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2005年10月

2005/10/30

ジャスコ浦和美園店(仮称)来春オープン

まだジャスコのホームページはもとより、ダイヤモンドシティやイオンモールのサイトにも記載が無いのですが、先週発行の求人誌で室内遊園地を経営するイオンファンタジーの求人広告が出ていました。それによるとジャスコの浦和美園店が来春オープンするようです。

浦和美園にジャスコが大型店を出店することは、もう以前から決まっていたのですが、具体的にオープンの話がでたのはこれが最初ではないでしょうか。googleの検索では1件も引っかかりませんでした。

ちょっとエリアからは外れますが、近所ということでこちらの情報も今後追いたいと思います。
11月8日追記:こちらに埼玉新聞に載っていたという記事の概要(駐車場台数など)が記載されています。新津田沼駅:イオン浦和美園 続報.

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2005/10/29

改憲論

改憲論議が盛んになってきました。民主党党首になった前原は大変若い人材で期待しているのですが、バリバリの改憲論者だそうです。今朝の新聞に自民党の改憲草案が載っていました。民主党も追って草案を出すそうですが、どちらも9条2項を改めて「自衛軍」を持つ構想です。

戦後60年、改憲論者は押し付けられた憲法だという主張の人が多かったですが、60年も国民が選び取ってきたというのが正確ではないでしょうか。現在の世界情勢を自分なりに考えると、アメリカと中国の対立が先鋭化しているように見受けられます。日本は地理的にその対立の最前線にいます。自衛隊を軍にするということは中国を挑発するようなものではないでしょうか。

「自衛のため」という文言にこだわるといいますが、過去自衛のためと称さないではじめられた戦争があったでしょうか?アメリカのイラク攻撃にしても「自由と民主主義を守る」という一方的な価値観によって国連を無視して始めた戦争でした。泥沼化している中で日本の自衛隊の派遣意義は(もともと薄かったのですが)薄くなる一方、各国軍が撤退して自衛隊が丸腰でイラクにとどまるのは、経済的にアメリカの属国だという意見に反論し続けている自分としてもさすがに理解できない行為です。

大昔埼玉も革新系の畑和知事が県知事にいる間、県庁には「憲法を暮らしに生かそう」という垂れ幕がかかっていました。それを引き摺り下ろしたのが参議院議長からいわば天下ってきた前任の土屋氏でした。あの垂れ幕が引きずりおろされたとき、たくさんの埼玉県民が将来に不安を感じたと思います。今その不安が現実のものとなってきました。

日本はいわゆる普通の国でないところに活路を見出してきたと思います。スイスの永世中立国の発想とはずいぶん違いますが、自衛隊という形で行動に制約をかけてきたことが、結果的に今の繁栄に結びついている側面は大きいと思います。軍を持つ普通の国になることがプラスなのか、改憲論者の意見をもっとよく知る努力をしつつ、やはり9条2項を守る筋でものを考えたいと思っています。

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2005/10/25

道端で倒れる

やっちゃいました。実はかろうじて倒れるところまで行かなかったのですが、でも地べたにへなへなと座り込んでしまいました。

昨日寝るまではまったく普通の体調だったのに、今朝起きたらどよーんとしてしまっていました。朝食は食べられたのですが、火曜日なのでデイケアの2回目なんです。9時にはここを出ていないとだめなのに布団の中ですでに9時半です。病院に電話して行けたら行くということにしました。それから一眠りして12時。デイケアに行くつもりだったから食事の用意もしていないし・・・。普段だったらここでカロリーメイトをぼりぼり食べて1日寝ているところですが、なんだか寝ているのも悔しいしもったいないと思って無理無理準備して12時半過ぎに出かけました。ガードレールや家の塀につかまりながら駅へ行き、なんとか乗り継いで病院に1時間ほどでつくことができました。やればいけるじゃんと思いつつ、でもやはりつらくてずっと座りっぱなし。今日のメニューは午前中綱引きで(どんなふうにやったんだろう)、午後は来週月曜日に場所を借りてやる運動会のメンバー選びでした。自分はメンバーのことはまだ分かりませんから聞きながらおとなしくしていました。しだいに調子も戻ってきました。

帰りの会終了後、すぐに帰るのももったいないと思って休ませてもらいました。17時ころ病院を出ます。出てくるときも思ったのですが、やはり調子がいまいちのとき電車に乗るのは怖いです。地下鉄南北線はホームに柵がついていてふらついても線路に落ちることはありえませんが、京浜東北線など他の電車の場合ホームに柵が無いでしょう?JRでは「ちゃんとぷらっとキャンペーン」とか言って、黄色い線より出ないようにと呼びかけます。しかし酔っ払っている人ならそういう呼びかけも効果あるかもしれませんが、自分みたいにふらふらしてしまったり急にめまいがするような場合すごく危ない。実際日中の人身事故はそういう状況で起こるものが多いのではないでしょうか。自分はホームで柱につかまって電車を待ちました。

やっとうちの近くまでバスで来て、買い物のため少し歩いてスーパーに行きました。焼き立てパンコーナー併設のカフェ(といってもたいしたコーヒーは無いけれど)で一休みして、もう大丈夫かなと思い普段と同じくらい買いました。牛乳、野菜ジュース、麦茶など水ものが多いので7~8キロくらいの荷物になるでしょうか。いつもは何の問題も無くうちまで歩いて持っていける量です。ところが店を出て500メートルくらい歩いたら急に荷物がもてなくなりました。買ってきたものをおろして、次にリュックもおろして、それでもつらくて腰をおろし、ついには地べたに座ってしまいました。ここで寝転んだら楽だなーという気持ちを振り切って叔母に携帯電話でSOSを発しましたが、柏にいる叔母が手助けにこれるはずもなく・・・。しかし声を聞いて力が出ました。やがてタクシーが通りかかったので懸命に立ち上がって呼び、わずかの距離を乗せてもらいました。こうして無事にうちにたどり着いたのでした。

調子が悪いときに荷物がもてなくなるという病気の癖を自分は忘れていました。最近あまりそういう体験が無かったのです。しかしまだスーパーで働いていたころ、ひどいときは薄いカシミアのセーター3枚が重くて持てなくなったこともありました。あのときはパートさんたちが心配してすぐに休憩室に連れて行ってくれたものでした。

