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2005年9月

2005/09/30

うーー

親方新井の記事は長い割りに自分で書いた所は少ないので何とかなりましたが、実は今週辛い日が続いています。メーリングリストで交流している人たちとのやり取りでうまく通じていないことがあって、それで神経をすり減らしています。うーーっていう感じなんです。いつもすいません。お返事もうちょっとお待ちください。

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2005/09/29

tamamu+新井英夫公演ツアー

親方新井から公演のお知らせが来たので転載します。新井さんについて詳しくはこちらを鳩ヶ谷雑記: わが親方.どうぞ。

このたび、ウィーンから来日している「タマム」というアートプロジェクトに出演いたします。ライブドローイングにダンスと生演奏を含む音楽がついたユニークな企画です。絵巻物、おとぎ草子のの世界に生身のヒトが紛れ込んだように、ライブ生み出されで舞台に投射される絵筆の線とダンサーが一体になって舞台を構成します。幻灯や紙芝居をも思わせるどこか懐かしい不思議な舞台です。

ほとんどの公演が入場無料!! 日本EU市民交流年にちなんだオトクな企画!!です。押し迫ったお知らせで申しわけありませんが、ぜひお越しくださいませ。関東近郊の方は、特に10/7金、東京三田慶応での公演(18~20時)がオススメ!!です。万障お繰り合わせの上のご来場お待ちしております。


■■Ta Ma Mu (タマム) 2005年日本公演ツアー■■
  ー  踊る筆・描く音・奏でるからだ  ー 

<2005年 日・EU 市民交流年における公式文化イベント>

「タマム」

○9/29 18:30 千葉県野田市 興風会館 ¥2500 
  問い合わせ 04-7122-2191(興風会館)
○10/2 14:30 青森県八戸市南郷区 南郷公民館大ホール 入場無料
  問い合わせ 0178-60-8100(南郷市企画総務課)
○10/7 18:00 慶応義塾大学三田キャンパス北館ホール 入場無料
  問い合わせ 03-5427-1621(慶応アートセンター)
 www.art-c.keio.ac.jp/17/tamamu.html

○10/10 14:30 つくば市 かすみセンター 入場無料
  問い合わせ 029-850-1824(カスミ社会貢献課)
※ここではワークショップを経た一般市民も公演に参加! お母さんや赤ちゃんも!?踊ります。

○詳しいお問い合わせは、直接新井へ
  
http://www.h2.dion.ne.jp/~hideo-a/
tel/fax03-3819-7019 携帯090-6027-7948

●『TaMaMu』(タマム)とは?
『TaMaMu』(タマム)は、ダンス(tanz)、絵画(Malerei)、音楽・声。・語り(Musik)を融合させ、新たな総合舞台芸術表現を開拓してきた、80年代後半からオーストリア・ウィーンで活躍する芸術集団です。
 画家ローマン・シャイドルが、ライブで舞台に展開されるダンス・音楽・語り・演技と同時進行でその場で絵筆を走らせ、舞台上にOHP(プロジェクター)で投影していきます。絵巻物・墨絵・御伽草子を思わせる「踊る筆跡」がいま・ここで、生まれては消えていく、舞台上の演技者は絵画の世界にまぎれこみ、そして溶け合っていく…。 ハイテクやCGでは創れない、どこか懐かしくあたたかい幻灯世界がくり拡げられます。舞台写真、日本ツアー等の詳細は以下のURLをご参照ください。
http://www.tamamu.com/

●出演者等。
ウィーンというと、西欧伝統文化の中心都市のひとつ、とだけ連想されがちです。しかし現状は多民族・多文化が混在し、多様性あふれる先駆的芸術文化が一方で育まれています。このようなウィーンの文化状況を反映して、TaMaMuはボーダーを越えた多彩な出演者によって構成されています。言語・世代・文化などの違いが、いさかいをもたらすのではなく、歓びや豊かさとなるよう、新たな芸術の創出を通して願う者たちがタマムに集いました。

○ローマン・シャイドル/ ライブ絵画ドローイング(ウィーン在住)
○カタリーナ・プシュニク/ 語り、ライブ絵画ドローイング(ウィーン在住)
○新井英夫/ ダンス(東京在住 03年よりTaMaMuに参画)
○マグダ・ロイツェンバウアー/ ダンス(ウィーン在住・ブラジル出身)
○阿部京子/ 作曲・演奏(ウィーン在住)
○神山晶吉/ フルート演奏(東京在住)


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2005/09/27

生き物を食べる

日記の2つ目です。この宗谷本線の旅はなかなか出来ません。特に時間をかけて普通列車でとことこ行くなどというのはある意味とっても贅沢な旅だと思います。では、どうぞ。


前回美瑛までの話しかかけませんでした。美瑛から戻って旭川駅へ。そこから名寄行きに乗りました。今回ワンマンでははじめての2両編成です。

小樽までは青春18切符を使っていると思われる若い子たちで列車は立ち客が出るほどでしたが、こちらは発車になってもすいていました。上川盆地を北へ向かい途中塩狩峠を越えます。ここは確か三浦綾子さんの小説で有名になったところで天塩川と石狩川の分水嶺になります。塩狩で乗り降りしたのは皆若い人ばかり。ここにユースホステルがあるのでユースの利用者さんかもしれません。士別まで高速道路があるのですが、国道にすら車があまり走っていないのに・・・と思いました。旭川までで十分。北へ伸ばすより函館へ早く伸ばすべきなのではと思いました。

名寄で乗り換え。待合室に入るとハローワーク名寄の求人案内が冊子になって置かれています。持ち帰りOKだそうですが、自分はぱらぱらと見るだけにしました。正社員で20万以上の給料が取れるのは薬剤師さんだけで、あとは13~15万くらいの給料でした。物価が安くて何とかなるのでしょうが、冬の暖房費を考えるとどうかな?手当てがつくのかもしれません。

名寄からは1両のワンマンカー。乗客も15人程度です。美幌に止まりました。ここは昔国鉄時代に「日本一の赤字線」と言うことで入場券を東京で売ったりしていた美幸線の起点だった所。廃線の面影は無く駅が立派になっていました。そうこうするうちに音威子府に着きました。ここで1時間半近く停車です。

ここは昔もともとの宗谷線だった天北線の分岐点でした。貨物列車や旅客列車が行きかい機関庫もあって、鉄道の街として栄えたのです。しかし貨物が廃止になり、天北線も廃止になり、JRになってからはほんとうにローカル線の1駅になりました。これは現在人口1500人あまりと言う村にとって大きな試練であり転換だったと思います。今でも天北線の代替バスがあるのですが乗り換えたのはたった2人でした。

ここはおそばやさんが大変有名です。昨年NHKで放送された日本一長距離切符の旅でも紹介されましたが、列車の旅好きならここは多分知っていると思います。ライダーも寄っていくくらいです。自分もおそばをいただきました。

音威子府を過ぎると天塩川に沿って列車は走ります。農地がほぼ無くなって、牧草地となり牛が放牧されているのが見えます。それが幌延や豊富あたりで、それも厳しくなると原野が広がります。やがて日本海に沈む夕日を一瞬見る事の出来るポイントがあってそこを過ぎると急に街中に入ってそこが稚内でした。

