御茶ノ水(水道橋のほうがひょっとすると近いかも)にしか校舎がないのでちょっと不便ですけれど、学生さんなどはこちらのほうが絶対いいとおもいます。英語にしろフランス語にしろ、授業で日本語を使わないというのが、初回はびびりますが、結構身につく早道という気がします。

|

« ピアサポート その2 | トップページ | 今日も職務質問 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お邪魔します。
 英会話スクールは実は「受講者の大部分はし
ばらくしたら自分が英語がペラペラにはなれな
い事が分かって辞める」事を前提に「その間
にどれだけ儲ける(お金が取れる)か」という
ビジネスモデルではないでしょうか。外国語は
その必要性に迫られない限り身に付きにくいも
のですし、適性のある人間はラジオや洋画、洋
楽ででも身に付けるでしょうから。

投稿: ブロガー(志望) | 2007/11/05 07:02

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
記事を読みながら、クライアントの夢や目標を応援するコーチング的要素を英会話学校で取り入れたら、効果的に英会話を学べるのではないかなぁ、と思ったりしました。
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007/11/05 18:19

自分も某社に1年間在籍しました。
クラスレッスンでしたので同じ趣味の友人も作れるので途中でリタイヤすることは、ありませんでした。但し、自分は同世代の人が異性でしたので、退校後は仲良くはしておらず、連絡を取っていませんけど。
それに、後に問題になり、報道もありましたが、同じように返金がほとんどないシステムで、やはりクレジット会社と契約し英会話学校に前納(入金)確認後に受講スタートでした。お金の受け渡しの時に金銭的処理をしていたと想像しています。ちなみに、私は経理的側面は素人です。
 
もう10年以上前にNOVAは悪い噂がありました。お店の近くに必ず消費者金融があって契約後、勧誘のお手紙が来ると言う話です。こんな噂も耳にしたことがありますか。
 
外国語学校は水商売に近いですね。
慣れないうちは、小口販売のチケット(所謂フリーレッスン)が良いと勧められたんですが、そうなると予約が取れず、期限が来て、パーになるっていうNOVAのパターンに陥りがちです。それで、クラスレッスンにしました。今でも言葉やフレーズを憶えているんで意味はあったみたいです。それに、当時のクラスメートが豪州のホテルで働いていて驚きました。それも二人で。カップルではなく女性に二人ですが。
 
個人的に観て、良心的な学校は何故か倒産して行きます。これって、どうしてなんでしょうかね。

投稿: たぁ坊 | 2007/11/05 23:59

コメントありがとうございます。まず「旬の話題ブログ」スタッフさま。

英会話に何を求めるかはっきりさせるのがまず第一でしょうね。TOEICなどの資格がほしいのか、会社の仕事で必要に迫られているのか、単なるあこがれなのか、それとも国を問わずたくさんの人と色々話せたら楽しいからなのか。あこがれに大金をつぎ込むケースが日本人は結構多いので、良心的に考えるのであればまず目標をどこに設定するのか突っ込んでカウンセリングしてあげることが必要でしょう。でも現実的にはそこまでカウンセリングしてくれるところは皆無でしょう。まず学費の安いところに行って(月謝制のスクールもあるので)ことばに触れるところからスタートするのが一番という気がします。はっきりしているのは「学校英語を何年やっても無駄」ということ。あんなものに国の予算をいくら使っているのか…情けないことです。

○ブロガー(志望)さん、こんにちは。
自分の通ったスクールも、確かにとれるうちにとっとこ巻き上げるというスタンスだと感じました。時間が自由にならない(から解約したい)というと、「ではお茶の間ならどうですか?時間は自由ですよ!」とさらに売り込んでくるのです。40日ごとにテキストも変わってしまうのでそのつどテキストを買いなおしさせられて、ホント無駄な金ばかりとられると感じました。目的意識をはっきりさせた上でもっと安上がりなところでチャレンジしたほうがよさそうです。

投稿: なんちゃん | 2007/11/07 16:01

○たぁ坊さん、こんにちは。

以前「サラ金と経営者が一緒の英会話スクールがある」と風の噂に聞いて、「それって何だかNOVAのことみたい」と思っていたら、そういうことがあったんですか。広告のやり方やスクール数の増え方がサラ金的だなあと思っていたのです。

上達する人は確かにいるのでしょうが、入ったときのレベルがすでにそれなりだとか、理由がある気がしますね。初心者はおっしゃるように月謝制や学期制のところで少しずつお金を使うほうがいいでしょう。

自分はヒッポで多言語習得をしていますが、あえてそれを第一にお勧めすることはしません。ヒッポも入会には教材費として20万円近いお金が必要なのです。ただ、資格取得を目的とするのではなく、色々な人と知り合って色々な価値観に触れたいとか世界に友達がほしいとか、そういう目的ならばヒッポはいいと思います。資格取得にはほとんど役に立ちません。

根本的な問題は学校英語にあるでしょう。中学校から勉強して何年もやって、まったく話せるようにならない。つまり学校英語そのものがいんちき(というか、読解に主軸が置かれすぎだと思います。中学のうちは教科書なんか必要ないでしょう)だから、英語の苦手意識が先に身に付いてしまいます。この苦手意識を崩すことがまず大変。多くの日本人は0ではなくマイナスから英会話に取り組まなければならず、とても大変だと思います。

投稿: なんちゃん | 2007/11/07 16:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ピアサポート その2 | トップページ | 今日も職務質問 »