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2007/06/18

週刊ダイヤモンド

ここのところ自分はよく週刊ダイヤモンドを買って読んでいます。今日発売号の特集は「霞ヶ関の天下り」と「北海道特集」ですが、天下りや霞ヶ関の官庁の問題にしても、例えばちまたで話題の年金のことなどは歴代の社会保険庁長官をつるし上げても全く問題は解決しないことを冷静に述べています。他にも、自分も書こうと思っていたのですが、霞ヶ関の官僚は若い頃馬車馬のようにこき使われてたいてい帰宅は午前様であり、それを後で高給や天下りによる身分保障で報いるという形がつづいていること、だから天下り官僚は「天下りがなぜ悪い」てなくらいにしか考えていないこと、しかしわれわれの世代以下の若い官僚はそういうおこぼれには預かれないことが分かっていて、上役たちの醜態を冷めた目で見ていて世代間対立が起きていることなども書いてあります。またこれも自分が書こうとしていたことですが、優秀な官僚を政策遂行集団として活用できるような、政策立案について猛勉強する政治家が必要で、そのためには「大臣などをのぞく国会議員と官僚の接触は禁止すべき」というような記載もあります。これが実現すれば「族議員」なんていう馬鹿なことをやってのし上がる政治家はなくなり、政策立案の能力主義になるでしょう。選挙区へ利権を引っ張るなどといったことをやっている時間もなくなるはずです。そもそも勉強不足の政治家の多さにはあきれ返るばかり。民間はわれわれを含め勉強しています。無党派のことを「風」などといっているようではダメだよ。

北海道特集も非常に面白い記事が満載でした。アンダーラインを引きながら読みました。おなじ週刊誌とはいえ文春や新潮に300円だか払うくらいなら570円払ってダイヤモンドを読もうよ!

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