朝霞の講演ver0.5
22日に朝霞市で行われた水谷先生の講演を聴いてきました。そのレポートを書こうと思いましたが、ちょっとここのところテンションが落ちていて、文章を次々ひねり出すことが出来ないので、友人に送った感想をアレンジして載せます。もう一度書き直す(出来たら)つもりで、今回はver0.5とあえてしました。
今日の先生の講演会は大変いい雰囲気で行われました。主催が更生保護観察協会や保護司会などと言うこともあり、本当に子どもたちの様子を見ている人たちだったこと、「社会を明るくする運動」という戦後始まった活動の55回大会ということで実績もあることなどが、調布と大きく違う点だったと思います。
観衆は大半が大人で男性もかなりいました。平日のこんな時間に良くいるよなと思うくらいでした。
また、会場で先生の本を3種類売っていました。販売は地元の障害者団体が行っており御菓子やちょっとした作品なども売られていました。本の収益はこの人たちのところに行くんだなと思うと安心して買うことが出来ました。
あと、感心したのが最後に手話通訳のボランティアさんに拍手が送られた事です。これも調布ではなかったことでした。
地元中学生の太鼓や吹奏楽の披露もあり、地域色豊かでした。埼玉ってやはり東京とは違うなあと思いました。朝霞なんて池袋から20分ですから新宿から20分の調布と距離的にはあまり変わらないのですが・・・。自分が都心に30分以内ということ以上に埼玉にこだわって住んでいるのも県境一つまたぐだけでこんなに雰囲気が違うからだなと改めて思いました。通行量の多い道路で、幅が十分に無く歩行者が危ないなと思うようなところもありますが、古い街道と思われ、拡張も一長一短かなと思ったり。あまりそういう感じを受ける土地は少ないのでが、ここなら住んでもいいなとすら思ったほどでした。
さて、ところで今日は観衆の年齢層が高いことから先生も講演の内容を少し変えていました。子どもたちへの呼びかけは少なめで、その分日本や首都圏、埼玉県で起こっている事柄を総合的に話す部分が多めだった気がします。朝霞ののどかな土地柄とは裏腹に埼玉はリストカッターが特に多く、また精神科医にまともなのが少ないとの事でした。精神科医の件は確かにそうだと思います。リタリン(当初から記事にしたいと思っていた薬です。
いつか記事にします。)のような依存性の強い、ある意味ドラッグと変わらない薬をいとも簡単に出す。患者の言いなりなんですよね。強いことを言わないんです。あえて患者と異なる意見を提示する必要があるときってあると思うんですが、経営上患者を失いたくないから出来ない。自分の通ったクリニックは奇跡的にそういう線とは違う先生で、しょっぱなからああいう先生に出会えたのはラッキーでした。ふたを開ければそういうところは患者が途切れることは無いんですが。
ドラッグの売人の話よりもリストカッターのことを多めに話されていました。素直でやさしい子を作れば作るほど、今の社会ではその子達は自分を責めることを余儀なくされる。彼らの生きられる社会を作らなければだめだと先生が語ると、なんと拍手が出たりして。
ちょっと中身が不足ですが、このままUPします。
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