こんな優雅な時間を過ごすことが出来るのはなんと贅沢なんだろうと思いました。お金にかえられないものだと思います。稚内のユースホステルで同宿だった50台くらいの女性も同じ事を言っていました。それと人間って生き物を食べて生きているんだなと言う当たり前のことを強く思いました。動物にしろ植物にしろ・・・コメだったりとうもろこしだったり、野菜だったり、牛だったり、魚だったり・・・。みんな生き物ですよね。風景が厳しい自然を反映するようになればなるほど、作物や家畜によって人は生き永らえるのだなと思わされました。これは貴重な体験だったと思います。

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自然とは

2つの記事に分けて、先月北海道を旅したときの日記の一部を公開します。


28日は計画によると旭川から稚内まで各駅停車の旅です。しかし列車は12時過ぎなので、ちょっと美瑛まで寄り道することにしました。

美瑛もずーっとあこがれていた土地でした。まさかこの年になってくることが出来るとは思いませんでした。駅を降りると駅前のお土産やさんに行き「1時間しか無いけれど」といって自転車を借りました。1時間で十分いけるよと教わったのは3キロほど先の展望台です。

美瑛は丘の街。展望台と言うのは丘の上にあるのです。延々上り坂。でもギアつきだったのでなんとかこいで行きます。ゆっくりゆっくり視界が広がります。写真で見た丘の畑の景色が自分の目の中に入ってきます。約30分で展望台到着。40分と言われていましたが、20代の頃だてに一日50キロくらいサイクリングをしていたわけではなく、足の筋肉は結構あるんです。

展望台から畑を眺めます。シーズンではないので作物の植えられたきれいな畑ではありませんでしたが、でも確かに写真で見た景色です。15分ほど休みながら考えてしまいました。東京の住宅密集地に住んでいる人たちがよく郊外の田んぼや畑をみて「自然」と言う言葉を使うんです。でも農業用地は純粋な自然では無いですよね。人が手を入れて田んぼや畑にしているわけです。美瑛ユースホステルのホームページを読むと、この景観を守る為に地域の農家と観光施設、宿泊施設の人たちがいろいろ議論し援助したりしながら助け合っていることが書いてあります。美瑛の景色は人が手を入れなければ美しくなくなってしまうのです。

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キャラの改装

アリオ川口のオープン 鳩ヶ谷雑記: アリオ川口.を目前に控え、商圏がもろにバッティングするダイヤモンドシティ・キャラは大改装中です。大・・・と書きましたがお客さんにはあまりばたばたして印象を悪くするのは得策でないので、工事を少しずつずらしながらの改装です。しかしトータルでは10以上のテナントが入れ替わるようです。バス停側のエントランスでは以前あった女性向け衣料の大きなテナントの代わりにGAPが進出。10月半ばにオープンとのこと。10月下旬には全部の工事を終えて、オープン5周年記念祭と銘打った売出しを仕掛けてアリオ川口のオープンをけん制すると言う、とてもストレートなストーリー展開を仕掛ける予定のようです。

GMS(総合スーパー)はいくら改装しても所詮レイアウト変更に過ぎないのに対し、専門店モールはテナントの入れ替えで目新しさを出せるので有利ですね。しかもテナント側は入れ替え対象にならないようにそれぞれが努力します。個々のショップに魅力が無ければモールとしての総合力が落ちてしまうのですからデベロッパー側も必死、専門店もぶら下がっていてはダメ。自分の店が顧客を引っ張ってきているくらいの自負が無いと入れ替え対象になってしまいますね。

そこにGMSの限界を感じます。イトーヨーカドーは平場(かばん売り場やスカート売り場など物によって区分された売り場のこと)重視で、平場の衣料を再生させると言う大きなテーマを、元伊勢丹にいて福助の会社建て直しにも携わった藤巻氏に託しました。しかし、平場としてマスマーケティングをしようとすれば、結局専門店がターゲットとしていない50代以上のシニア層が顧客とならざるを得ません。商品を変えたからどうこうと言う問題ではないのです。

そういう意味でアリオ川口はイトーヨーカドーにとって非常に大切な実験をする場になります。郊外型のショッピングモールがこれほど至近距離でぶつかるというのも今までに無かったことだと思いますので、どうなるのか興味があります。それにしてもアリオ川口の周辺道路の環境は悪すぎて、店にとっても住民にとっても悩ましい事です。

10月16日追記:アリオ川口の弱点は駐車場と周辺道路とみたのでしょう。キャラは平面駐車場を増設しています。以前サイボーの倉庫だったところをつぶしてかなり広い駐車場を作っている最中です。また先日GAPがオープンしチラシが入ったようで、かなり多くの子供づれの客が買い物に来ていました。

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2005/09/26

ぐるぐる

体の調子はそんなに悪くなく朝には布団をあげてしまったのですが、それからどうも頭がぼんやりぐるぐるしています。何かまとまったことを書こうとしてもかけません。散発的にいろいろなことが浮かんでは消えと言う感じです。落ち着くまでお待ちくださいね。

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2005/09/24

アルコール中毒

べてるの本の一節にこんな言葉が・・・。大笑いしつつその人の闘いの歴史を感じます。

「世の中広しと言えど、自動販売機で売っている病気はほかになかんべ。」

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2005/09/23

見切り発車

赤羽駅を25:10に出る深夜バスの話を書きました 鳩ヶ谷雑記: 日本一遅い時間の路線バス.が、自分も結構利用する機会があります。昨晩は友人宅で飲んだ後帰宅しようとしましたが、連休の前で京浜東北線がものすごい混雑。途中で気分が悪くなって休んだりしていたら大宮行き終電になってしまい、その赤羽駅25:10発のバスに乗る羽目になりました。

ところが昨晩はJRのダイヤが大幅に乱れていました。東海道線で人身事故があり復旧したのが終電間近になってしまったのです。影響で東海道線から来る湘南新宿ライン経由高崎線の電車が1時間以上遅れて25時近くにやっと赤羽に着いたほか、京浜東北線最終の赤羽どまりの電車が、おそらく品川で東海道線と接続を取っていたようで定刻を15分以上過ぎても赤羽に着きませんでした。このためバスは南浦和行き以外は10分遅れの25:20に接続を取らず見切り発車しました。終電がバスと接続できなかった経験は初めてでちょっとびっくりでした。あと1本遅かったらバスに乗れず、タクシーに乗る金も無くとぼとぼ鳩ヶ谷まで歩いて帰る羽目になるところでした。真夜中に歩いて渡る荒川大橋は本当にわびしいものです。以前一度やってこりごりです。

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2005/09/22

リリアのオルガンコンサート

10月12日(水)のリリア・プロムナード・コンサートは柳澤文子さんの演奏です。柳澤さんはこの鳩ヶ谷雑記も時折読んでいて、先日はコメントもいただきました。やはり芸大の卒業生です。
柳澤さんのホームページです。ブログもあります。ayako yanagisawa.

