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2005/11/09

本当ですか?自立支援法

11月8日にNHK教育で放送された「福祉ネットワーク」で障害者自立支援法の問題、特に負担の問題が取り上げられえました。厚生労働省の担当者が来てアナウンサーや取材しているディレクターの質問に答えていく形の放送だったのですが、ここで厚生労働省の担当者がかなり突っ込んだ発言をしていました。

全部記載する気力が無いのですが、途中から録音してありますのでこの記事に追記していく形でアップして行こうと思います。

まず、自立支援法における精神障害者の範囲については、従来どおり医師の診断書によるものとして障害者福祉手帳の所持者以外でも自立支援法の枠内で考えるとのことです。アナウンサーが「うつもはいるんですか?」とつっこんだら、厚生労働省の担当者が「はい」といいました。これが本当ならば32条を使っているうつの患者さんは適用外になる、少なくとも3割負担になるという事態はまぬがれることになります。

また所得に応じて負担の上限を設定するので、青天井に負担が増えることはないとのこと。これはちょっと詳しく書く必要があるので明日以降追記します。

がちゃぴん。さんのめんたるへるしー BLOG:通院の減免範囲広げます 自立支援医療検討会が決める - livedoor Blog(ブログ).によれば9日に適用範囲を広げる旨、検討会で答申が出たそうです。

11月15日追記:お待たせしました。

まず同居の家族にしわ寄せが行くのではという懸念に対しては、扶養から外れていれば大丈夫とのこと。また、仮に負担が増えて今まで自立して生活していたものが、生活保護を受けなければならなくなるような場合、生活保護受給にはいたらないようケースバイケースで負担額を最大0まで下げるとのことでした。

但し夫婦の場合でどちらかが支援法の対象になる場合は、1世帯とみて世帯収入に応じた負担をお願いするとのことです。

上限額についてです。たとえば統合失調症で外来医療費・デイケア15万円掛かる場合、今までは5%だったが(7500円)今後は10%負担になります。ただし今までは上限がなかったけれど今度は上限を設けるということです。
課税世帯なら15000円(まるまる1割)
        10000円(課税だけれども収入に応じ減らされる)
非課税世帯なら5000円
         2500円
この上限額は収入に応じてそれぞれ違ってくるということですが、住民税非課税世帯の場合はむしろ負担が下がるケースも出てくるというのです。
そして疾病の認定は従来どおり、医師の診断書でよい、対象疾病も従来どおり(ということはうつも含む)ということです。これはかなり安心できる内容ではないでしょうか。

このほか障害者の認定基準がいままで自治体間や担当者間でばらばらだったものを客観的基準で
要介護5~要介護1、要支援
にあてはめるとのこと。ただあてはめられた区分でサービスの利用量を一定にするのではなく市町村の対応で柔軟に運用できるということにする、最低限今のサービスから下がらないことを方針として掲げているとのことです。地元自治体の裁量がとても大きいので国としてのガイドラインを設けて指導もしていくとのことでした。これは今まで身体・知的障害だけに当てはめられていたサービス内容を精神障害にも適用するということで、患者さんにとっては有利になります。

11月24日追記:番組ホームページがあることが分かりました。NHK 福祉ネットワーク.こちらから11月8日の放送を選んでください。
 

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精神通院公費負担制度」カテゴリの記事

コメント

セカンドオピニオンのお話、ありがとうございました。今日外来日だったので、今の先生とも話をしたのですが、やはりそのままいこうと思います。それと申請していた32条の分、今日から使えるようになりました。今働いてないので、やはり治療費の問題は切実です。元気になってもしばらくは通院が必要でしょうし。

投稿: mamalaid | 2005/11/09 19:27

こんばんは☆
「重度かつ継続」の範囲について
確定ではないですが、一歩前進した模様です。
トラバさせていただきました!

投稿: がちゃぴん。 | 2005/11/10 21:39

記事の追記やお返事がおくれてごめんなさい。
○MAMALAIDさん
ちゃんと今の先生とお話されたのですね。それはよかった。ちゃんと聞いてくれる先生だったらもうこのまま行くので良いと思います。32条も適用になってよかったですね。3月以降もどうも明るい見通しが立ってきましたよ。

○がちゃぴん。さん
とらばがついてなかったので記事リンク張りました。いつもありがとうございます。

投稿: なんちゃん | 2005/11/15 11:05

ご無沙汰してます、MS07B3です。
今日、厚生労働省に電話確認して記事にしたので
トラックバックさせていただきました。
32条の適用範囲>障害者自立支援法の適用範囲
の図式は変わらないようです。
(私のようなGAD患者は適用外になります・・・)

投稿: MS07B3 | 2005/11/30 19:20

MS07B3さん、こんにちは。

やはりそういう部分があるんですか。うーん。従来と同じといっていたのに・・・。主治医の先生が診断書を調整するわけにはいかないものなんでしょうか。

投稿: なんちゃん | 2005/12/03 20:30

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