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2006/01/18

羽犬塚の憂鬱

詳細は昨日書きかけて挫折しました。今晩再チャレンジします。実は今福岡県筑後市の羽犬塚駅前のホテルから更新記事を書いています。

ここへ来ると巨大公共事業の憂鬱ばかり見えてきます。直接的なのは九州新幹線。今は新八代~博多間は「リレーつばめ」と「有明」という特急が在来線を通っているので1時間に2本、ここ羽犬塚にも特急が止まるんですが、新幹線になるとここ、羽犬塚や瀬高、荒尾、二日市には止まりません。熊本の玉名も既存駅ではなく新駅になる予定です。はっきり言って不便になります。しかも今までは山陽新幹線から博多で乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引が効いて、在来線の特急料金は半額で済んだのですが、新幹線になったら久留米乗換えで料金もばか高くなります。時間短縮効果なんかここらでは知れています。いいことないです。

諫早の干拓も有明海に近いこの辺ではひとごとではありません。諫早の干拓というと数年前のギロチンと呼ばれる締め切り堤防のショックしか全国的には知らされていませんが、干潟の50年戦争というくらい歴史が長く、漁民を苦しめてきたものです。しかも本来手を携えるべき漁民同士がいさかいを起こして、農水省や地元政治家に手玉に取られているさまは、本当に胸の痛くなる思いばかりです。詳しくは「ルポ 諫早の叫び」(長尾俊彦著 岩波書店)をぜひ一読ください。

そしてさらにダメージを与えようとしているのが熊本県の川辺川ダムです。利水の必要はないと地域が言っているにもかかわらず強引に進められている巨大ダム計画です。

巨大公共工事は、その波及効果ばかりがうたわれて、マイナス効果はまったく示されませんがこれらの工事は地域にとってマイナスの大きいことばかりだと自分は思っています。北海道新幹線もマイナスのほうが大きいと思っています。これは以前述べたように在来線を通る貨物列車が通れなくなるからです。やるならトンネルの両端の単線のローカル線区間を別立てにして複線にしたほうがいいのでは。工事のための工事ならせめてそのくらいにして欲しいものです。青森では新しく出来る「新青森駅」周辺を市街地として整備しないことに決めたそうです。というのも既存市街地と同様に整備すると冬の除雪費用がパンクするからだそうです。

ここへくるとホント、いろいろ考えることばかりです。

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