入場は無料です。15:00と19:00の2回演奏があります。お近くの方はぜひお越しください。

オルガ二ストのみなさんはトークが本当に苦手で困るようですね。もう一人友人で、彩の国さいたま芸術劇場でオルガンコンサートを控えている友人もトークが苦手で、どうしようかと頭を抱えているそうです。後ほどご紹介します。

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2005/09/20

あきらめることの効用(当事者性の回復その2)

前の記事の続きみたいなんですが、相手のことをあきらめるというのがどういうことか書いてみます。

べてるの家と深く関わっている浦河赤十字病院の精神科部長、川村先生は浦河に赴任する前に札幌のアルコール中毒患者専門の病院に勤めていたそうです。そこで目からうろこの体験をしています。

アルコール中毒の患者さんと言うのは、「もう飲むのをやめる」と言うとき、本気でやめようと思っているのだそうです。でもやめられない。だから中毒なんですね。例えば旦那さんがアル中の場合、奥さんは懸命にやめさせようとします。そのうち奥さんは「自分がいないとこの人はだめになる」と思ってなおさら深く沈没して行きます。これを共依存というのです。

実は治療者も共依存みたいなことになっている場合があるんですね。川村先生は医者になって3年間、熱心に取り組んだのに一人の患者さんも断酒に持っていくことすら出来なかったそうです。ところが札幌のそのアル中専門病院に赴任したら自分はほとんど何もしないのに1年目から回復する患者さんが出たのだそうです。

なにかやり方に違いがある。これまでは失敗ばかり重ねてきたと仮定して、成功例を見たとき、失敗したことの意味が分かってきたんですね。アルコール依存症の場合は、まわりが一生懸命やればやるほど、本人は問題に気づかないようになっていく。責任や問題の後始末を誰かに委ねるというアルコール依存症特有のパターンがあって、医者として一生懸命やりすぎ、まんまとそのワナにはまってしまっていたんです。(「降りて行く生き方」横川和夫著 太郎次郎社)
その失敗を通じて川村先生はやり方を変えます。
大工の寺さん-寺澤繁さんは川村先生が札幌でアルコール依存症の専門医として活躍していた頃の患者さんだ。寺さんの話によると、その頃から川村先生は変な先生だったらしい。お酒をやめなさいなんて金輪際言わない。お酒を飲むのはあなたの自由だし、やめるのもあなたの自由だと言うのだった。寺さんはその言い種に閉口して、ぷっつりと酒を断った。
寺さんの話によると、アルコール依存症の人は誰かが自分のことを心配してくれるかぎり、お酒をやめることができないんだそうだ。寺さんの場合もそれはあなたの問題でしょ、と突きつけられてはじめてお酒をやめることができたんだという。(「とても普通の人たち」四宮鉄男著 北海道新聞社)


つまり、相手の世話を焼くのではなく相手の問題は相手の問題として返してあげることで、当事者はやっと自分の問題として受け止め自分でどうすべきか考え出すんです。

自分も終わりの頃は親に対して共依存状態でした。この馬鹿親、自分がいなかったらどうなるんだろう。一生面倒見続けなければならないのか、と思って絶望したこともあります。現在彼らは離婚調停をしてそのうえで一緒にいることを選択したので、自分としてはとてもすっきりしました。彼らは彼らのために一緒にいることを選んだので、自分のためではないことがはっきりしたからです。それでも未だに彼らは自分を心配すると言う口実で、実は逆に自分に甘えてきますけど、病気が悪くなるからやめてくれといって放置しています。

精神疾患を持つ人は医者や親から何も出来ない人として扱われます。おかしな話ですが、「責任能力が無い」と言う理由で日本の法律は精神障害があると罪を問いません。すごくおかしい。精神障害があろうと無かろうと同じ人間です。罪は償わなければなりません。同じように精神障害があろうと無かろうと本人の意向というのはあるのです。それなのに暴れる患者さんを無理やりだまして精神病院の閉鎖病棟に入れるなんて事が未だに行われているのは異常だと思います。もちろん緊急を要する場合はあるでしょうが、入れっぱなしでよだれがたれ続けるほど薬を飲ませて何が病院か。何が医者か。何が保護者か。(24日追記:これは言いすぎでした。自分は急性期の患者さんと直接接したことがありませんから反論されたらぐうの音も出ません。でも元気な統合失調症の患者さんや躁うつ病の患者さんとは交流があります)

この国では子ども達に対して全く同じことが行われています。べてるの本のひとつを書かれている横川和夫さんは、共同通信の記者として主に青少年問題を扱ってきた方でした。その横川さんはこんなことを書かれています。


かつてオランダの学校教育を知るために、メディア数社の論説・解説委員とともに、オランダの教育省や学校を見学したことがある。ちょうど日本では、厳しい校則が問題になっていたときだった。
 行くさきざきで「校則はありますか」と言う質問をくり返した。どこに行っても校長からは同じような言葉が返ってきた。
「校則はあります。それは『人間らしく行動すること』ということです」
 驚いて、「それだけですか」「人間らしく行動するとは、具体的にどんなことですか」と、私たちは矢継ぎばやに質問した。
「それは生徒が自分で考え、自分で決めることです。あまり細かい規則をつくると、生徒は自分の頭で考えなくなるので、つくりません」
 このオランダの中学校長の言葉は、日本の学校教育が、生徒の当事者性をいかに奪ってきたかをみごとに浮き彫りにしてくれていると思う。(「降りていく生き方」横川和夫著 太郎次郎社)

「朝2時おきで何でも出来る」と言う本を書かれた通訳者であり、今は環境ジャーナリストの肩書きを持つ枝廣淳子さんは著書の中で、「勉強しろと親に言われたことは無い。代わりに『あなたが持って生まれた才能を生かすも殺すもあなたしだい』と言われた」と書かれています。それで自分でいろいろ工夫しながら勉強されたそうです。

一度、相手(親、子ども、夫、妻、隣人、上司、同僚etc)をあきらめてみたらどうでしょう。嫌なところ、だめなところも丸ごとその人そのものであると認めてあげてはどうでしょう。

最後にべてるの本の中から印象的な言葉を引きたいと思います。

そして気づいたのは、私はべてると10年かかわるうちに、人を選ぶということにひどくいい加減な人間になってしまっていた、ということだったのです。  かつての私は、どうでもよい些細な事柄でまわりの人間を峻別しては、嫌ったり嫌われたりして人間関係をこじらせてしまうのが得意でした。その私が「選ぶ」と言う行為を放棄してぼんやりしてしまっていたのです。それは無意識のうちに、人生でどんな人と出会うかは、実は選べそうで選べないことだと思うようになった自分と出会うことでした。これは、なかなか愉快なことでした。(小山直さん、マルセイ協同燃料・社長  「べてるの家の「非」援助論」 医学書院)

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2005/09/19

あきらめる

わさびさんが、とっても愉快な記事を書いていたのですてきな奥さんなれるかな: 怒らない。.これにトラックバックです。

最近自分は「べてるの家」のとりこになっています。べてるの家について詳しくはこちらを鳩ヶ谷雑記: べてるの家.どうぞ。

べてるの家にまつわる本は何冊もあるのですが、みんな面白いです。思わず吹き出すこともしばしば。最近これくらい笑わせてくれる本は無いなと思うくらいです。しかし単に面白いわけではないんです。笑いの裏には登場しているべてるの家の住人のみなさん(精神障害があって、入院歴のある人ばかりです。軽症の人だけでなく重症の人もいます。実家に火をつけて全焼させた人もいます)が、発病前にかなり厳しい人間関係の摩擦があって、それで苦労した上で、発病したら今度は違う意味でとても大変な目に合っているんです。そういう地盤を踏まえたうえでのおかしさが、自分を吹き出すほど笑わせてくれるのです。

自分は、前にもちょっと書きましたが、人生をあきらめました。あきらめるというのは投げやりと言う意味ではありません。「自分が病気であることを丸ごと全部引き受ける」と言う考え方です。うつ病や統合失調症、躁うつ病、アルコール中毒など、これらはほとんど体からの信号です。「この生き方では自分の体が持たないよ」と体が、脳が信号を出しているんです。あるいはあまりにも辛い人間関係などから身を守る為に逃避しているんです。まともに生きようとするとあまりにも苦痛だから。自分は両方かなと言う気がします。両親から逃避する為にワーカホリックに走っていたようなところもあります。

