ここがポイント
昨夜は相当ひさしぶりに、ノムラジュンコさんという主にタップダンスをされる方の稽古に行きました。自分らは「エチュード」というのですが、任意の2人が限られた時間の中でお互いを意識して関係性を作りながらパフォーマンスをするという稽古です。よく調べてみたら4月に行って以来のようです。
稽古に来る方は実にさまざまなメソッドをもっているので、2人で15分やり取りをすると相当面白い関係性が生まれます。自分はただ体を動かしに行くだけですが、多くの方は公演やワークショップなどでご自身の発表の場を持つ方々なので、そういう方々と絡んでいけるというのはなかなかのものなのです。以前書いたように自分の身体表現は親方新井から指導を受けた「野口体操」が基本です。重力に逆らわない自然な動きで踊りを踊るような感じです。昨夜は参加者が多くて、テルミンという筆舌しがたい楽器の奏者であるヌルさん他、濃厚な人々が集まっていました。
自分の相手をしてくださったのは、名前が分からないのですが口にくわえて「びよ~ん」と言う音を出す楽器の奏者さんと、せりふを中心にいわゆる舞台役者のような感じのパフォーマンスをされる方でした。やっている本人は見ていないから(当然)分からないのですが、両方ともかなり笑いをもらいました。自分だけの動きだと単調なのですが、相手を意識しながらやると自分でも思いがけないような動きが出せるのです。汗びっしょりになるくらい動けるのです。
その稽古の中で、やはり自分のポイントというか見せ場はやはり相手との微妙な「間」、ほんの2~3秒からだの動きをとめる、というところなんだと再認識しました。これは高校時代の自分の落語を見ていた人でないと分からないよなあ。「元犬」と言う古典落語があって、これは犬が人間になって今で言う「派遣会社」によって気難しいご隠居のところへ「派遣」されて、そこで起こす騒動の噺なのですが、ご隠居が全然違う意味で「ちんちん」と言うと、元が犬なのでいわゆる「ちんちん」をやるんです。ここが笑いどころなのですが、やはり「間」で笑わせるんです。これが自分の得意技でした。
いい汗かいて帰ってきました。楽しかったです。
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