そんなわけで今日はもう休みます。コメントのお返事、少しお待ちくださいね。

あ、卵買うの忘れた・・・。でもいっか。割っちゃったかもしれないし・・・。

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2005/10/24

ダイエー売り尽くしセールスタート

今日からダイエー川口店の売り尽くしセールが始まりました。ついこの間閉店が決まったばかりで、もう売りつくしセール開始なんですね。11月30日に閉店だそうで、かきいれ時の12月に営業しないというのはまた急な話だと思います。でもよく考えると11月にイトーヨーカドー・アリオ川口店がオープンするのでそれに対抗できないという判断なのでしょう。

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鳩ヶ谷駅西口にサミット

土曜日の新聞折込に鳩ヶ谷駅西口そばにできたマンションの広告があったのですが、その広告の中にサミットができる予定との記載がありました。場所は武南警察署のすぐ南とのことです。今まで辻・里地区には大きなスーパーが無く、多くは鳩ヶ谷の西友や東武ストア、あるいはすぐ西のグリーンシティ・ジャスコ川口店まで足を伸ばしていたと思いますので結構便利になりそうです。来年4月オープン予定とのことで、マンションの広告に載っていた話ですからどの程度正確かも微妙ですが。

既存の近隣サミットを見ると、冷凍食品毎日3割引ということで冷凍食品売り場がとても広いです。酒も充実しています。ただ日配品が弱く、特にパンの品揃えは最低です。インストアベーカリがあるから良いと考えているのかもしれませんが、それにしても食パンと菓子パンしかないのはちょっと・・・。ポイントカードシステムを導入しているので、カード会員を増やして顧客を囲い込んでいくのでしょう。東武ストアが撤退した後のエルザタワー店も順調みたいですし・・・。

それにしても坂の下の駅周辺がどんどん開けていくのに対し、坂の上の本町地区旧商店街は寂れる一方ですね。もうあそこは商店街として再生することは難しそうですね。

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2005/10/23

おかげさまで1周年

10月23日、鳩ヶ谷雑記は1周年を迎えることができました。ご愛読下さっている皆さま、お付き合いいただき本当にありがとうございます。「雑記」の名のとおり、日記でもなく自分の考えていることから地元のこと、日々の病状まで幅広く書いてきました。カテゴリーがこんなにあるブログはあまり無いようですが、あえて整理してそれぞれの分野別ブログにまとめるのではなくごっちゃにしてきました。現在このブログのアクセスの6割は検索サイトからのものです。それも商業関係記事の読者さんが多いのです。検索できてくださったかたがたに「うつ」のお話を少しでも読んでいただけたら・・・というのがもくろみでもあります。5月からアクセス解析をしていますが、はじめは一日50くらいのアクセスだったのがここのところ毎日300を超えていまして、10月10日に30000アクセスを記録、今日中に35000に達すると思われます。

ブログを続けるこつなどという雑誌記事も登場するくらいネタに困る方も居られるようですが、自分はネタを記事にできないことが多くて、書きかけのままの重要記事もいくつもありますし、手付かずのものもずいぶんあります。新しい気づきも多いです。これはひとえに仕事ができなくて時間があるために本や新聞をどんどん読んでいるためでもあります。読んで得た知識を今までアウトプットする機会が少なく、あやふやに記憶していたことも多かったです。書くということであやふやな知識をきちんと調べなおしたり、整理してアウトプットできるようになりました。パソコンが普及し始めたころ、まさかこんな形で活用できるなんて夢にも思いませんでしたが、ほんとうにすごいものだと思います。

変わりゆく鳩ヶ谷・川口を写真に撮っていますがデジカメではないので整理が大変ですし、ここに画像を載せることもできません。仕事に就けたらまず最初にデジカメを買いたいと思っています。画像付の鳩ヶ谷雑記になる日を皆さんもぜひご期待くださいますように。

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2005/10/21

「軽い」と「軽症」は違う意味

水曜日から、またダウン。今月は調子の悪い日が多いです。

デイケアに通うにあたって主治医の紹介状が必要だったので事前にもって行きました。その紹介状、大きい病院なので外来窓口で渡されてから会計窓口へもって行き、医事課で封をしてもらうまではまったく裸の状態なんです。で、読んでしまいました。初めて自分の病気の診断名を知りました。うつ病には違いないのですが、その中でもいくつかの病名があって、自分は「大うつ病よりは軽症だが、慢性(最低2年以上かかる)」という分類に入る病名との診断でした。

「軽い」と「軽症」というのはまったく意味が違うんですね。「軽症」というのは「重症」より軽いということで必ずしも一般的に思う「軽い」というイメージとは違うんです。「軽いうつ」だったら半年くらいで全快するかもしれませんが、自分の場合「軽症」だが「慢性」(慢性というのも治らないという意味ではなく2年以上続くという意味なんですね。難しい言葉遣いです)ですから、明らかに「軽いうつ」とは違うんです。まあたしかに6年もわずらっていれば「軽く」はないなと思っていますけど・・・。

だからこそデイケアも紹介されるし、相手先も引き受けてくれるんですね。この手の言葉の使いまわしはまったく難しいものです。

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2005/10/19

デイケア初日

先日書いたデイケア施設へ通うことが決まり、今日初日を過ごしてきました。わが「あばら家」から1時間、10時からということで終わりかけとはいえラッシュ時の電車を乗り継いで行きました。普段はいいけれど、調子の悪い日にあの混雑はちょっと厳しいかな・・・などとも思いつつ。

32条の患者票を持参したので、受付の事務の方と少しやり取りがあって10時を回ってしまいました。部屋へ入るとちょうど皆さんラジオ体操が終わったところでした。最初はまったくはじめての人たちの中で戸惑い、緊張しましたが、隣にいた若い男の子が自分と同じで今日初日と分かってからはだいぶ楽になりました。午前中はビンゴゲームを全員でやり、お昼を食べた後、午後は二つに分かれて卓球とボーリングをしました。ん、ボーリング?そんなに広いのかと思ったあなた。いやあそれほどの広さではありません。なんとペットボトルに少量の水をおもり代わりに入れたものがピン、ボールはバレーボールでした。レーンはキットと化している木製の棒で囲って出来上がり。ピンを並べるのは次に投球する人の役割です。楽しみながらも皆が役割を担えるという、よくできたレクリエーションだなと思いました。スコアを黒板に書くのも皆さん手馴れていて面白かったです。

