« 編集中です | トップページ | べてる総会の模様 »

2007/07/09

国民生活の質を落とすもの

介護の現場や病院、学校、保育園さらには自治体そのものに至るまで資金不足でアップアップしています。だから現場で働く人達の給料が満足に出ない上に人手不足、残業代も出ない!なぜ?金はどこにある?

あれこれ情報を集めて見ると、結局公的部門の借金が首を絞めている現実にぶち当たります。バブル崩壊後も財政の大盤振る舞いで国も自治体も多額の借金を抱えました。民間が借金処理に苦労しながら何とか大企業中心にビジネスモデルを変えてやっと浮上してきたものの、問題を徹底的に先送りしてきた国や自治体に付けが回って来たのです。これから5年間位は誰がリーダーになっても増税と公的サービスの質の低下が避けられないと感じます。夕張の問題は、実は国全体の問題として顕在化してきました。

これは今週の東洋経済を読んで実感した事です。それまでも公立総合病院勤務の小児科医が当直明けに外来も見ざるを得ず均してみると時給800円台とか、公立学校の先生が日曜日部活の指導で出勤して「日給」1700円とか、何しろすごい実態があるとは聞いていました。記事を読むと国家公務員の死因第2位が自殺とか公立保育園で偽装請負が多発とかすごいんですよ。霞ヶ関の官僚は部署にもよるのですが多く午前様が当たり前で、これは国会の答弁書を書くのが特に大変だと聞いた事もあります。電車がなくなった官僚が使うため官庁街では深夜客待ちタクシーが列をなしているというのは有名な話。

結局国にしろ自治体にしろ、予算を見ると公債費が2割以上というのが多いです。元金と利息で予算の2割を持っていかれるため財政が硬直化しているのです。支出を減らしてもさらに公債を発行しなければ予算が成り立たない状況でしわ寄せがいろいろなところに出ているわけです。今度消えた年金に多額の税金を投入する事が決まってますます大変な事になりそうです。北海道は来年度の歳入不足が470億円!北海道開発局の補助金で行う公共事業費が捻出できないため概算要求を白紙で出したそうです。金がないから官製談合やらいろんな不始末の話題がぼろぼろ出てくるという側面もありそうです。

私たちが考えるべきは、不祥事にいちいちかりかりするのではなく実情をよく勉強して、公的サービス全体をどうしていくべきか自分の問題として考える事だと思います。介護も医療も公教育も崩壊してのっぴきならない事態になってきていると認識すべきだと思います。マスコミの役所たたきにホイホイのって社会保険庁の職員に対して電話や窓口で罵倒している場合ではないのです。

|

« 編集中です | トップページ | べてる総会の模様 »

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 編集中です | トップページ | べてる総会の模様 »