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2007/10/08

とぼとぼ

昨夜は赤羽行き最終にぎりぎり間に合って、なんとか赤羽まで帰ってきました。あきらめてタクシーを使いかけたのですが、でも「歩こう!」と思い徒歩でとぼとぼ。ホームステイ1泊だったので荷物が少なかった事もありました。

新荒川大橋を、健康のために歩くのではなく足がなくて歩くのは2回目。前回は平日でしたがまだ25時10分の深夜バスがなかった頃だったのでてくてく歩きました。新荒川大橋に出たら「赤羽止まりで来たな」と思われるサラリーマンなどが10人以上歩いていました。今回は連休の日曜日ということもあって同じ境遇と思しき人はいませんでした。橋の東京側で若い警官が立っていて職務質問されてしまいました。 

橋の中ほどではホームレスと思しき人が自転車から川へなにかを放り投げているのに遭遇。それをみてこんな事を思いました。この国の中で暮らすには「健康」と「家」がとっても大事。求人票には当たり前のように「健康な方」と書いてあり、それがどれだけ高いハードルかは失ってみてはじめて分かります。同様に「家」つまり「住所」がなければ、履歴書が書けないばかりか生活保護も国民健康保険も、何も受けられない。社会的セーフティネットの網の目からこぼれ落ちてしまいます。「住所」を取り戻すにも高いハードルがあります。アパートを借りるにも敷金・礼金などで一度に多額のお金が必要になりますし保証人も必要です。公営住宅ではそれらが必要ない場合もありますが、入居希望者の倍率が極端に高い。倍率の低いところでは仕事が見つからない、交通費が負担できない(車がないと買い物にも行けない)など生活が成り立たないケースが多いでしょう。刑務所が社会福祉施設化しているとも言われますが、なぜそうなるかよく分かります。下関駅を全焼させた放火犯は家も仕事も見つからず、刑務所に戻りたくて火をつけたそうです。刑務所にしろ精神科病院にしろ「社会復帰」を目標としていながら復帰すべき社会がほとんど受け入れる気がない。それは社会に犯罪リスクが高くなる形で跳ね返るのです。

難しい事を考えつつも川口元郷駅まで何とかたどり着きました。ここで息切れ。水を飲んだりお土産に買ってきたひと口ういろうを食べたりして20分ほど休憩しました。もう厳しいかなと思って、改めてタクシーを拾おうとしましたがつかまらないので結局とぼとぼとまた歩き出し、なんとか2時半に我が家にたどり着きました。インドでも不測の事態でとぼとぼ歩く可能性は0ではないです。5~6キロは平気で歩けるくらいの力がなければダメでしょう。そういう意味では自信になりました。なにがあってもなんとかなるさ。

今日は一日ダウンだろうと思っていましたが案外元気で洗濯したり食事を作ったりできています。

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