さて、自分は患者ではありますが、同時に将来こうした患者さんの援助を仕事にしようとしています。ですから時間をゆっくりと楽しみつつ、看護師さんやドクターのかかわり方、患者さんの様子もきょろきょろと見ていました。当たり前のことですがやはりすごいなと思ったのは、スタッフ全員が患者さんの名前と顔を一致させていることです。初めての自分たちの名前も完璧です。これは当たり前にしてしかしとても大事なこと。精神疾患の患者さんは人間関係で傷ついているケースが多いことは何度も書きました。ですから自分の名前を呼ばれるというのは存在を認めてもらえているような気がしてとてもうれしいし自信になるのです。名前で呼ばれないということは怪我をした人が傷口を包帯の上から足で踏まれるのに匹敵します。

徐々に慣れてきて元からいる患者さんが話しかけてくれるようになりました。ある方はもうこのデイケアに3年通っていて、今は週3日作業所で仕事をしているのだそうです。その仕事を聞いてびっくり。3足組みの靴下で上にフックにかけるためのつまみがついているものがあります。それを手作業でつけるのだそうです。1個35銭!月収4000円と聞いて、すぐに故小倉昌男さんの顔が浮かびました。ヤマト運輸の創業者である小倉さんが精神障害者福祉に興味を持って財団を作ったり本を書いていたことを以前書きました。月収1万円というのにびっくりされていたのですが、彼の場合その半分にも満たない給与しかもらえていないのです。本で見聞きしていたことが現実の問題として自分の目の前にぶら下がっていました。

患者さんは年齢も格好もさまざま。言葉が少し聞き取りにくい患者さんから、自分と同じくらいはきはきしていて表現力も豊かな患者さんに見えない患者さんまで。集中力が維持できない人、頭痛に襲われて午後は部屋の隅に布団をしいて寝ていた人、寡黙だけれどリーダーシップをとるのが上手な人etc・・・本当にいろいろな患者さん。それぞれここに至るまでの過酷なエピソードを持っているはずです。おそらく入院したことや、自殺未遂をした事のある人は多いでしょう。家族や職場の人間関係でひどい目にあってきた人もたくさんいるでしょう。

これらの人々と、援助者としてではなく同じ患者として分かち合いができたりするのはなんとすごいことでしょう。学校を出たって絶対できない体験ですよ。前の日かかりつけ薬局の薬剤師さんにも言われたのですが、デイケアの体験そのものが自分にとって生きた実習です。気持ちはゆっくりと持ちながら、しかしその充実感に自分は小躍りしたくなるほどでした。

そんな感じで初日のデイケアが終わりました。最初の1ヶ月はお試し期間です。自分も、今いる患者さんもお互い納得できて初めて正式メンバーに加わることができます。目いっぱい楽しんで、また目いっぱいいろいろ吸収しようと決意を固めた帰り道でした。

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2005/10/18

ぬじゅみ

今日は「ぬじゅみ」が発行されたビラを丸写しします。普段から読んでくださっている方には「こういう現実もある」ことを知っていただく為、そして検索サイトから来られた方にはれんらくさきをお伝えする為です。発行元である「ぬじゅみ」の許可はいただいていません。ですから場合によっては記事ごと削除するかもしれませんがご了承ください。

大変長くなりますが、お付き合いくださいますように。


「女性ギャンブル依存には支援が必要だ」
北海道立精神保健福祉センター 田辺等

○増加するギャンブル依存症

 過度に反復されコントロールを失ったギャンブルは、米国精神医学会の「精神疾患の分類と診断の手引き」では1980年から病的賭博として扱われ、WHO(世界保健機構)作成の診断ガイドラインでは、「習慣および衝動の障害」に入っています。
 私は日常の臨床・相談の現場では、ギャンブル依存症と呼んできました。(中略)「このギャンブルがやめられない」と言う訴えが相談に登場したのは、いわゆるバブル経済の崩壊の90年代ですが、今、私たちのセンターでは年間50件以上の相談があります(「ギャンブル依存症」NHK生活人新書)。
 いったい日本全国でどのくらいの数かはまだまだ不明ですが、社会現象、文化、風俗と関連する問題は、一人のクライエントの背後に同じ悩みが何百何千とあると考えられます。この10年で数百名のギャンブル依存症、そして若干の買い物依存症のクライエントを診ました。10人のギャンブル依存症の集まりなら8名は特に精神的な問題がありません。1名はうつ病をベースにして発症し、もう1名はアルコール依存症の回復期の発症という比率がしばらく続きました。
 今年、日本のアルコール依存症者はおよそ82万人という調査結果が報告されました。また日本のAAの約2000人のサーベイランス(調査)で、6~7%の方が「ギャンブル依存を合併」と答えました。この概算に、私の経験を(都合よく)掛け合わせると、アルコール依存症でギャンブル依存症を合併する人が約5万人、少なく見積もって10倍の50万人がギャンブル依存症です。この数字は極めて控えめな数字です。というのは、外国と違い、日本ではパチンコが大衆娯楽とギャンブルの両面性を持って普及しています。レジャー白書はおよそ1900万人のパチンコ人口を推定し、パチンコ業界の昨年の調査結果では、全体の2割に依存症傾向があります。仮に380万人がパチンコ依存とすると、競馬やその他の依存症も加えればギャンブル依存症は400万人と言う大きな数字もありえます。
 最近は、アルコール依存症もうつ傾向もない、一次性のギャンブル依存症が増え、その内訳で無視できないのは30歳未満の若年性発症、主婦の発症の増加です。

 私の経験では、今までは10~15対1くらいの男女比でした。女性ギャンブル依存症者は、夫、息子、娘、時に長男の嫁などに付き添われ、皆、うつむき加減です。アルコール依存症者同様、女性ゆえに余計に肩身の狭い思いをされ、打ちひしがれています。
 年齢は若い方で20代前半、高齢では60歳代まで広がりがあります。職業も多様で、学生、母子家庭のお母さん、専業主婦、離婚した単身者、アルバイター、共働きのキャリアウーマン、年金生活者など多様です。
 男女比は、30年前のアルコール依存症の男女比と一緒ですが、先の業界の調査では、パチンコユーザーの男女比は2対1程度です。今後、ますます女性のメンバーが増えるでしょう。


まだ続きがあるのですが、ひとまず早く記事を公開するためにここでいったんきります。実はこの記事は6月以来書きかけでした。長い文章を丁寧に打ち込んでいくのに少々疲れたものですから。しかし、その間にもこの件で困っていた人が行き場を失っていたかもしれません。まことに申し訳ありません。

