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2006/12/22

記録的円安

為替に興味を持って毎日チェックしている方はどのくらいいらっしゃるでしょう?日経平均株価と対ドルの為替はちょっとしたニュースでも必ず取り上げますが、外貨預金でもしていない限り普通の人には縁のないものだと思います。

実は自分はもう10年以上外貨預金をしているので為替相場が気になるのです。対ドルではそれほどではないのですが、特にヨーロッパ通貨に対して今記録的円安になっています。ユーロができたとき初めの相場は1ユーロ134円でした。それが坂を転げ落ちるように1ユーロ90円近くになったときもあったのですが、現在は1ユーロ155円くらいになっていてほぼ毎日ユーロ高の記録を更新しています。イギリスポンドも1ポンド240円ぐらいになっています。これは8年ぶりくらいの円安です。カナダドルも1ドル100円を突破、そのほかあらゆる通貨に対して円安傾向です。

為替相場が動く理由は実にさまざまで一概には言えないのですが、ひとつ挙げるとすれば日本の金利が非常に低いことです。アメリカが3%くらい、ニュージーランドドルにいたっては6%近い高金利です。日本は景気がいいと言うことになっていますが、経済指標がいまいち良くないので日銀も金利(公定歩合)を上げるのをためらっています。日本の巨額の財政赤字も影響しているでしょう。1%金利が上がれば国債の金利が(単純に考えれば)7兆円も増えるのですから政府も日銀に圧力をかけます。

日本だけがやたらと金利の低い状態が続いているので、海外の投機筋は円を借りて高金利の通貨に変えて債券を買ったりしています。そのために円が売られやすいというのがひとつの理由なのです。この状態は世界的に大きな影響をもたらしています。諸外国が金利を上げてお金の出回りを押さえ、景気を過熱させないように配慮しているのに円を借りてその諸外国に投資する人たちが沢山いるものだから効果が薄れるのです。これも一概にそれだけが原因ではないのですが、各国の株価が高騰していることや、夏場に原油が異常に上がったことや、現在穀物相場が高騰していることなどの一因なのです。

経済のグローバル化はこのようにいろいろな影響を及ぼしています。しかし、ますますグローバル化が進むことはあっても戻ることはないでしょう。

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