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2007/03/24

どん底

かねがね、「どん底を見た人は強い」と思っていて、どん底から這い上がってきた人たちの今を見るのがすごく楽しく感じています。自分が北海道の旭山動物園に強く惹かれるのは、動物園自体がどん底の時代があって、スタッフたちが「こんなにすごい生き物たちの姿という財産があるのに」うまくいかない動物園の運営にくさったりして、でも出来ることからやってみようと考え直して、出来るところから少しずつ変えていった、その精神があるからこそ事態が少しずつ好転し、予算もつくようになってさびだらけの檻を直して、どん底の時に夢見ていた「動物の本当のすごさ」を見てもらえるハードウエアも整ってきて、その結果として今の賑わいがある、そこがすごく共感できるからなのです。旭山動物園の集客力をみて既存の動物園がハードウエアに投資したりしているけれど、根っこが違うんですよ。「べてるの家」にいる人たちの明るさの裏にもすさまじいどん底の体験があるのです。昔浦河赤十字病院の精神科病棟に入院すると言うことは「人生おしまい」と思われていたのです。今の浦河赤十字病院だって、桃源郷のような満ち足りたところかと言えばそんなことはないです。でも尽きかけたろうそくを継ぎ足して明かりをともしてくれるようなところではあります。

みんながどん底を見たほうがいいのかといえばそんなことは無くて、「しなくていい苦労をあえてする必要はないよ」と心底思います。ホント大変なんだもの。ほんとうにほんとうに世の中真っ暗で、盆も正月もなくなるんだから。今の幸せを大切にしてください。家族が共に暮らせる喜びをかみ締めてください。

ちょっとした油断が坂を転がる元になったりします。お願いだから油断しないで。今幸せな人は自分から見るとこぼれんばかりの光にあふれています。その幸せを手放さないように。

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