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2007/07/01

年金問題で思う事

社会保険庁解体や消えた年金の税金補填などいろいろな事が決まってきましたが、なかに社会保険庁職員のボーナスカットというのがありました。これ、思うところがあります。

自分が昨年障害厚生年金の申請のため川口の年金センター(浦和社会保険事務所の出先で、ここで申請もできました)へ何回か通ったのです。ここは一般の相談については教育された非常勤職員と思しきおばさん(すいません、適当な言い方が見つからず・・・)が応対していましたが、自分のような障害年金の裁定請求となると社労士を勉強したくらいの知識が必要なので常におなじ職員の方に対応してもらいました。このひとは多分自分と同じくらいの年齢だと思うのですが、ものすごく丁寧な応対でびっくりするほどでした。あの態度は1年や2年もまれたくらいでは身につかないだろうと思います。はじめからすごく意識が高く、ご自分の職務に対していつもまじめに考えて居られたんだろうなあと思うのです。最近出てくる年金の問題に関して、おそらく本当に情けなく思っているのはこういう人たちでしょう。

こちらも一度読んでみて下さい。「手抜き当たり前の職場、解体仕方ない」 goo news

追記:リンクを貼ったらすでに読めなくなっているのでコピーを直接掲載します。

「手抜き当たり前の職場、解体仕方ない」社保庁職員が告白
2007年6月30日(土)03:08

 30日未明に国会で成立した社会保険庁改革関連法案。社会保険庁を解体し、職員を非公務員化する公法人を新設して出直しを図ることが正式に決まった。そんな中、東日本の社会保険事務所で働く職員が、読売新聞の取材に「手を抜くのが当たり前の職場。解体されても仕方がない」などと内情を証言した。

 職員の告白は、信頼回復への道のりがいかに険しいかを物語る。

 「決められたことをしないから、こんな組織になってしまった」。取材に応じた社保事務所の中堅職員の男性は、解体の運命をたどる自らの職場についてあきらめ混じりの口調で語った。

 男性が社保事務所で働き始めたのは1980年代。一通り業務を覚えると、職場の異常さに気づいた。指導してくれた先輩職員が、自分に教えた通りに仕事をしていない。例えば、年金番号をきちんと確認しない、窓口を訪れた人に給付額を丁寧に説明しない、昼休みになると窓口に人が来ても無視する……。<引用以上>


こうした声もあって、改めて思うのは「世代」ということです。こういう職務態度が許された時代が間違いなくあるのです。しかし、少なくとも自分らの世代以降はほとんどの分野でこんな態度で仕事をする事が許されなくなってきていました。社会に出てすぐにバブルが崩壊し既存の仕組みが通用しなくなっているのに、われわれの上司の世代は昔通用した仕組みが通用すると思っている人が多く、無理難題を突きつけて自分では責任を取らないようなことが横行していました。能力のない人が責任ある地位にいたりすることが本当に多かったのです。あれは年功序列の「うみ」の部分ですね。

社会保険庁といっても組織である以上、人が動かしていたわけです。その組織の一つ一つのコマである個人の資質によって問題の捉え方もさまざまだったはず。十派一絡げに悪いように言われてかわいそうだなあと、感傷みたいなものですが思います。

追記:今いる職員一律に痛みを伴う賃金カットより社会保険庁解体時の退職金0というのがいいと思います。勤めてきた年数によって退職金は変わるわけですから若い人たちはカットされても、確かに痛いけれど我慢できると思います。我慢できないレベルの退職金が出るはずの人たちこそ、雑な仕事をしてきた張本人です。倒産と一緒ですから退職金が出ないくらい当たり前だと思うのですが、どうおもいますか?

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