あきらめるというのは、周りの支援者にとっては「病気であるその人をそのまま丸ごと受け入れること」です。この定義はべてる流の定義として「べてるの家」のビデオを撮影した四宮鉄男さんが「とても普通の人たち」(北海道新聞社 2002年)と言う本にまとめていらっしゃいます。

これを応用しましょう。先日も取り上げた児童精神科医の佐々木正美氏が「子どもへのまなざし」(福音館書店 1998年)で、こんなことを書いています。


幼い子どもが、はじめて出会ったことにたいして、「どうすればよいのかな」とふりかえったとき、親や祖父母や保母さんや幼稚園の先生などの視線が、かならず見守っていてくれて、そして、どうすればいいのか教えてくれる。そういう過程をとおして、幼い子どものなかに育っていく人間的な感情や感性を、ソーシャル・レファレンシングとよんでいます。(中略)どうしようかなとふり返ったら、だれも自分を見ていてくれなかった。そういう経験を度重ねてきた子どもには、大きくなったときにソーシャル・レファレンシングの感性が、いろんな意味で育っていないと言うことが分かったのです。(中略)ソーシャル・レファレンシングは人間が社会的なルールを守りながら生きていくために、その基盤をなす重要な感情であるともいえます。人と人が共感しあって、そのことを誇りと感じあって生きるために必要な感情なのです。

そして、ソーシャル・レファレンシングの感性が育っていないと例えば「自転車を放置しないでください」と言う看板が立っていても平気で無視して止める。高速道路で渋滞していてみんな辛抱して待っているのに、路肩をビュンと走っていってしまう人がある。そういうふうに「いけない」という社会的コンセンサスがあるにもかかわらずそれを守れない人になると言っています。確かにこういった人に注意しても何が悪いと言う顔をするでしょう。


ソーシャル・レファレンシングというのは、誇りの感情、人間としてのプライドをみんなで分かち合うことなのです。(中略)そういう誇りの気持ちや感情というのは、無い人にはどうしたってない。どんなに説教したってそうするものだといったって、急にそういう気持ちを持てるものではないですね。それは幼いときから、じっくり育てられてくるものです。

ということは、こういう人達にムッとして自分がいらいらしてもその分だけ無駄なんです。その人たちの個性のひとつになってしまっているんです。だからもうそういう人はそういう人として受け入れてしまいます。あきらめるんです。腹を立てないというのは、自分が気持ちよく過ごす為に必要な方便だと思います。それでもやはり不愉快ですよね。自分は例えば電車の中にごみを放置する人がいると黙ってそれを持って駅のゴミ箱に捨てます。よほど自分の気持ちがいらいらしてしまう時に限られますが、タバコをポイ捨てした人がいると、吸殻を拾って灰皿までもって行きます。いらいらした感情を持っていると自分が損なんですよね。できればそういう人たちの目に留まるように捨ててあげると効果大と言う気もしますけど。何も言われずただ自分の不始末を処理されたら、その人も少しは「あ!」と思うかなと・・・。そういうことが繰り返されるときっとその人もポイ捨てなどしなくなるでしょうけれどね・・・。ルールだ、規則だといって注意するよりよっぽど効果的と言う気もするけど・・・まあ、なかなか難しいですよね。

自分が後始末をするのも義務感を持つと辛いので、いつもするわけでは無いです。気分しだい。でもすっきりするものですよ。お試しあれ。

だからわさびさんが怒らないというテーマで書いていることは、もっと普通にやったら良いと思います。茶化しというかユーモアのセンスで受け止めた方が自分の精神状態にとってもプラスだと思います。

親が自分の子どもに十分かまっていられない状態が続いていますから、ソーシャル・レファレンシングが育っていない人はこれからまだまだ激増するでしょう。「あの人は病気だ、かわいそうに」くらいに思って、自分はルールを守る。それこそ人間として持つべきプライドだと思います。

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2005/09/18

アリオ川口

サッポロビール川口工場跡のイトーヨーカドーを核としたショッピングセンターのオープン準備が着々と進んでいます。とある求人雑誌でオープンスタッフの募集広告が出ていました。ショッピングセンターの名前はアリオ(Ario)川口で11月下旬オープンだそうです。さいたま新都心にあるコクーンと同じMOVIXというシネマコンプレックス(複数スクリーンを持つ映画館)も入ることが分かっています。

食品レジの一部時間帯はチェッカーサポートというアウトソーシング会社に委託しているようです。いよいよレジ担当者も自前で雇う時代ではなくなったんですね・・・。

当初三郷店につぐ、ヨーカドーが開発主体のショッピングセンター2号店と言う位置づけと聞いていたのですが、実はモールの専門店部分のコーディネイトとオープン支援作業はパルコがやっていることもわかりました。パルコとしても自前の物件でない専門店モールのコーディネイトというのを本格的に引き受けるはじめてのケースだそうで、業界関係者の注目を浴びそうです。パルコは浦和駅東口再開発事業でも浦和パルコを出店することが決まっており、埼玉のマーケットを検証するようなこともやるのでしょう。

ヨーカドーが14650㎡、専門店が14700㎡、シネコンが5300㎡ということでおそらく三郷のヨーカドーとは全然違うダイヤモンドシティキャラや、もっと言えばステラタウン(イトーヨーカドー大宮宮原店)に近い形態になると想像されます。(パルコの企業案内より)

関連記事ブログなど
はるまき総研ブログ: Ario川口・テナント情報パート3.
鳩ヶ谷雑記: キャラの改装.

10月1日追記:ディズニーストアの求人広告が出ていました。(県内初出店と記載しましたが、確かに以前川口そごうにありました。はるまきさん、情報ありがとうございます。お詫びして訂正します)

10月30日追記:ほぼ同じタイミング(11月23日)でアリオ札幌がオープンします。こちらはヨーカドーの公式情報がごらんいただけますので参考になると思われます。 イトーヨーカドー 『イトーヨーカドー札幌店開店のご案内』.札幌のほうは大々的に発表しているのに川口がまったく触れられていないのはなぞです。

マイタウン 川口市 [ ニュース ].テナントリストが載っています。

パルココーポレート

11月11日追記:今日の日経新聞埼玉版にて29日開業と報道されました。初年度売上目標は200億、県内初進出のテナントが37、商圏人口は15万世帯34万人だそうです。また川口駅前店や西川口店などの店も営業を続けるとのこと。川口駅前は商店街に隣接し、狭い分買い物が簡単に出来ますし、西川口は線路をはさんで反対側なのでアリオ川口の影響は少ないのでは?と思います。西川口の場合近所から自転車で買い物に来る主婦が結構多いです。錦町店が出来たときの影響のほうが大きかったように思います。今でも食品以外のフロアの使い方が難しく3階ワンフロアすべて家電売り場という思い切った形にしています。

実は今日さいたま新都心のコクーンへはじめて行ったのですが、オープン1周年セールと言うことでものすごい人出。飲食店などは列をなしてみんな並んでいるんですからすごいものです。ここも実は道路の反対側にヨーカドーの大宮店があるのでGMS(総合スーパー)と専門店モール形式のようなものなのです。この賑わいを見て考えてしまいました。おそらくアリオ川口のオープンで車で買い物に行く人が大挙して押し寄せ、ただでさえ混雑気味の川口駅前から北へ向かう産業道路は車であふれて身動きが取れなくなるでしょう。