<ぬじゅみにできる事>
パチンコ・パチスロ・麻雀・競馬などの賭け事がやめたくてもやめられない人は「ギャンブル依存症」という病気です。この病気は治療すれば回復ができます。

早期発見と早期治療が回復の近道です。特に回復の初期に適切な治療を受けることが、病気の悪循環から解放されるために大切です。ぬじゅみは回復の初期に「ギャンブル依存症」という病気の正しい知識を知り、回復のための適切な方法を身につけることを目的とします。特にスタッフ全員が女性のギャンブル依存症から回復した本人ですから、自身の経験を通してともに回復していくことを考えています。ご家族の相談も受け付けます。

考える会・準備会は毎月定期的に開いています。ご連絡くださればご案内します。・・・とのことです。

<連絡場所>
「ぬじゅみ」代表 田上啓子
携帯電話090-1842-7526

ジャパンマック・女性サポートセンター「オハナ」
毎週火曜日、水曜日、土曜日のみ
電話03-3382-8316

ホームページ
「雨宿り」治療が必要な病気「ギャンブル依存症」= amayadori chiryouga hituyouna byouki "gyanburuizonsyou" from Japan.

支援者の中には以前ご紹介したことがありますが、自分の通ったひが神経内科クリニックの姉妹院、ひがメンタルクリニックの比嘉千賀先生や、リタリン中毒患者の治療で有名な雷門メンタルクリニックの伊波真理雄先生なども名前を連ねています。

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2005/10/17

3つのどん底

今は輝かしい成果を挙げている3つの施設があります。いずれも北海道にあります。

ひとつは何度も紹介している「べてるの家」。統合失調症や親の代から続くアルコール依存症でどん底を見てきた人たちが始めた商売が、いまや年商1億。鳩ヶ谷雑記: べてるの家.

ひとつは「旭山動物園」。札幌の円山動物園に倣って作られた日本一北にある動物園ですが、当初の賑わいもじわじわ無くなり、閉園か民間譲渡というところまで追い込まれました。しかし飼育員さんたちの「動物の本当のすごさを伝えたい」という熱意が手書きの看板や見せ方の工夫のアイデアを生み、だんだん人々の心をつかみ予算もついて、ここならではの施設もできてとうとう月間の入場者数が上野動物園を抜いてしまいました。

ひとつは「北星学園余市高校」。過疎地にある私立の高校で、定員割れが続き存亡の危機を迎えました。教職員が給料から4%づつの基金を積むとともに、全国から不登校生や中退者などどん底を見てきた子どもを受け入れました。生徒一人一人に教職員が歩み寄る中で、徐々に子ども達の心に変化が起こり、やがて大学へ進学する生徒まで出るほどの成果を挙げました。進学という果実は一面に過ぎず、ここで過ごした子ども達漢字も読めず、ひらがなでの作文も思うようにかけなかった子、がんじがらめの規則や偏差値教育から脱落して、1年、2年遅れて高校をやり直した子たちがここでかけがいの無い仲間を見つけて夢を持って卒業していく、そういう果実を実らせています。

どん底を見ること。後は這い上がるしかないところまで落ちてみて、それで見えてきた自分たちの理想、夢。そういったものを形にしてきた人たちがなぜか北海道という地に3つ集まっているのです。何がかれらを導いたのでしょう。それは「あきらめないこと」だったような気がします。「がんばる」というのは一時的な力の入れ方です。でも人間がんばり続けたら筋肉疲労を起こして、がんばった状態を維持し続けることはできません。「あきらめない」は「がんばり」から見ると負け犬が牛歩の歩みで進んでいるようにうつるかもしれません。でも「あきらめない」ことを続けるのは実は「がんばる」よりもずっと大変かもしれません。粘り強さが必要なのです。究極をいえば「人間をあきらめない」ことです。生き続けることに価値を見出すやり方です。でもここにこそ生きる喜びを見出すことができるのではないでしょうか。競争から脱落したからこそ見えた本当の価値。それを大事にしながら生き続けることが成果を生み、その物語が人を涙させる。

北海道というところは人間の底知れないパワーを引き出す力があるようです。

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2005/10/16

週末の度にげんなり

今週末もまたダウンしてしまいました。金曜日から少しだるくなって、それでも病院に行く予定があったのでがんばって行ったのですが、帰りがけに買い物もできないほど疲れきってダウン。土曜日から先ほど14時くらいまで半身体を起こすのもしんどくて、うとうとと寝続け例のごとく追い詰められる夢(なぜか試験の前日なのにその学科の勉強をしていなくて頭真っ白というのが多い)でうなされてつらかったです。先ほどようやくトンネルから出るようにすっと苦しいのが抜けて頭もすっきりしました。今月は週末ごとに調子が悪くなっていて、少々つらいです。

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2005/10/13

少子化(論点整理)

鳩ヶ谷雑記では大きなテーマをいくつか抱えているのですが、そのひとつ少子化について論点整理をしてみたいと思います。

少子化問題とは、実は社会問題でもあり経済問題でもあり、いろいろな切り口を持っていてなかなか一くくりにできない難しいテーマです。それを何とか分かりやすくとっつきやすくしたいとずっと思っていました。やっと書きますよ、ぽっぽさん。読んでいますか?日経新聞朝刊で今年前半に少子に挑むという連載記事がありました。当時その記事を引いて問題提起をしたりもしたのですが、7月にその連載に加筆編集した本が出ました。今回はその本をこの3日で一気に読んで、なぜ少子になるのかを大雑把に2つの原因にくくってみました。

女性が子どもを産まないのは大きく分けて経済的負担の問題と人的負担の問題に分類できます。まず経済負担ですが、これは極論すれば国の福祉にかかるお金のうち子どもに対するものが高齢者に対するものに比べて桁違いに少ないことが原因です。社会保障給付のうち高齢者向けと児童関係費の比率は70:4。健保から出る30万円の出産育児一時金では出産費用さえまかなえません。東京では一人生むのに50万かかるそうです。深夜に当直した看護師の時間外手当まで請求されるそうです。高学歴化にともなって高齢出産が増え不妊治療にかかっている人が47万人。この不妊治療費も保険適用されません。不妊治療には心のケアも必要。精神的にも追い込まれるものであることは鳩ヶ谷雑記でも少し触れましたが、カウンセリングだって保険が利きません。保育施設は0歳児から必要。働いていない女性でも母親の育児ストレスが高まっているから。しかし保育園に入るのさえ一苦労。0歳児で保育園に入っているのはたった1割。そして入ってからの保育費も馬鹿になりません。自治体によっては半額にしたり無料にしたりしています。地方では仕事がなかなかありませんが大都市の住居費の高さはこれだけのデフレをへても異常。そしてなんといってもこれが一番、教育費。ゆとり教育の名の下に公立学校の教育は崩壊したといってもよく、中学受験、さらには小学校から私立という選択をせざるを得ないと考えている人も多数。しかも私立学校に通っていながら塾に行くのは当然といっても良いような現実があります。

