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2007/09/23

リタリン狩り

以前から自分が注意喚起してきたリタリンが社会問題化しました。新宿の「東京クリニック」を皮切りにろくすっぽ診察もしないでリタリンを処方していた医院が次々と摘発され、発売している製薬メーカーは薬の適応症から「うつ病」をはずす事に決めたそうです。これでナルコレプシー(十分な睡眠をとっているにもかかわらず昼間眠くなる病気)だけが適応症と成り簡単には処方できなくなると見られています。

しかし既にネット上では1錠400円から500円でリタリンが氾濫しており、中毒患者も相当数にのぼると見られています。今回の処置でネット上の販売額が高騰すると言ううがった見方もあります。またリタリンはADHD児に処方される事があったようですが、それが難しくなるので何とかして欲しいと言う声もmixiのコメントには数多く見られました。

自分も以前、リタリンだけが悪いみたいな書き方をして反省しています。薬物依存はリタリンだけに限るものではありません。睡眠薬を際限なく処方する医師もいます。2週間分しか処方できないはずですが、いろいろと口実をつければ1度に40錠くらいは処方できるようです。即効性があり犯罪などにも使われるハルシオンなども簡単に手に入るようです。そうでなければOD(薬の大量服薬)で自殺を図ろうとするようなことがこんなに頻繁に起こることもないのでしょう。

リタリンの問題点は覚せい剤と化学構造式が似ているために覚せい剤に似た依存性と副作用があることです。もうずいぶん前からリタリン中毒患者の治療にあたっている伊波真理男医師がクローズアップ現代に出て、問題を指摘した事もあるのですが、なぜ今、急に、リタリン狩りのような動きが起こっているのかわかりません。しばらく様子を見る必要があるようです。

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