« 体力に比例 | トップページ | 「社会復帰」と「社会進出」は違う意味 »

2007/06/23

圏央道、中央道とつながる

今日は圏央道が八王子ジャンクションまで開通し中央道とつながったのだそうです。数年前からJR中央線に乗っていくと高尾と小仏トンネルの間で巨大工事が行われていて否が応でも目を引いたものですが・・・。しかし東京の環状道路整備は本当に遅れに遅れた感があります。首都高速中央環状線と東京外環自動車道、そして圏央道という東京3環状といわれる道路の建設は40年前にやっと決まったのだそうです。ところが40年前にはすでに今とおなじ状況が鉄道で発生しており、山手貨物線がパンク状態でした。そのため迂回路として今のJR武蔵野線が1966年ごろに新鶴見から新松戸まで、1978年頃には西船橋まで開通していました。貨物線という事でわざと市街地を外して作ったためにあの当時武蔵野線の沿線なんかなにもなくて、地元への還元と言うことで府中本町から新松戸まで旅客電車を運転したものの、今の新越谷や朝霞台といった私鉄の連絡駅がなかったので大変不便でした。本数も40分に一本と言う状態。このため今のJR三郷駅前にあったニチイ三郷店(三郷サティ)ではオープン当初、従業員の出勤シフトを電車に合わせた特別体系にして運営したそうです。

せめて武蔵野線の10年遅れくらいで道路も幹線環状道路を1~2本作っておけば今のように膨大な時間と巨額の費用をかけずにできたでしょう。しかも発想が逆。鉄道の場合まず武蔵野線は東海道線と東北線を結ぶことが大きな使命でしたから西から作っていたのです。ところがいわゆる3環状道路は作れるところから作っているために、東名・中央という西へのメインと東北・常磐という北へのメイン道路がなかなかつながらず、というか未だにつながっていないと言うのが実態。本格的には今年12月の首都高速中央環状線の板橋~新宿間の開通でやっと迂回路ができると言っていいと思います。

圏央道に関してはミステリーもあります。いわゆる高速道路網とは別の運営スタイルになっているのです。どういうことかというと圏央道は一般有料道路扱い(で正しいですか?専門家の方)なので圏央道だけで採算が取れるような料金体系にしてあるのです。早い話他の高速道路より料金が高いということです。このため地元自治体からは既に値下げ要求が出ているとか。これじゃ道路版の埼玉高速鉄道線(東京メトロが深く運営に関わっているのに別料金のため著しく高い運賃)ではないですか。なんでも作ればいいと言うものでないのはアクアライン然り、瀬戸大橋然り、その他枚挙に暇ないほどの例があるのに・・・。だらだら使うのではなくこういうところに重点的に道路特定財源を使うなどと言ったことはできないんでしょうか。

|

« 体力に比例 | トップページ | 「社会復帰」と「社会進出」は違う意味 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 体力に比例 | トップページ | 「社会復帰」と「社会進出」は違う意味 »