良いんだか悪いんだか・・・。

11月29日追記:アリオ川口へお出かけの方、こちら鳩ヶ谷雑記: 車はお勧めしません。.をぜひお読みください。

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地理好き

こういうものも遺伝するのでしょうか?実は自分の父は地理好きだったらしいのです。学校の授業でも地理は得意だったようです。もっとも戦前の話ですから今みたいなきれいで分かりやすい地図帳は無かったと思いますが・・・。

自分の地理好きは筋金入りです。全く覚えていませんが3歳くらいの頃には当時住んでいた社宅から名古屋駅までのバスの停留所をすべて覚えて、案内放送と一緒にバス車内で案内していたそうです。小学校に入って困ったのが右と左が分からないことでした。親からも幼稚園でも全く教わっていなくて、突然右とか左とか言われてすごく困ったのです。今考えるとすごいエピソードですが、東西南北はすでに分かっていたので太陽のある南を向いて東側が左と言う風に覚えました。同じ「ひ」つながりということです。小学校の間時々右左が分からなくなっていつも太陽の方をむいて「東だからこっちだ」とやっていた記憶があります。

小学生の頃今は亡き祖母が、時刻表と言うものをくれました。多分使い古しだったと思いますが夢中になって読みました。おかげで中学時代にはすでに目が悪くなりましたが、国内の主だった地名は中学までにかなり覚えていたと思います。平成の大合併が始まる前まで自分は全国の市の名前を覚えていました。○○市と言われれば99%「○○県」と的中させました。これは父の日やお歳暮、お中元のギフト配送の手伝いで威力を発揮しました。当時ゆうパックで送っていたので郵便番号の記入が必須だったのですがお客さんの中には分からなくて書いていない方が結構いたのです。郵便番号簿で探すのにみんな苦労していましたが、自分は市名か郡名が分かれば何県かすぐに分かって、大変重宝されました。

最近はパソコンで駅すぱーとなどと言うソフトがあって、どこからどこまで行くのにはどうやっていけばよくてどれくらい時間がかかるか一発で検索できるようになりましたが、自分はあのソフトよりも早く調べてしまいますし、お得な切符の情報も知っているし、主な駅の構内図まで頭に入っていますから、友人の中には何かあるとわざわざ電話をかけてくる人もいます。

地震のことが話題になって週刊誌上をにぎわせることがありますが、自分は日本列島の地質も少し知っています。特に関東は日本列島の中でも複雑な地質構造になっていることを知っていますからいつどこで地震が起きてもおかしくないと思っていますし予知できないものと言う考えの方が強いです。だからといっていろいろ備えをしているわけではないのがだめだなーと言う感じですが。

国土地理院の職員くらいになると、普通の2万5千分の1なんかの地図を等高線の特徴を使って立体視できるそうですよ。上には上がいるものです。

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当事者性の回復その1

ものすごく大きなテーマに取り組んでみたいと思います。


おととい、NPO法人里親子支援のアン基金プロジェクトというのを紹介されました。今日は引用ばかりになりますが、ご紹介ということでご容赦ください。

アン基金プロジェクトとは・・・

 里親になろうとする人、里親、里親OB、里子、里子OBを支え、援助し、社会に里親支援制度を広めることを目的として活動しています。
 里親家庭で育った子ども達は、18歳で公的援助が打ち切りになり、里親解除となります。しかし自立後も精神的、経済的に里親を拠り所にしています。
 1997年に、里子達を育て上げ社会に送り出した里親たちが、自立資金集めに立ち上がりました。
 ゼロから出発し現在は里親会員だけでなく善意ある多くの方がたに支えられて、2004年NPO法人として歩き出しました。


「アン」はもちろん赤毛のアンのことですね。彼女は幼いうちに両親が亡くなり親戚をたらいまわしされた後養護施設に行き、やがて幸運なことにグリーンゲイブルスのクスバート家に引き取られることになります。あの本、昔はアンの立場からしか読めなかったのですが、最近は引き受けたマリラやマシューの気持ちになって読み返すことがあります。わが子ではないアンを育てていく過程で、マリラやマシューはアンの突拍子も無い行動に振り回されます。またあるときはアンのことを疑ったりします。子育てなんかしたことが無い独身同士のマリラとマシューは、しかしやがてアンのことをわが子のように誇りに思うようになります。アンは本当に突拍子も無い事をする子で、おそらく施設ではその有り余るエネルギーのために厄介者になっていたに違いないのですが、グリーンゲイブルスでのびのびと育てられることによって彼女はとても感受性豊かでいろんな意味で頭の良い女性に育って行きます。

さて、当事者性の回復と言うタイトルですので、それにまつわる話を。このアン基金プロジェクトのパンフレットに「うーん」とうならされるような言葉が書いてあります。ハリール・ジブランと言う人の書いた「預言者」の一節です。


あなたの子どもはあなたの子供でもない
彼らは人生の希望そのものの息子であり、娘である、
彼らは、あなたを通じてくるが、
あなたから来るものではない
彼らはあなたとともにいるが、あなたに属さない
あなたは彼らに愛情を与えてもいいが
あなたの考えを与えてはいけない
何となれば
彼らは、自分自身の考えをもっているからだ
あなたは、彼らの体を家に入れてもいいが
彼らの心をあなたの家に入れてはいけない
何故なら、彼らの心は、夢の中でさえ
あなたが訪ねてみることも出来ない、
あすの家にすんでいるからだ
あなたは、彼らのようになろうとしてもいいが、
彼らを、あなたのようにしようとしてはいけない
何故なら、人生は、後戻りもしなければ、
昨日とともに、ためらいもしないからだ
あなたは弓であり、
あなたの子どもは、それから送り出される
生きている矢である


当事者性の回復と言う問題は、夜回り先生の隠れた問題意識でもあり(水谷先生は「自分は子ども達をしかったことが無い」とよくいいますがそれがこれに当たると思います)、べてるの家の問題意識でもあります。
それは現代の大人や健常者と言われる人々への痛烈な批判でもあります。
これからこのテーマを、折にふれて扱っていきたいと思います。


アン基金プロジェクトのお問い合わせは
アン基金PROJECT.
〒173-0022
東京都板橋区稲荷台12-3-102
TEL/FAX:03-3962-5214
メール:anne-kp@jcom.home.ne.jp


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2005/09/17

薬代

32条問題ともリンクするのですが、ちょっと愚痴らせてください。

昨日内科を2つ掛け持ちしました。これはうつ病と密接なかかわりがありまして、仕事をやめた上に動けない日なんかも結構あるために一つはコレステロールや中性脂肪が異常値になってしまったことと、もう一つ体重が増えた影響と薬の副作用の両方らしいのですが胸焼けがひどかったんです。どちらも普通医者が第一選択肢として選ぶ薬では効きが悪くて、両方とも最近承認された新薬を飲んでいるのですが、これが高い。28日分で二つあわせて5990円。もちろん3割で、ですよ。おとといは精神科の薬を調剤してもらいまして630円。ただこれは32条適用で5%負担ですから3割なら6倍の3780円。これにやっかいなことに慢性じんましんの薬(これもうつになってから発病)も飲んでいてこれが1550円。保険適用で無かった場合、全部自腹だとすると軽く3万円を越えます。それが保険と32条のおかげで8000円くらいに抑えられているわけです。多分掛かっている調剤薬局で自分は5本の指に入るお得意だと思います・・・。(念のためこれは薬代だけで、診療費はまた別にかかっていますからね)

情けない事ですが、国保税として鳩ヶ谷市にはらっている税額は年14000円。これは正規のの計算方法で算出した金額から低所得者免除分と言うことでだいぶおまけしてもらっています。会社員時代は毎月26000円払っていました(但し労使折半で、自分の分は13000円)。国保にお世話になっているのはまだ4年くらいですし、必ず就職してまた税金払いますから許してくださいね・・・と言う感じです。

国保、赤字だよなあ、当たり前だよ・・・と思います。

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2005/09/15

本当ですか?