たとえば昨年生まれた110万人分の出産費を一人40万円として4400億円。これが今年1年で住宅金融公庫の損失処理に使う費用とほぼ同額。110万人に出産祝いを100万円出したら1兆1千億円。10月から見せ掛けだけの民営化を果たした日本道路公団の1年間の道路建設費、維持費と同水準。こうしてみてくると少子化対策が必要との政官の掛け声とは裏腹にこの国は少子化を政策的にやっているとしか思えません。

さてもうひとつの人的負担のほうを見てみましょう。これはさらに2つに分けられて、一つは核家族化の進展によって大家族で子育てをシェアできなくなった上、近所づきあいも薄くなって近所同士で子育てをシェアしたり子育て経験を共有化することも少なくなって孤立した子育てをせざるを得ないこと。もう一つは労働時間が長すぎることです。夫の労働時間が長すぎて家事を手伝う余裕がない上に、女性も仕事か子育てどちらかしか選択できないような働き方をさせられています。これは多人数のチームで仕事をシェアしあう仕組みが企業にないことと特に団塊の世代の男性が、専業主婦が夫を支えるというモデルによる成功体験から抜け出せず、もはや専業主婦でいられる女性のほうが少ないのに考え方を180度転換することができないことにあります。NHKのプロジェクトXを見てください。女性は専業主婦で内助の功という話ばかり。あれが高視聴率を集めていることがその証拠ともいえるでしょう。リストラで企業は人を育てることを放棄し即戦力を採用し、いらなくなるとばっさり切る。これで女性が子どもを産む気になりますか?育児休業の取得率は高いけれどそれはやむなくやめた人がカウントされていないから。労働人口が減るのだから、女性の能力をもっと生かす人事制度が望まれるのに、実際は一度退職するとほとんどパートの仕事しかなく2億4000万円も生涯賃金が違ってくる(内閣府の試算)んだそうです。

とてもとてもこれだけで少子化を語りきれるわけではありませんが、論点整理として子どもを生まないのではなく生めない事情をまとめてみました。この捕らえ方が一番多くの問題点をカバーできるような気がしています。

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2005/10/12

お粗末な性教育

わさびさんの記事にトラックバックします。すてきな奥さんなれるかな: 子供を産むなら大人になろう。そんな当たり前のことを言わねばならないこの現実。.


先月のべグライテンの例会の内容が児童養護施設の慰問ボランティアの話でした。高島君の話(横浜そごうで意図的に迷子にさせられ親が引き取りに来なかった子の話。その子はとても賢くて、なぜ自分が親から見捨てられたのかを知っているようで、絶対に自分の名前も親の名前も言わないので仕方なく見つかったそごうの住所から「高島君」と呼ばれるようになった・・・)やらなにやら、かわいそうな子ども達の話ばかりでいたたまれなくなったのですが、最後の話が自分をうーんとうならせました。

講演者の友人が北欧のある国でボランティアをしているのだそうですが、彼女から「日本はまだ養護施設なんてものがあるの?」といわれたそうです。というのもその北欧(ノルウエーかフィンランド)の国では性教育が徹底しているので、望まれない妊娠というのがほぼ皆無だそうです。そして以前存在した養護施設もホーム形式(具体的にどんな感じなのかは分かりませんでしたが)で、今はそれすら必要なく里親希望者はほかの国から孤児を引き受けるといいます。

確かに。自分が大昔に読んだ思春期の子供向けの性教育の本(小説仕立て)がまだありますが(「結婚ごっこ」ベルイクヴィスト 晶文社・・・・・・ちなみに訳者あとがきで「この本の出版ひとつとってみても、おそらく、児童文学界は、ご馳走を遠巻きにしたよわいいぬのようにうろうろするだけだろうし、親や先生にも子どもに勧める勇気のある人は少ないのではないか」と書いています。それが1982年のことで、しかも本国より10年遅れての出版だったのです)セックスありきではなくお互いの体を刺激しあったり抱き合ったりということでも十分お互いの愛情は確認できるということや、初めてのセックスはうまくいかなくて当然とか、コンドームは二人で手伝ってつけたっていいこととか、徐々にうまくなればいいなどということが書いてあります。以前ご紹介したスウェーデンの中学生向け社会科教科書には「みんなが性に関するすごい話をしていて、自分だけ取り残されていると感じるのは間違い。半数以上の同級生が同じように考えているのだ」と指摘しています。「多くの人が中学生時代に初恋の経験をします。しかし約3分の2の人が関係を持つのは卒業後です。20歳過ぎまで待つ人も大勢います」とあり、統計上の初体験の年齢をパーセンテージで示しています。これらは事実を知らせた上で「あせる必要はないよ」と呼びかけているように思えます。(「あなた自身の社会」 新評論刊)

日本では学校も親も性の話はしません。あるいは上手ではありません。思春期の子ども達は雑誌やロマンス小説で性のことを想像するしかありません。しかし女性向けの本では彼がものすごく大切に抱いてくれる、そばにいてくれるイメージばかり強調され、男性向けの本ではいかにセックスするかが攻撃的に書いてあるばかりです。映画だって良心的な作品でもベットで愛撫だけで終わらせるシーンなんてないものねー。絶対に最後まで行きますよね。しかもコンドームしている時間なんかないですよね。だから性の世界観がゆがむのはある意味当然でしょう。しかも最近の芸能人のいわゆる「できちゃった婚」が拍車をかけます。しなければ恋人と認められないような感覚を持っている子ども達や若い人(と書くと自分がそうではないみたいだな・・・)がほとんどでしょうね。街中で若い恋人たちに「お互いの体を大事にするんだよ」とコンドームを配りエイズ検査を簡単にやってあげるなんていうのは六本木の赤ひげと呼ばれる赤枝医師くらいでしょうか。鳩ヶ谷雑記: こんな産婦人科医もいます.

