表札
先日「オウム手配犯がうちの近所に住んでいてもびっくりしない」と書きましたが、これは多分都市部の賃貸アパートに共通の傾向が原因だと思います。表札を出さないのです。自分が今の家に引っ越した時、タオルを持って挨拶回りをしたけれどみんな留守。それは仕方ないとしても住んでいるかどうかの判断が電気のメーターでしか分からないのです。それからもうすぐ8年。随分と住人が入れ替わりましたが、挨拶回りする人など皆無です。いつの間にか空き部屋になりいつの間にか入居しているのです。全然顔を現わさない人もいます。だからばったり出くわす時などひどく気まずかったりします。別に迷惑かけているつもりがなくてもそうです。
これは東京に限らないようです。べてるの家に関わるソーシャルワーカーの向谷地さんは今札幌の大学で教鞭を取るため、セカンドハウスとして札幌にアパートを借りているそうですが、びっくりしたのが誰も表札を出さない事だそうです。向谷地さんは戸惑ったものの結局自分も表札を出さない事にしたとか。浦河では「公私混同の勧め」などという理念も通用するし、お互いが弱いところも含めて情報公開することで、その弱さが絆になって人と人とがつながって行けるのに。
でも自分は鳩ヶ谷が好きだし、今の家も多少国道の騒音で騒がしいですが気に入っています。
防災ということを考えたとき、せめて隣に住んでいる人のことくらいは知っておきたいのですが・・・。しかたないですね。
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