旅行中見た南日本新聞(鹿児島)9月3日の記事に拠れば、国の14府省庁が2日までに予算計上と執行実績に格差がある事業を調べ、架空計上や他目的流用が104件100億円を越えることが判明したとのこと。しかも公表は一部だけだそうです。ひえー、ほんとですか?

さらに驚くのが、以下の引用部分


 政府の支出に無駄が多く、使わない予算を要求する第一の理由に、獲得した予算額が会計担当者の人事評価につながるという役所特有の文化がある(中略)政府は利益を目標としない。企業では利益につながる「経費の節約」が、役所では仕事をしていないと言う負の評価につながる為、予算を節約しようとの意欲が生まれない。


お金が無いのにこんなことやっていたらもたないよ。架空計上も他目的流用も論外でしょ。責任の所在はどこにあるんだろう・・・。蒸し返すようですが先日のSさんが電話でこんなことも言っていましたよ。「目的外のお金をプールして、飲み食いに使うなんてどこでもやっていることでしょ?」

確かに自分のいた会社では、完全閉店の時に減価償却済みの什器や備品も売ったりして、それを元手にお別れ会をしたことはありますけれど、予算を他目的に使ったりしたら懲戒免職じゃないですか?

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快復傾向

表面的な体調はまだ悪いんです。疲れやすくて半日しか行動できません。旅行に出かけている時は朝から晩まで目いっぱいいろいろ出来たのですが。しかしもっと根っこの部分が快復してきている兆しがあります。

毎年夏の終わりは旅行シーズンで、仕事をしているときもこの時期が一番暇なので良く旅行していたと言うのはどこかで書いたかもしれません。3年前に旅行した時は、朝どころか昼間も起きられるかどうか予想がつかなくて、宿はいつも連泊にしていました。公演の手伝いで福岡やら山口やらに行っても準備の日一日何にも出来なくてただ寝ているだけと言うのもありました。それが昨年は連泊にしなくてもぎりぎり10時にはチェックアウトできるようになりました。

そして今年。宿で朝食を食べることが出来るようになりました。特に移動予定日は7時には朝食を食べて8時には行動できる体制になっていました。これは自分でもびっくりでした。今日病院でその話をしたのですが、まず「2週間も旅行に出ていれば疲れて当たり前だよね」とあきれられたあと、でも「はっきりとそういう傾向が出ているのはいいですね」と言われました。

旅行中街中でぶらっと過ごしたり新聞まとめ読みをしたりすると、てきめんに調子が悪くなりました。これももうはっきりしました。自分は体調維持のためにはあまり情報を取り込んではいけないのです。総選挙の運動期間の大半を自宅以外で過ごしたと言うのは、ある意味良かったのかもしれません。テレビが一層苦手になりまして、宿でテレビがあっても、9月5日のクローズアップ現代(水谷先生出演)と天気予報くらいしか見ませんでした。選挙と台風は絶対ダメと言う感じでした。

旅行疲れも抜けて、秋、一番良い季節にさらに体調を良く出来たら来年の精神保健福祉士の専門学校入学も視野に入ってきます。より一層頑張らずほけっと過ごすこと、根を詰めないことを頭におきながら過ごしたいと思います。

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ACと恋愛

このカテゴリーで記事を書くのはなんと半年振りです。

アダルトチルドレン(AC)の結婚というのはなかなかうまくいかないことがあります。ACの人は親の愛情に飢えていますので、それを手っ取り早く恋愛で補おうとする傾向があるんですね。それで表面的な優しさに惹かれて結婚して、あとで「こんなはずではなかった」と後悔するパターンがとても多い。普通にに愛情を示してくれる人では何か物足りないような気がしてしまうんですね。親が問題だらけだから人間関係でスムーズにいくとかえって不安を覚えてしまう、そしてわざわざ問題のある人と付き合う傾向があるというのは統計的にも裏付けられているんです。

自分の今までの恋愛傾向をふと考えてみたのですが、自分は言い寄られてデートしたりしたことはありますが、喧嘩したり気持ちをぶつけ合ったりしたことが無いんです。表面的な部分しか相手に見せられず「いい人」を最後まで演じてしまうことが多かったと思います。ACならではの複雑な感情を理解して欲しいと思いつつ、分からないと嫌だなと思ってシャッターを閉じてしまいます。多分付き合った人は、なんだか自分の周りをぐるぐる回っているだけでなかなか中へ入れないと思ったことでしょう。逆に一人でいる時、普段は平気なのですがひょんなことで自分の方が好きになってしまった場合、さらに厄介です。「いつも自分を分かってくれる人が欲しい」と思っていますが、自分の「何を」分かって欲しいのかと問われた時言葉に詰まります。自分でも良く分かっていないのです。だから言葉に出来ないまま、気持ちだけが膨らんで、突然電話して告白したりして振られる・・・。このパターンが多いです。自分自身との向き合い方がまだ足りないんですね。

両親の間に信頼関係が無いから、自分も異性と付き合う、結婚する、一緒に暮らすというのがどうも信じられなくて、20代前半には「他人と一緒に暮らせない」と思っていました。3ヶ月くらいの付き合いで結婚を決めた同僚がいるとほんっとうに信じられなくて・・・。

実は、年賀状事件以来ぷっつりと途絶えていたこの方面の話が、また出来そうです。今度はうまくいくといいなあと思いながら書いています。「電車男」みたいですね。展開がありましたらまたお知らせします。(するのか?)

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2005/09/13

明日はカウンセリング

昨日母が父のことを3つの代名詞でしか呼ばなかったことを書きました。べグライテンのメーリングリストのそのことを投稿したら、みんな絶句してしまったようです。自分もあの部分を書くたびに傷つきました。未だに大きな傷を負わせる思い出です。単なる不仲だったらまだ救いようがあるんですが・・・。

そんな事柄もあすのカウンセリングで話してこようと思います。

今日もあまり調子はよくなく、一日布団で過ごしました。ただ、うなされたりすることはほぼなくなりました。外へ出るのに若干どきどきします。不調が長引いているのには自分でもびっくりです。旅行中よほど大きな負荷をかけていたんだなと痛感しました。

明日帰ってきて少しすっきりしたら、お返事に取り組みます。

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老害にならないで

郵政民営化に反対したうち堀内と言う人物は山梨2区の選出ですが、ここは山梨県の東部・富士五湖地域で富士急行が地域の交通や経済の中核をになっています。堀内は富士急行の社長です。実質的にこの地域のドンでした。

しかし、今回の選挙で当選したとはいえ自民の対立候補に1000票も差がつかなかったのは大きなショックでしょう。

地元では「富士急行が国有林を常識では考えられない安さで借りている」などといったうわさも飛び交いました。こんなうわさが飛び交うこと自体今までは考えられなかったことでしょう。