水谷先生の本でも援助交際でエイズをうつされて、投げやりになって仕返しとばかりに援助交際を続け骨だけのようにやせ細って亡くなる10代の女の子の話があります。真剣にこの問題を考えないと虐待も減らない、若い子のエイズはじめ感染症は増える一方というどうしようもないことになりますよ。

以前も似たようなこと書きました。やはりわさびさんの記事がきっかけでした。こちらもどうぞ小5の中絶って、どうよ。

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2005/10/10

あらためて32条

実は7日に精神科デイケア施設を持つ都内のとあるクリニックを見学してきました。いくつか候補を探したのですが、ここが一番印象がよく、多分ここに通うんじゃないかなと思っています。候補の中では一番遠いのですがそれでも1時間ちょっとで行けるので問題ないでしょう。問題は費用です。主にかかっている病院以外にもデイケアなどの利用の場合は別の医療機関で32条を併用することができるのだそうです。それは大変ありがたいのですが、ご承知のように32条自体が風前の灯ですから3割負担になることも視野に入れなければなりません。週1回のデイケア利用で、32条を適用して月3000円かかるんだそうです。ということは診断名がうつ病で、自立支援法の対象からももれた場合6倍の18000円かかることになります。案内してくれた看護師さんの話だとデイケアの利用者は32条適用が当たり前のようですから、自分のこともさることながら、今デイケアに通っている人たちには32条廃止はかなり手痛い打撃だと思います。デイケアという施設の存亡にもかかわるのではないかと思いました。なにしろデイケア開設日(休日はお休み)には毎日通っている患者さんもいるんです。

どうにか32条守れないものか、と改めて思わされた1日でした。

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つらかった。

7日の夜から調子が悪くなって、8日はまだ少し動けたのですが、9日は完全に一日寝込んでしまいました。今回は特別何かきっかけがあったわけではないのですが、しいて言えば「寒かったから」。笑いますよね、言い訳にならないと思いますよね。でも間違いなくこの病気は気候にも左右されます。この3日くらいのしんどい日々をすごしてやっと秋の気温に慣れてきました。最高気温が20℃ちょっとですから衣替えですよ。9月が残暑厳しかっただけにそれなりの気温になるとやはり慣れの期間も必要なようです。あー、つらかった。みなさんの体調はいかがですか?いよいよ風邪とインフルエンザのシーズンです。体調管理、気をつけてくださいね。

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2005/10/08

コメント

今日はなかなか、考えがまとまりません。が、昨日結婚情報会社から電話が来ていろいろ話しているうちに、先日わさびさんのブログに自分がしたコメントをまた思い出しました。このコメントは自分の鳩ヶ谷雑記にはかけない気持ちなんです。もし興味があったら読んでみてください。あわせて不妊治療で女性が味わっている苦しみの言葉にちょっと触れてみていただければと思います。すてきな奥さんなれるかな: いま、不妊治療について思うこと。.

コメントのお返事、ちょっと待ってくださいね。

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2005/10/06

御用聞きと宅配

国勢調査の調査票に同封されていた埼玉の人口ピラミッド図(少子高齢化でピラミッドになっていませんが)をしげしげと眺めて思ったことがあります。昭和40年代から50年代はGMS(総合スーパー)の隆盛期でしたが、この時代はいわゆる団塊の世代が人口の中心を占めていました。物も十分に行き渡ってはいませんでしたのですごく購買力があって、自分の勤めていた時代の上司(店長クラス)は「自分が現場にいたころは特売で商品をワゴンに出そうとするとその段階でお客さんの手が伸びてきてまるで空中販売のようだった」なんていう人もいました。それが前回の国勢調査では団塊の世代が50代にそっくり移動して、今まで団塊の世代が占めていたところに自分たち団塊ジュニアがいるわけです。自分たちはすでにものの有り余っている時代に育っていますからライフスタイルとか好みのテイストがはっきりしていて、お金が無くても一点豪華主義でこだわって物を買っています。自分も食品以外の買い物はほとんど専門店です。この人口の二つのピークを両方押さえているのが、今隆盛している郊外型ショッピングモールですよね。団塊の世代はGMSが、われわれより下の団塊ジュニアは専門店モールが相手をしているわけです。そういう意味では郊外型ショッピングモールというのは理にかなった商業形態なのかもしれません。

ところで団塊以上の世代はどうしているのでしょう。外に出るのが苦にならず、お金もそれなりにあれば三越みたいな老舗百貨店で買い物するかもしれません。それとこの世代が昔地元の商店街を支えていたんですよね。今商店街が軒並み元気が無いのは、自分たちの中心顧客が高齢化していることに商店主自身が気がついていないことがあるのではないでしょうか。駐車場があれば若い人が買い物に来るかといえば、そんなことは無いでしょう。魅力がある店には駐車場なんか無くても買い物に行きますよ。むしろ商店街の主要顧客は高齢化で足腰が弱って、買い物に行くことそのものが億劫になっているというのが実態だと思いました。

昔は共働きが当たり前でした。あるいは家事そのものが忙しくてゆっくり買い物に出ている暇がありませんでした。そこで商店はお客さんの所へ自らでかけて商売をしました。豆腐売りのラッパの音、懐かしいですね。野菜も売りにきたし、落語なんかを聞くと昔は風鈴や金魚まで売りに来ていたことが分かります。それが高度経済成長で家電製品が普及して所得も上がったせいで専業主婦というのが登場したんだと思います。最近思うのはあのバブルまでの右肩上がりの時代というのが歴史的にはきわめて特殊な時代だったのだったということです。年功序列、一億総中流というのは高い経済成長があったから実現しえたのであり、低成長になった今、みんなに平等にお金が回るということが不可能になった、それで所得格差が開いてきたというのが実態ではないかと思えます。

少し脇にそれました。今商店街はまたじぶんからお客さんのところへ出かけていくことが必要なのではないでしょうか。御用聞きと宅配です。何度も紹介しているべてるの家ですが、かれらの請け負っている仕事の中に宅配事業があります。人口1万5千人の過疎の町とはいえ浦河は日高支庁の中心地であり道庁関連の施設や気象台もあります。そういう中で、オムツ一個から宅配するべてるは町に無くてはならない存在になってきています。本屋さんから役所へ本を宅配したり、さまざまな宅配を請け負っているのです。従来商品1個の宅配というのは人手とコストがかかり嫌がられたものでした。でもべてるは利益が出なくてもやってくれますから商店からもお客さんからも感謝される存在なのです。

