伝記はどこへいった?
昔あって、今全く売られていないものに伝記があります。いつ頃から読まれなくなったのでしょう?自分も小さい頃よく伝記を読みました。野口英世とかキュリー夫人とか、科学者が多かった記憶があります。キュリー夫人は未だに自分の心の中で生き続けています。常に意識するわけではありませんが、大志があれば貧乏してもなんとかなるし、夢中になれるものがあるのはいいことなんだなと思いました。
生きるモデルがない時代。だからお金とか身分とか、そういったものにしか価値を見出せないのかもしれませんね、今の子どもたち。先日、ブログのネタとして必要だったので福沢諭吉の「学問のススメ」を読んだら、そうだよなと思う記述でいっぱいでした。「福翁自伝」は慶応の学生でもないのに昔読んだことがあって、あれも割りと面白いのですが、「学問のススメ」は一読の価値ありです。書いてあることがちっとも古くなくて、むしろ今読んで新しいと言う感じです。
伝記というのはある程度大人になると読まなくなるものだから、逆を返せば学齢期の子どもがいかに活字に親しんでいないかの証明なのかもしれません。
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