自分の親を想像した時、堀内の75歳と言う年齢はもうきちんとした判断が出来なくなる年だと実感します。本人は自信満々でも、それまでの経験がかえって判断をゆがませます。彼が私たちの子ども世代のことを考えて行動することは100%ありえない。そういう意味で早期引退を考えて欲しいです。

関連して富山3区の綿貫。78歳ですよ。任期中に80代になるんですよ。こんな人物を当選させる富山の人の常識をうたがいます。自分が考えるように0歳の赤ん坊まで選挙権を与える(一定年齢まではその権利を親が担保する)くらいの世代間格差是正をしていれば、こんな人当選するはずが無いではありませんか。子どもに選挙権が無いのに老人に選挙権があるのはおかしいです。

追記:自分は年配の方を粗末に扱うつもりでこういうことを言っているのではありません。政治の表舞台で良識的判断が出来ないだろうと言うことだけを言っています。年配の方にはその経験を活かして活躍する場はいくらでもあると思います。特に若手を育てることには注力して欲しいです。それと戦争体験をもっともっと伝えてください。若い人に戦争体験を「語り継ぐ」のはそれが辛い思い出だとしても経験者の大きな役割の一つでしょう。護憲の為、あるいは必ずしも護憲と言う事にならなくても口先だけでない「平和の価値」を伝えてください。

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2005/09/12

頭が重い・・・。

今日朝、コメントを書きかけたのですがやはりだめ。全部にお返事できません。

頭が重くて、時折くらくらします。つらいです。でも明白に風邪の類ではありません。

選挙結果が出てコメントしたいこともあるのですがかないません。あさってカウンセリング、その次の日が病院です。

ちょっとしたきっかけで親のことなど思い出そうものならもっとひどくなります。うちの母親は父に対して「あれ」「あいつ」「あの野郎」以外の言葉で呼んだことがありません。自分が幼少の頃からそうです。そんなことを思い出してまたくらくら。

落ち着くまで気長にお待ちください。

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2005/09/11

やっぱりしんどいや

朝、体が駄々をこねないうちにひと歩き投票所まで行ってきました。帰ってきてから体はダウン傾向。一応布団もあげて、掃除して(拭き掃除は出来ませんでしたが)、旅行から帰ってまだ一度も出来ていなかった洗濯をしました。もう、その時点でばて気味。3枚干しては横になり、また3枚干しては横になりと言った感じでなんとか物干しまで済んでからはごろごろ。買い物に行きたいと思うものの、体のほうが言うことを聞かず少し座っていられたと思えばまたごろり。だめです。

今日はテレビもラジオもシャットアウトして、何事も無かったかのように食事だけして寝ようと思います。19時だと言うのに布団を引っ張り出しました。だめだこりゃ・・・。

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9月の変化

自分が以前いた会社は9月が下期の立ち上がりでした。8月に棚卸をして、異動の発令がでて9月から新体制とうのがパターンでした。

新学期も始まるこの9月、ちょっとした変化が見られます。

まずイトーヨーカドーです。サッポロビール工場跡地に出来る新店舗との名称の兼ね合いから、従来の川口店を川口駅前店に改称しました。新店舗がどんな感じになるのかまだ分かりませんが、ステラタウン(大宮宮原店)並みの専門店集積になれば駅前はかなり食われるでしょう。しかし鳴り物入りでオープンした三郷店程度の商業集積なら競争激しい川口の商圏では期待ほど売り上げは上がらないのではとおもったりします。

もう一つ。昭鉄鳩ヶ谷さんがコメントされているとおり、25:10赤羽駅前発の深夜バスが一部改変、延長されます。南浦和駅行きがとても利用者の多いことを踏まえてだと思いますが、従来の新井宿駅行きは地蔵橋~新井宿駅間が廃止となり地蔵橋から鹿島~伊刈消防署~柳崎~東浦和駅行きとなります。また峯八幡宮行きは~安行支所~戸塚安行駅~東川口駅へ延長となります。実施は9月16日からです。

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2005/09/10

自分のことで精一杯なのに

今日は、ようやくパソコンと向き合って何とかものが書けるようになった程度なのに、エキノコックスの話題なんか書いて、何しているんだろう、自分・・・。

自分のことでまだ今日は精一杯です。明日はもう少しよくなって投票には間違いなく行けると思いますけれど。

首都圏の中では鳩ヶ谷は居心地いいところですけれど、首都圏という人口密度の高いところへ帰ってくるにあたっては、とてもブルーな気持ちが高まりました。人とつながるのはいいのだけれど、情報密度が高くて自分が様々なメディアから入ってくる情報に翻弄されてしまうような気がしたのと、大勢の人の住むところに住むことによって、かえって一人ぼっちと言う感じが強く意識されてしまうことがブルーになった原因でしょうか。実際、帰ってきてから寂しくて仕方がありません。頭を抱きかかえて「大丈夫」と言って欲しい。自分で何でもするのは嫌だよう・・・といつもは蓋をしている心の中の声が強く強く頭の中を駆け巡ります。

楽になりたい。これは「死にたい」じゃないですよ。自分だけじゃ自分の気持ちを支えきれないから・・・。頭がとても重く感じられます。支えて欲しいです。

やはり指が震えてミスタッチが多いのでこの辺で。もっとしゃきんとしてからコメントお返事その他いたします。

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埼玉県内にエキノコックス

エキノコックスというのは北海道でキタキツネや犬などに寄生する虫です。人間が経口摂取すると重いエキノコックス症にかかるため北海道では登山で沢の水を飲まないと言うのはココロエの一つになっています。

青函トンネルの開通以降エキノコックスを宿したキタキツネが津軽半島で見つかり、トンネル経由で本州に蔓延する恐れが指摘されていました。

今回埼玉県内で見つかったエキノコックスは北海道の飼い犬が放棄されたものと想像されるとのこと。確かに地続きで青森から広がっているとすれば、埼玉で見つかる前によそで見つかっているはず。ただ今後県内を初め関東一円では沢の水を不用意に飲むのは避けたほうがよさそうです。

詳しくはこちら日経BP社 医療 看護 介護 MedWave.をご覧ください。

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きつい

実は水曜日まで2週間ほど日本各地をうろうろしていました。いい意味での緊張感をもちながら旅行できたので、昨年と比べてもかなりよくなったのが実感できました。思ったとおりの時間の列車に乗れたり、朝食をきちんと朝7時くらいには食べられたり・・・。今までこういうことは出来なかったんです。

ところが帰ってきたら、翌日から強烈なうつでいたたまれないくらいです。うとうとしながらみる夢もひどいし、なにやら追い立てられるようで、きついことこの上ない感じでした。今日もまだ外へ出られず備蓄食料で食いつないでいます。リバウンドと言うんでしょうか。2週間もリズムよく動けたのですから、その反動がどーんときてもおかしくはないですね。それでもこんなにきついとは思いませんでした。いっそのこと旅を続けたほうが楽なんじゃないかと思ったりもしました。

まあ、それでもここへ書けるようになったから少しよくなったのでしょう。今日の午前中まではここに文章を書こうとすると頭が拒否して、全然書くことも出来なかったので。

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2005/09/06

鹿島、首位陥落

3日の浦和VS鹿島の戦いは実質浦和勝利といってもいい内容だったようです。一旦2-0とリードされたレッズ。闘莉王が退場になって、人数でも劣勢になったのに反撃に出たレッズは三都主の活躍で田中とポンテのシュートが決まり同点に持ち込みました。この結果ガンバが首位に躍り出て、アントラーズは2位に後退です。レッズの3位は変わりませんが、ようやく相手の背中が見えてきました。ガンバとの勝ち点差は7。さあ、いけレッズ!