これも前に取り上げたスワンベーカリー。東京、北区の十条店は立地がよくなくそのままではお店の運営は困難と思われました。しかしここも宅配で活路を開きました。宅配セットなるものを作って近所に声掛けをし顧客を増やしました。宅配セットは週1回届けることになっています。一回625円で一ヶ月2500円。PRもかねて季節の便りとパンの解説を同封しています。それが楽しみでパンを買うという顧客も多いといいます。(「はばたけスワンベーカリー」汐文社)それ以外にも戸田にあるヤマト運輸の大きな流通センターへお昼には出張販売に行きます。

それでも1個から宅配というのは個人商店には時間的になかなか難しいものかもしれません。たとえばこういうのはどうでしょう。商店街で協力してお互いの商品を一度集約してから地域別に配達するのです。コンビニエンスストアの生まれたころは発注単位が多すぎて店に大量の在庫を抱えざるを得ませんでした。それを多店舗化し、流通センターに商品を集めてから個店に配送するということで解決してきた歴史があります。同じことをやれないものでしょうか。

宅配需要は高齢者だけでなく共働き世帯にもあります。自分の知っている共働き世帯のうちいくつかは生協の宅配を利用していますが、100%満足というわけではないし、生協で扱っている商品にも限りがあります。商店街が共同して御用聞きと宅配をしたらかなりの効果が上がるのではないでしょうか。以前ご紹介した千葉県銚子のとあるセブンイレブンはやはり立地が悪いのですが、御用聞きと宅配、さらにセールス上手で、今年の節分の恵方巻き売り上げ全国一を成し遂げています。

本当は鳩ヶ谷でも街の為に商店街がもっと力を出さなければならないのですが、残念ながら中心商店街はその活力をすでに失ってしまったように見えます。歯抜けのようにマンションになっていくさまを見ながらいつも「何とかならないものだろうか」と思ってしまいます。

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2005/10/05

不可抗力

調子は悪くないといえると思います。毎日布団を上げて、最低掃除機はかけているし、ご飯も炊いています。しかし、積極的に調子が良いかというとそうでもないんです。おきているときの集中力がどーんと落ちています。このブログも書きたいことはいつも言うようにてんこ盛りなんですが、記事として搾り出すまで集中力が続かずに書きかけのままになってしまうネタが多くなっています。そして寝つきが悪い、薬を飲んでいるのに・・・。そして起きているときにやたらと眠くて生あくび連発です。しかも食事中に急に眠気が襲ってきてこてんと寝てしまうことがあります。これが、もうどうにも自分でコントロールできないくらいの強い眠気です。不可抗力です。

春先までも実はこんな調子でした。でもそれから徐々によくなって、夏場はとても深く眠れて、おきるとまったく眠くないという状態が続いていました。自分は実は学生時代から居眠りがひどくて、高校時代は教壇のまん前の席で恐れ多くも眠りこけていましたし、大学時代も授業時間の半分は眠っていました。よく卒業できたなと思います。就職を考えるにあたってまず考えたのが、眠れない仕事じゃないとだめだということでした。それで立ち仕事のスーパーを選んだのです。これ、ほんとうです。机に座ってする仕事や会議の多い仕事では自分は務まらず、だめ社員の烙印を押されたでしょう。

今考えるとこのひどい眠気もうつの前兆だったのかなという気がします。要は夜熟睡できていないということですもんね。あるいはナルコレプシーという病気もあるんです。これは本当に大事な会議でも眠気を我慢できないという病気です。自分の症状に当てはめてみるとナルコレプシーではなさそうだったのですが・・・。

今もネタを抱えながら書いては消し、あくびして、「うーん」とため息という状態です。ここしばらくは低迷するかもしれません。

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2005/10/03

こんな銀行使うもんか

会社で給与振込み先の銀行名を記入すると思ってください。みつびしゆーえふじぇーしんたくぎんこう。書く気がしますか?絶対いやだ。馬鹿にしている。いやいや三井住友だってひどい。名前もひどいけれど川口支店に行くと窓口の外にいる案内担当者がこう聞くんです。「ご用件は何ですか」

こんな銀行つかうもんか。

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温泉とアートと朝ドラ

大分県の湯布院町。10月1日から下流の庄内町や挟間町と合併して由布市になりました。もともと由布の地名は別府と湯布院の間に高くそびえる由布岳にちなんだもの。湯布院という表記は由布院と湯平町が合併したときの合成地名だそうですから、もとの表記に戻ったことになります。しかし旧庄内町や旧挟間町は県庁所在地であり商業と工業の街大分市とのつながりが深く、今まで農業と観光と自衛隊駐屯地という比較的閉じた産業構成だった町は、大分への通勤通学者のベットタウンとしての性格も持つことになります。

湯布院は温泉地として名高く、「敬老の日に親にプレゼントしたい温泉旅行は」というアンケートに全国2位という結果(8月の日経新聞土曜日)も出るほどの人気。そして今日10月3日からはこの湯布院を舞台としたNHKの朝ドラ「風のハルカ」がはじまりました。しばらくは普段にも増して観光客が増えることになるかもしれません。

湯布院は温泉地であるとともにアートの街でもあります。JR由布院駅にはアートホールが併設され、列車待ちの人が待合室代わりに使っています。このほか由布院美術館をはじめ11のアート施設が町内に点在しています。

由布院美術館には自分の知人がいます。自分が一時福岡の八女に住んだきっかけになった、ある大学の先生の関係でお知り合いになった方で、館長の娘さんと結婚されて今はすっかり湯布院の人になっています。その先生の企画で美術館の中にも温泉風呂がありロテンナーレと名づけられていたのですが、今は足湯として使われています。九州に行くときはだいたいこの方を訪ねて湯布院に一泊することが多いです。

一泊するときの宿は決まって湯布院ユースホステル。ここは高台にあって喫茶室から湯布院の町を一望できます。もちろん風呂は温泉でささやかながら岩風呂になっています。清潔でとても気持ちのいいユースで、自分が泊まったことのあるユースの中では3本指に入るところです。ペアレント(経営者)さんはご夫婦とも大分出身で、ノウハウは美山ハイマートユースホステル(京都府)で教わったそうです。美山ユースは自分はとまったことがないのですがかなりハイレベルのユースなのでしょう。湯布院ユースは現在じゃらんネットで予約することもできます。会員価格より1000円高くなりますが、一室借りすることができます。相部屋がいやな人でも大丈夫。ペアレントさんの手が空いたときは食後下ん湯という名前の露天風呂へ連れて行ってくれます。

