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2006/10/04

名刺550枚

リクルートという会社は、どんどんできる人材を出す会社ですね。この人はすごいなあ、と思う人がいるとその多くがリクルート出身なんです。もともとできる人を採っているんでしょうけれど、それが若くして起業するようなところまで伸びる原因は何なのだろう。ずーっと思っていました。

先日のANAワールドエアカレントにゲストとして出演された経沢香保子さんもその一人。その話を聞いて「なるほどリクルート・・・」と思いました。

リクルートという会社は全国の新人に1週間に何枚の名刺を取って来れるかというのを一斉に競争させるのだそうです。そしてどこの部署の新人が何枚をなどと毎日張り出されるのだそうです。この経沢さんは550枚もらってきて関東1位になったのだそうです。しかも今はもっとがんばっている人もいるとか。1週間に飛び込みで550人もの人に会えますか?しかも新人ですよ。

先の記事で電気曲馬団の話を書きましたが、大宮ソニックシティのイベント広場での公演は、囲いようが無いのもありましたが、完全無料の投げ銭歓迎というスタイルでした。公演費用は親方新井が絞りに絞って、それでも200万円以上かかっていますから投げ銭だけでまかなえるはずもありません。ソニックシティ、埼玉県、芸術文化振興基金からそれぞれ助成金をとりました。この助成金申請書書きは今の親方新井にとって血となり肉となっているはず。自分は得意分野を生かして経理を担当しましたが助成金だけでは足りない。で、協賛金を企業にもらうためにもう一人の製作担当者と親方新井とで企業回りをしました。これがつらかった(笑)。以前勤めた会社で労働組合の役員をして、最年少の中央執行委員のひとりになったことがあって、何しろ一部上場企業の春闘の組合側代表として、社長以下役員や人事本部長やらといった会社の中枢の人たちと対峙したのです。発言のチャンスこそありませんでしたが、徹夜の賃金交渉もやって、これなら組合員の人たちに自信を持って話せるというところまでつめて自分でその責任を背負って帰ってくるようなことをしていましたが、こんなことが30歳でできたのもあの頃の協賛金集めの経験が活きていたと思います。情けないはなしですが、曲馬団のとき一度はあまりにつらくて泣きました。企業の担当者と会うだけで気後れしてしまって・・・。ですから新人が1週間でただ名刺だけとはいえ550枚もらってくるということがどれほどすごいことか分かります。自分のことをよく知り、自分の会社のことをよく知ってそれを人に伝えていかなければなりません。度胸も必要。そうやって人脈を作っていくことを身をもって実践するんですね。

人が一人でやれることには限界があります。人脈こそがものをいいます。だからこそネットで知り合った人のところへもずんずん会いにいきます。仕事はできないけれど、最近はそういうことに力を入れてやっています。きっといつか花開く時も来るでしょう。

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