本当ですか?
旅行中見た南日本新聞(鹿児島)9月3日の記事に拠れば、国の14府省庁が2日までに予算計上と執行実績に格差がある事業を調べ、架空計上や他目的流用が104件100億円を越えることが判明したとのこと。しかも公表は一部だけだそうです。ひえー、ほんとですか?
さらに驚くのが、以下の引用部分
政府の支出に無駄が多く、使わない予算を要求する第一の理由に、獲得した予算額が会計担当者の人事評価につながるという役所特有の文化がある(中略)政府は利益を目標としない。企業では利益につながる「経費の節約」が、役所では仕事をしていないと言う負の評価につながる為、予算を節約しようとの意欲が生まれない。
お金が無いのにこんなことやっていたらもたないよ。架空計上も他目的流用も論外でしょ。責任の所在はどこにあるんだろう・・・。蒸し返すようですが先日のSさんが電話でこんなことも言っていましたよ。「目的外のお金をプールして、飲み食いに使うなんてどこでもやっていることでしょ?」
確かに自分のいた会社では、完全閉店の時に減価償却済みの什器や備品も売ったりして、それを元手にお別れ会をしたことはありますけれど、予算を他目的に使ったりしたら懲戒免職じゃないですか?
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