さて先月九州を訪れたときも湯布院に立ち寄りました。駅のアートホールでは柾木高さんという大分の中津出身の画家さんの個展が開かれていて、なんとユースにはそのご本人が宿泊していました。アートフォーラムの講演と関係者との懇親会のために湯布院を訪れておられたのです。柾木さんの作品は鋭いタッチの幻想的な作品で、アートホールの外から窓越しに見てもその魅力に惹きつけられるようなところがありました。

翌日は台風が近づいており、強風のため由布院美術館を見学することはできませんでした。館長の娘さんが台風に備えて建物の戸締りなどのために来ていたのでひとしきりお話した後駅のアートホールへ。アートホールでは柾木さんと、やはり自分が八女に住んだことで知り合いになったアートホールの職員、恒吉さんがお話をしていたので輪の中に加えてもらいました。湯布院でのアートのありかたについて、柾木さんは「湯布院の小さな美術館でマティスをみたって仕方がない。むしろ湯布院でなければ見られない作品を集めるべきだ」とのこと。ちょうどマティスの特別展をやっていた美術館があったのですが、「マティスなんか東京へ行けば、ニューヨークへ行けば膨大なコレクションを見られるのに」とのこと。確かに何度も訪れている自分は由布院美術館で扱っている佐藤渓の作品にだんだん惹かれるようになりました。佐藤渓は国内各地を放浪しながら絵を描き(川口に住んだこともあるそうです)湯布院で没した画家です。あまり知られていなかったこの画家に光をあてたのは、美術館の館長高橋さんでした。美術館の建物はユニークな建築で知られる象設計集団の設計です。象設計集団は埼玉でも宮代町の小学校を設計しており、そのユニークな建物は多数の見学者を呼んでいます。

さらに湯布院の街づくりについて2人の話は続きます。温泉地として全国的に有名になった湯布院には、地元のネットワークとは無縁な、お金を稼ぐだけの観光施設や旅館などもできているそうです。こうしたところがせっかく来てくれたお客さんに悪いイメージを植えつけないか、とても心配していました。朝ドラがさらに観光客を連れてくるとなると、ますます外からの業者が入り込んでくるかもしれません。また下流2町との合併についても、「大分に目が向いている人たちが湯布院に関心を持ってくれるのか」との感想でした。

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2005/10/02

そろそろ鬼も笑わないかな

ねたが新鮮でなくなってしまうので、早く記事にしたいと思って書きかけのものが2本。でも今日は書けそうにありません。

今日は、来年進学を考えている福祉専門学校の学校説明会でした。9時からのその説明会にいけませんでした。昨日も朝は調子よく布団を上げて干し、洗濯して、床ぶきするところまではよかったのですが、その後ちょっと本を読んだり、新聞読んだりするとすぐくらっとして頭が・・・なんていうんでしょう、両側から押さえられるような不快感があって、つらくてごろんと横になったりしていました。新聞も読めないということで自分をもてあましてしまったのですが、やがて久しぶりに時間をかけて料理でもしようかと、買い物に行き簡単メニューですがカレーなんぞを作りました。自分のカレーはトマト缶とトマトジュースで水分を出し、あまり水を入れないのが特徴です。少し酸味の強いものになりますが、コーヒーでもモカ好きということで酸味は結構すきなのです。

今の体調から判断して、来年月曜から土曜までみっちり学校の授業を受け、学休期間にはボランティア研修をして、精神保健福祉士の国家試験を受験するというのは不可能と判断しました。確保してある授業料相当額のお金は本当に大事に使わなければなりません。幸い学校のほうでは卒業後の就職に関して、年齢に応じて若い人がほしいところも社会経験がある人がほしいところもありますよ、とのことで50代の学生さんもいるそうですからあせることなく、何しろきっちり体調をよくして授業や仕事に耐える体にすることが必要です(あえて「治す」とは書きません)。

ただ、時間をもてあまし気味です。本を読めるときは良いのですが、体調がよくても本も新聞も読めないときのために精神科のデイケアに行くことにしました。ボランティアではないけれど、うまくすれば自分がかかわろうとしている精神障害を持つ人々と交流を持つことができます。病院でソーシャルワーカーや看護師さんたちの働きぶりも垣間見ることができるでしょう。プラスプラスに考えていこうと思っています。発病するまでの社会経験や演劇活動を考えれば、体さえ何とかなれば多少のことはできるはず。

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2005/10/01

ダイエー川口店閉鎖決定

9月30日の日経朝刊に閉鎖54店舗決定との記事が出ています。埼玉では他に鶴ヶ島の閉鎖が決まっています。所沢は地元の反対が功を奏したか、残ることになったみたいですね。埼玉県内の店舗網は元忠実屋の店舗が多く川口もそうでした。

川口の商店街マップによると、このダイエーの敷地はもと鋳物工場で、しかも川口を鋳物の街として全国に有名にした映画「キューポラのある街」のモデルとなった工場だったそうです。一度増床して3層の規模の大きな店構えになっています。立地も決して悪くありません。全国ではじめて自社系列のドムドムハンバーガーをやめてマクドナルドをいれたなど、結構話題にもなりました。

オープンしてからの変遷はこちらはるまき総研ブログ: ダイエー川口店、中内氏とともに去りぬ.が詳しいです。

ジャスコとそごうのチラシは日経には入らないので分からないのですが、他のスーパーが水曜日にチラシを入れるのをあえて避けてダイエーは木曜日にチラシが入るんです。しかし、見るのも嫌になるようなつまらないチラシで、しかも盛岡や新潟、仙台と、あるいは南松山と鹿児島、鹿児島中央、谷山と合同チラシなんですからエリア特性も無視したどうでもいい感じのチラシだったと思います。店舗も本当に魅力が無くてどうしようもない感じ。埼玉版では近所の消費者の声として「品揃えもサービスも忠実屋のほうが良かった」とか「生活には困らない」とかさんざんの言葉が・・・。17,000㎡もあって49億しか売り上げがなかったというのもびっくりですね。

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hpといえば

ホームページの略ですか?それともヒューレット・パッカードのことですか?パソコン生活のひたり具合によって変わってきそうですね。うちにはヒューレット・パッカードの製品はないのでホームページと思うかな?

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