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投票に行こう3

がちゃぴん。さんのめんたるへるしー BLOG:障害者福祉施策の推進に関するアンケート .で紹介されているアンケートが大変参考になります。自分は今まで政党の政策について意見を述べてきましたが、こちらを見ると立候補者それぞれの障害者福祉に関する意見が分かります。

党全体の方針があって、その上での個人の意見ですから(例えば民主党の若手議員の中には郵政民営化法案賛成の人も多かったと聞きますが、結局党方針に従って全員反対票を入れているなど)あまり個人の考えを重視するのもどうかと思いますが、やはり選挙区の候補に票を投じるにあたって参考にはしたいですよね。こちら衆議院議員選挙アンケート.を参照してみてください。

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2005/09/04

ハリケーン

アメリカ、ニューオーリンズを中心に大きな被害をもたらしたハリケーン。ふたつのことを思い起こさせました。

一つは温暖化による影響なのかなということ。確率で言えばこういう大きなハリケーンが襲うことは想定の範囲だったのでしょう。ニューオーリンズの市長は「長年恐れていた嵐がやってくる。一生に一度の経験だ」と述べて最大限の警告を発したとのこと(朝日新聞9月2日)。しかし温暖化によってこうした大きなハリケーンが発生しやすくなっている面はあるのかもしれません。日本でも今までにはないような大型の台風が襲う確率が上がっていると言われます。発生個数も増加傾向とか。9月3日の南日本新聞夕刊によると1995年から2000年の間に世界のほとんどの氷河が大幅に縮小、場所によってはそれ以前に比べて縮小のペースが速くなっている可能性があるとの報告を研究者の国際ネットワーク組織(世界氷河モニタリングサービス)がまとめたそうです。

もう一つは、災害が起きると都市の貧困層がまず大きな被害にあうのだなということ。街のテレビでたまたま見た映像ではインタビューに答える人が軒並みアフリカ系の人であることが目を引きました。避難しろと言われても出来ない人が多かったのではないでしょうか。9月2日の朝日新聞でも「残された貧困層」と言う小見出しで車も現金も無い貧困層が自宅に多くとどまり被災したとの記事を載せています。

日本でも昨年などは台風がやたらと日本列島を襲いました。普通の気圧配置ならまず無いはずの梅雨の時期に台風が複数やってきたことも特徴だったと思います。今また14号台風が日本列島をうかがっています。13号では台湾や中国本土で大きな被害が出たようで、警戒したいと思います。

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2005/09/03

今そこにある幸せ

選挙が公示になって、外がうるさくなってきました。新聞もいろいろな分析を載せるので、あまり影響されないように(思想的にと言う意味でなく、考えすぎで体調を悪くしないようにと言う意味で)と思っているのですが、つい他の新聞や、街中の店などにあるテレビにどうしても目が行ってしまいます。

そのなかで街の有権者の声と言うのが毎回載りますけれど、「景気を良くして欲しい」「不景気だから」というコメントをする人が必ずいて、それをメディアも必ず取り上げますけれど、統計的には今不景気では無いんですよね。景気はいいです。時々書いていますが、川口のマンションなんか飛ぶように売れているようです。地上げがさかんです。都心部も高層ビルがにょきにょき建っています。これは東京の話だけではなく、札幌でもやたらめったらマンションが建って、それが景観に影響を与えると言うことで争議になっていたりします。九州では新幹線効果でJR九州が発足以来初の黒字を確保したと言います。全国的に雇用も改善しているし、消費支出も伸びているんです。

不景気は言い訳に過ぎません。

いろいろな考え方があることを尊重する中で、じぶんの意見として一つ言わせてもらうと、共産党は本当に何をしたいのかわからないです。増税反対、大企業や金持ちや高い地位の人間から税金を分捕れということのようですけれど、それは裏を返せば大企業や金持ちや高地位に対する憧れでしょう?果たして大企業や金持ちや高い地位が共産党支持者に幸福をもたらすんでしょうか?

以前取り上げた「べてるの家」鳩ヶ谷雑記: べてるの家.の本を最近また読んでいるのです。その本を読むたびに思わせられるのですが、精神障害者あるいは精神疾患以外の不治の病にかかった人は今までのような「上を目指す」生き方が出来なくなります。「以前出来たのだから」といって頑張るのですが、そのたびに症状を悪化させたりして挫折してしまいます。生きかたの転換が必要なのです。

別に貧乏を奨励するわけではありません。ただ障害によって目も見えなくなり手の感覚も失った人が、舌で点字を読むことを覚えて本を読める幸せを味わったり、手の不自由なひとが口や足で素晴らしい絵をかいたりと言う話題、皆さんも一つや二つ見たり聞いたりしていると思います。「べてるの家」にいる人々は病気を治そうとはしません。病気とつきあう中で、幸せを見出して生きます。それは右肩上がりの何かを達成し続ける生き方ではなく「降りていく」生きかたです。地位や学歴と言った衣を脱いでいくことで無理の無い自分自身と出会い、その価値観を仲間と分かち合いながら「弱さ」をむしろ力として生きていく。これは障害者として脱落した人だからその傷の舐めあいをしているのだろうとうがった見方をする人もいるでしょうがそうではありません。人間として本質的に生きるとはどういうことかを見つめざるを得ないのです。そこから得られた発見がビデオや本になってちまたの人に紹介されているのですが、見たり読んだりした人は病気に対する理解よりも人間としての生き様に気づかされることが多いといいます。

なんでも国に政府におんぶに抱っこではなく、自立した生き方をする、そこに福祉がさりげなくサポートする。そういうあり方が今求められている気がします。国におんぶに抱っこだった地域、例えば九州の筑豊などは炭田が無くなった後、公共事業でつないでいるうちに自立することを忘れてしまいました。仕事といえば公共事業になってしまった、そういう土地は待ったなしで自立を求められるのですから本当に大変だと思います。でも、無い袖は振れません。郵政造反議員の代表である亀井、堀内、綿貫のいずれの年齢も60代以上、中には任期中に80になる人もいます。こんなひとに将来を任せられますか。

イデオロギー対立の時代は終わりました。今日ある候補が地方都市での演説で「東京対地方」の決着をつける選挙だと言っていましたがこれもおかしい。地方にお金を持ってきて新幹線や高速道路を作って豊かになったんでしょうか?主に県庁所在地の都市だけが大きくなって過疎地はさらに寂れているのではありませんか?都市と地方の問題は地方のなかの都市と過疎地の問題になっているのではありませんか?何でも東京に原因を求めるのは大企業や金持ちに原因を求めるのと同じ構図です。

足元にある幸せをもっと掘り起こしましょう。それは人とのつながりであり、分かち合いであり、支えあいです。それが壊れかかっているから「べてる」が脚光を浴びるような気がしてならないのです。幸せは今すぐそこにあって、あとは認めればいいだけのような気がしてなりません。それさえ出来れば政府なんか小さいほうがいい。大きな政府に福祉や公共事業をおんぶに抱っこされるのは、自分は早くやめたいです。

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