理由があるのかな?
自分がマスコミ批判を掲げる時、それは言論が偏っているとかそういうことでなく、取り上げるべきことを取り上げない時に限られてくると思います。マスコミは書いて何ぼ、報道して何ぼだと思うのです。書いてあることなら偏向報道だったとしても、戦前の翼賛的なものでなければもう一方の主張を読むことでバランスも確保できると思うのです。(但し、相当意識的にいろいろ読まないとならないので実際には職業でも無い限り時間的にも難しいかもしれません)
なぜ書かないんでしょう。そういう疑問が起こったときこのカテゴリーで書きたいと思います。
そこで、8月17日の朝日新聞です。生活欄で「障害者自立支援法」のことを特集しているんです。かなり大きなスペースを割きながら32条のことが一言も書いていない。本当に知らないんですか、わざと取り上げないんですか?この記事を読んだ人は「自立支援法」は要するに障害認定されている人の問題だと思ってしまうでしょう。一生のうち4人だか6人だかに一人はかかるといわれているうつ病のこと、この患者は公費負担そのものがなくなって死活問題だということに一言も触れていません。しかも1割にしろ公費負担が継続される統合失調症や躁うつ病といった病気とうつ病を厳格に区別する定義なんか無い、病名で区別することがナンセンスと言う声が起きていることなど・・・。数万の署名が集まっているのに、座り込みもしているのに何で取り上げないんでしょう。記者はよっぽど無知なんでしょうか・・・。分かりません。
今日にでも文章をひねって、朝日新聞に意見を送ってみます。
朝日新聞に記事が載っていると言うことはがちゃぴん。さんのめんたるへるしー BLOG .で知ったのですが、うーん、元記事がなくなってしまったみたい。とりあえずトラックバックします。
| 固定リンク
« 矛盾 | トップページ | 首を長~くしてね »
「精神福祉・精神障害」カテゴリの記事
「マスコミ批判」カテゴリの記事
- 広報記事(2009.10.26)
- 理にかなう50キロ5駅(2007.10.31)
- 週刊ダイヤモンド(2007.06.18)
- 雅子さま報道が示すうつ病への無理解(2007.06.08)
- 誰がばらすのか?(2007.05.17)
コメント