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2006/02/14

値下げロス2億

アリオ川口に行った翌日、友人の古本屋さんのお手伝いをしてからイトーヨーカドー赤羽店を見に行きました。ここはまだ会社にいた頃、向こうの社員に顔を覚えられるほどよく行った店です。アリオ川口とは違ってさすがに冬物を結構持っていました。が、くずみたいな春物もいっぱい入っていました。赤羽でも100万円くらい値引きロスがでるんじゃないでしょうか。ヨーカドーが全国に200店舗として1店舗平均100万円値下げロスが出ると試算すると、紳士カジュアルだけで2億ですよ。しかも追加発注対応でまだ倉庫にあるものも結構あるでしょうから3億くらい行くかもしれません。

赤羽の子どもの売り場はまともでした。子どもは冬物を見切っても単価が安くなるばかりなのと、やはり早くから実需があるので春物7割くらいでしたが、あんなものでしょう。入園入学対応の商品のもち方はさすがヨーカドーという感じでした。婦人衣料は全然分からないのですが、春物オリジナルブランドの棚も少しは乱れていたので、お客さんも見てはいるようです。やはり紳士だけ異常でした。

冬物の持ち方も素人のような残し方でした。2月末まで引っ張らなければならないベーシックの商品と、とっとと無くさなければならない商品が一緒になっていて、残すべき無地のベストやカーディガンなども在庫がほとんどありませんでした。なんだかバイヤーにしろ店長にしろ、だれも2月にはどういう商売の仕方をするべきなのか教えていないのではないかと思いました。イトーヨーカドーについてはいろいろと思うところがあります。また別の記事に書きたいと思います。

10年前は商品積み上げるだけで、どうしようもなかったジャスコですが、キャラのジャスコの紳士カジュアル売り場は、すばらしくよく出来ていました。お手本みたいにうまかったです。あれで売れなければ仕方ないのではと思うくらい。自分の古巣のサティは冬物のカスが一番前で全然ダメでした。もっともサティは担当者によって全然売り場作りが違う(メーカーさんの間でも有名)ので、自分の古巣の店以外はちゃんとやっているのではと思いました。

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