僕の妻はエイリアン
今日も時間があったので、読書に費やしました。今日読んだのはタイトルにあるとおり「僕の妻はエイリアン『高機能自閉症』との不思議な結婚生活」(泉流星 新潮社 2005年9月)という本です。ベースは自閉症とはどういう障害なのかを実体験から解き明かしていくながれですが、実はこの本は良質のラブストーリーとしても読むことができます。著者をモデルにしたこの夫婦は、はじめは妻のとっぴな行動や腹立たしい態度などを夫が受け止めようと努力していく話からはじまります。そして二人の馴れ初めも書いてあります。そこから努力に継ぐ努力でお互いがお互いの事を理解し、「高機能自閉症」という障害が二人をすれ違わせる原因であることに行き当たり、さらに二人が努力しながらベストパートナーでいる様子が描かれていきます。自閉症ってなんだろうと思う人にはもちろん、「夫婦ってなんだろう」と思う人にもお勧めできる本です。この本が増刷されるほどには売れていないらしいのはもったいない!ぜひお手元に一冊!
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