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2007/07/12

4冊買いました。

先週は特集が面白くなく何も買わなかったビジネス・経済系週刊誌ですが、今週はなんと東洋経済・ダイヤモンド・日経ビジネス・エコノミストと4つ買ってしまいました。単行本一冊くらいの投資になりました。やはりアンダーラインを引きながら一生懸命読んでいます。ダイヤモンド以外は大体目を通したので余裕を見ながら記事にして行こうと思いますが、全体的に感じたのは「潮目が変わる」ということでした。デフレと超低金利が、海外要因が原因になってインフレと金利高に移りつつあるのです。今までは原油高でガソリンが高いくらいしか感じてこなかったのですが、食品の値段がじわじわ値上がりしてきているのです。一つはバイオエタノールという食べ物をエネルギーにする愚策のせいで穀物の値段がどかんと上がってきて、メーカーもコストを吸収できなくなったこと。一つは極度の円安でそもそも輸入価格が上がっていること。さらに一つは中国やインドなどが経済発展を遂げる中で食料の輸入が増えて世界の食糧事情が一変してきている事があげられます。金利に関しては国内の景気がいいと言われつつ実は大企業だけが潤って中小企業はアップアップしているので、日銀としては政策金利を上げるのが難しい局面だと思うのですが、海外が軒並み金利高(ニュージーランドなどは定期預金の金利が6.5%くらい。アメリカも欧州も引き上げ傾向)で、それにつられる形で日本国債の市場金利があがってきているのです。これは相当大きな問題で、1000兆円以上ある国と地方の債務が借り換えなどを通して金利が1%くらい上がってしまうかもしれないのです。1000兆円の借金の金利が1%上がったらどうなるかお分かりですね。国は歳出抑制策をずっと取り続けていますが、それでも借金は増え続けているのです。だから公共事業も福祉予算もばんばん削減されるでしょう。1000兆円の債務の中には公務員の退職金引き当てや郵便貯金から財政投融資に回っているお金など隠れ借金が含まれていないので、実際はもっとひどいと言って良いでしょう。首相の安倍は経済成長で借金を減らすと言い続けてきましたが、アナリストの試算では2%程度の経済成長ではどうしようもないそうです。エコノミストと日経ビジネスでは介護の問題を取り上げていますが、コムスン以前の問題で介護報酬が上がらないから人件費が増やせず、やる気のある人がどんどん辞めていってにっちもさっちもいかない状態になりつつあります。

やはり選挙において「年金」というのは、本当の争点を見えにくくしているだけと言う実感です。人々の間にストレスがたまっていて、マスコミがあおる事もあって公務員いじめになっています。個別職員を罵倒しても決して良くはならずやる気のある人が辞めていったり、うつ病が蔓延したりしています。そうではなくてやはり本当に憲法を改正するのか?国際貿易でどう対応していくのか(今のままでは食料の値段が上がるだけでなくそもそも輸入が不可能になってきそうです)?ということを真剣に考えるべきだと思います。そういう意味では今民主党が出しているマニュフェストは子供だましのレベルで、もっと中身のある提言をして欲しいとおもいます。他の政党も然りです。年金問題で他の本当に大事な問題を隠しているのでは?と思ったりもします。

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