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2006/06/30

続けることでみえるもの2

先日の続きです。種さんはこういっていました。20年たって、やっと自分の音楽の理想が見えてきた。それはデヴューしたころとはまったく違うものだった・・・と。

自分は10年位前に蔵王の山へ登りに行ったことがあります。蔵王はふもとからロープウェイである程度の高さまでいけるので、比較的手軽に登ることの出来る山です。ロープウェイの終点から地蔵岳という山への登りは大変急です。冬はスキー場の上級者コースとして開放されるところです。じりじり、一歩一歩登っていきます。尾根に出るにはこつこつ登るしかありません。たまに後ろを振り返ると、登った分だけ視野が広がるのが唯一の励みです。

やっと地蔵岳の頂上に立ちました。すると蔵王の山頂が鷲のように頂を広げているのが見えました。それはふもとからではまったく見えない、車で登っても見えない、ハイカーにだけ見せる素敵な表情です。あれに登るんだと思ったらわくわくしてきました。それと同時にこれは人生だと思いました。登って登って、その登った分だけ視界が広がるということもありますが、あるとき不意に尾根筋に出て、その上の本当の目指すべきものが見えるときがあるのです。

種さんの20周年は自分にとっての蔵王での体験とよく似ていると思いました。自分が山に登るのがすきなのはこういう気づきに出会えるからです。

今のように、病気を抱えながらの道のりはまだ7年。視界は広がったけれど、まだ本当の山の頂、目指すべきものは見えません。こつこつ進んでいくときっと見えてくるのだと思います。のぼりばかりではなく下りも当然あって、その先に何が見えてくるでしょうか?

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