考えても仕方ない不安
自分の父は長らく製パン会社に勤めていました。技術畑の人で、家庭運営能力は0かマイナスですが、パンを作る技術と焼きたてパン屋さんを運営する能力には長けているのです。
昨日叔母が呼んで、叔母の家でこの鳩ヶ谷雑記を読んだそうです。母も先週読んだようです。叔母いわく、父は自分の製パン技術を息子に伝えてなんとか飯の種にしてほしいと思っているそうです。
この話は病気になって3年位してから、親類などの間でずっとされていました。なにしろ70歳過ぎてもいまだに仕事の引き合いがあって、フルタイムではありませんが働いているのです。
でも・・・自分はこのブログに「お店をやりたい」といったことを書いたこともあるのですが、最近商売に対する興味がぐーんと薄れてきてしまいました。ものづくりに挑戦するなら若いうちがいいに決まっています。病気になりたての30代前半ならまだしも、あと最低でも1年はこんな調子で安定しないことでしょう。そこからものづくりに挑戦するのかなあ、ちょっとなという気がしています。
むしろ今この状態でも出来る仕事に興味があります。短時間で軽作業。週3日以下。これで1万でも2万でも稼いで、仕送りを減らしたいのです。親の援助なしに暮らせる方策をいつも考えています。これを機会にハローワークへ相談してみようかなと思ったりしました。今のところ正規には働けないので障害者向けで授産施設ではないところ、あるかな・・・。そんなことを考えているうちにまたもやもやと不安になってきました。
考えても仕方ないんですけれどね。
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コメント
私、抑うつ神経症当事者。障害年金3級13号で裁定認可。川口市での手帳は2級。発症日は1993年とされましたが、根っこは小学校1年生頃のいじめにあると診断書にあります。50歳で好きな建築模型を新たに始めましたよ、職人として自立したかった。(ほんとはちっとも自立してませんが)障害者なんていわないで、一人で黙々と仕事・芸術(芸事)(生産能力なんて関係なく)をしていくのが職人。その人のパーソナリティに合致した生きる力。ハローワークなんてくそくらえです。「会社組織」だけがわが美しき社会内での「生産手段」ではないと思いたいですね。
投稿: バウ | 2006/10/10 20:39
バウさん、いつもどうもです。
バウさんと同じ3級13号です。50歳で新規職人ですか。それもアリですよね。
自分も障害者とは考えていないので、方便としてどちらが得かなと考えながらやっています。ハローワークに関しては就労可能との診断書を持参してくる必要があるそうで、先日「就労不可」と書かれたばかりですから先ずムリと納得しました。浮気せずに町屋堂さんの月・木のお手伝いを続けます。そのうち何かあるでしょう。無論組織だけが「生産手段」だとは思わないです。なんでもアリです。
投稿: なんちゃん | 2006/10/11 16:27