« 本気です。 | トップページ | さつまいも »

2006/02/17

知識と経験が活きます

実は12月から、デイケアとあわせて友人の古本屋さんオンラインの古本屋・町屋堂 home.で週2日お手伝いをしています。週2日ということになっていますが、実際は不定期に調子が悪くていけない日があります。なので、「無料奉仕の代わりにいけなかったらごめんなさい」という約束でやらせていただいています。ただ店主のご厚意で交通費だけ支給していただいています。これはとてもありがたいです。何しろデイケアも32条が使えるとはいえ出費ですから(実は東京都に住所があれば5%の本人負担分は都が持ってくれるのです。ですから実質無料なのです。埼玉だとそういう仕組みがありません)この交通費の支給は実にありがたいのです。みなさんご興味があればのぞくだけでものぞいてみてください。お買い上げいただければその一部が自分の交通費として回りまわってくるのです。

さて町屋堂の店主の最近の悩みは時節柄納税申告です。売り上げを把握するために在庫の棚卸をしなければならないのですが、お店の経験が浅いので棚卸の仕方を良くご存知でないのです。期末在庫ではなく売り上げた本を数えて原価計算してしまったりして悪戦苦闘していらっしゃいます。そこで自分の知識と経験が活きます。棚卸のやり方や数字の計算方法など、サティに勤めていた頃当たり前のようにやっていたことを伝授すると大変喜ばれます。

自分は退職してから日商簿記2級もとっていますから数字に関しては強いです。数日前イトーヨーカドーの紳士カジュアルの値引きロスの計算もしました。あれは正確な店舗数で計算していませんけれど、大体の数字で大まかに在庫や値引きロスを暗算で計算できるということは、大まかな利益計算をしたり、今後の対策としてどんな商品をどのくらい足さなければならないかを商談しながら考えるのには必要な能力です。月の途中で月末の利益予測をするための公式は今でもそらで言えます。

また最強の売り場作りをしていた頃のイトーヨーカドーをお手本に、毎週売り場の陳列を変えていましたから、什器の棚板をつけたりはずしたりするのがとても早いです。こんなことが福岡で農協のお茶のルートセールスをしている時に役立ちました。陳列替えをする時の手際が先輩の職員より数段うまいのです。先輩は棚換えなんて1ヶ月に1回くらいしかしませんけれど、自分は毎週やっていたのですから当たり前です。

陳列方法も衣料でやっていた時の基本が、あらゆるお店に通用することが分かりました。お茶の店頭販売で、あらかじめ組み立ててある簡易什器に並べるお茶の配列が、上司に教えてもらわなくても100%完全に出来てしまいました。これには上司もびっくりです。昔、知人のいる由布院美術館のミュージアムショップで陳列方法を相談されて、的確なアドバイスをしたこともあります。

どんな事柄の仕事でも、やはり10年やると相当身についているものですね。会社の中でしか役に立たない知識・経験だと思っていましたが、今でもこのように役立つので、仕事しながら苦労して技術を教わったり盗んだりしていて良かったと思いました。一番自分に商品知識や、陳列の基本、エリアマーケティングの仕方などを、筋道を立てて教えてくれた上司は、2人ともマイカル倒産前の希望退職で真っ先にやめてしまいました。今はそれぞれの分野で活躍中です。あの時は、希望退職なんて能力のある人からやめていくんだなあと思ったものでした。

|

« 本気です。 | トップページ | さつまいも »

自分の事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60361/8699274

この記事へのトラックバック一覧です: 知識と経験が活きます:

« 本気です。 | トップページ | さつまいも »