後味悪い
予定通り、調布へ出かけて水谷先生の講演を聴いてきました。mimiさんの情報を追えてよかったです。この場を借りてお礼申し上げます。リポートは追記と言う形で書かせてください。新たにスレッドはたてません。
開場30分前にいって並んだところ、まだ250人程度とのこと。ふとよく見てみると男女比率が1:9と、圧倒的に男の子が少ない。いや大人も男性が少ない。ま、これは性質上のものかなとも思い実際開演時間になれば男の子も来るだろうと思ったのですが、最終的にも2:8ぐらいではなかったでしょうか。
まず会場に入って不愉快だったのは、聴覚障害者席が一番前に設定され、ついで「来賓席」なるものがあること。誰やねん、来賓って?隣に座っていたおばさん(失礼)によると、開演時間にそこに来たのは市議会議員だとか。「そこはオマエの席ではないよ」と思ったものの、そのくらいの言葉はのみこみます。始めに市長が出てきて7~8分話していましたが、誰に向かって話をしているのか全く分からない挨拶。市制50周年がなんたらかんたらといっていて、それは先生を呼ぶための費用の捻出方法だったと割り切ればいいのに最後までそれにこだわる。お前のせいで調布が50年持ったわけではないだろう。
先生の髪の毛はとても50代とは思えず、咳もしていました。2時間近い講演中、一度も水を飲みませんでした。先生の冗談で笑っている人たちもいました、それはそれでいいのですが、自分は一度も笑えなかった。それどころか、涙が出てきて、一時顔を伏せてしまうときもありました。泣くことの出来ない自分にとっては精一杯の感情発露です。
講演の最後に先生が言いました。「講演始めのトラブルについて謝ります。市長が挨拶の後すぐ帰ると言い出したので、先生は切れて今日は話さないといってもめました。2度と調布には来ません。」そしてすーっと退場していきました。やっぱり茶番だったんだ。でも来てくれた子どもたちには先生の話が通じたと思います。
終了後、つかれてロビーで柱に寄りかかっていると、声高に話をしている年配の集団がそばに。なかには市役所福祉部長の名札をつけたおやじも。
「せっかくあの場を収めたのに最後にあんなことを言っては市長の立場が無いじゃないか」「もう調布に来ないとか失礼な」
ぷちん
「あなた方は市長の立場の為にこの講演をやっているんですか?」
「ちゃんとあなた方は話を聞いていたんですか?」
「あの来賓席とは誰の為のものなんですか?」
間に立っていた男が、「自分は薬剤師を15年やっている。名刺ももらった」とかわけの分からないことを言ってもぐもぐしているので、もっとヒートしそうでしたが、「じゃ、これで」などと勝手に散会してくれたので自分もとりあえず落ち着くことに。
会場外でお茶を飲んでいると、話しかけてきてくれた方がいたのでひとしきりお話しました。名刺を渡して、朝霞でも講演会があるという話をすると、「行きます。そこでまたお会いしましょう」といってくれたのは、ほんとうにありがたいことでした。彼が話しかけてくれなかったら悪い後味のまま電車で帰らなければならなかったでしょう。
先生がことさら「大人」の悪口を言う時、そこには今日のような茶番をやって平気な連中の顔が思い浮かんでいるのかもしれません。命をすり減らして先生が話していることの意味を彼らは知ろうともしないのでした。
自分がぶちきれたのは、先生の講演に感情の昂ぶるままやったことでしょうか。まずかったでしょうか。自分は正義ぶっているでしょうか。偽善かな。
#夜回り先生応援ブログとmimiちゃん日記にトラックバックします。
#追記:先生のお話の内容を付け足すつもりでしたが、こちらDoblog - ~イギリスの中の三線の響き~ -.が大変よくまとまった記事を書いておられますので、ご覧ください。自分はこれ以上付け足すことは無いようです。
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コメント
なんちゃんTBありがとう。「調布」の講演会、主催者側というか、市長の回りの「トリマキ」というか・・・。しょうもないですね、ホント。
僕の方のブログ、なんちゃんのこの記事を読んで、書き直しました。読んでみて下さい。書きたいことを書いてしまった、そんな感じではあります。
講演を聴いていて僕が思ったのは、もちろん、先生の体調が気になった、とかそう言うことももちろんなんだけど、例えば、NHKの番組=DVD(ビデオ)の内容に比べると、「強烈に訴える」聴いていて、話の内容が自分たちの住んできた世界とあまりに違うために衝撃を受けて「泣く」という部分が大分、穏やかになってきた、そして、先生の語り口の端々に、「人生のまとめ」=『水谷という人生の締めくくり』のような言葉がちりばめられていた、そんな気がしたのは、僕だけではないと思います。「いいか、子ども達、君たちへ、最期のメッセージ」・・・。
投稿: わかすぎけん | 2005/07/14 10:07
コメント&TBどうもありがとう!
調布の講演会の時、実は先生が話し始める前からボクは何が起こっているかを知っていました。あの時、先生は舞台の右側で出演を待っていました。ボク自身はその前にいたんで何が起こっているかを認知していました。「大人」にはものすごい剣幕で怒っていましたが、一緒に写真を撮りたい「若い人」には優しい言葉で声をかけていました。
そして、講演会が始まり、始めにあの市長の挨拶が始まりました。この時点でことの内容を知っていたので、余計に市長が滑稽なサルに見えてしょうがなかった。
まあ、先生の講演会はすごく興味深かったから収穫はありました。
サンシン
投稿: サンシン | 2005/07/15 16:25
なんちゃん(さん、なしでもいいですか??)、トラックバックありがとうございました。
コメントが遅くなって本当にゴメンなさい。
トラックバックとってもうれしかったです。
先生の講演を聞かないなんてありえないですよね><
先生は私達のために必死でたたかって毎日を生きてくれてる。
なんちゃんのブログを読んで先生の魂を感じました。
春で、先生が調布の事(怒りは哀しみしかよばない・・etc)書いてくれました。
もしまだ読んでいなかったら、読んでみて下さい。
先生の、精一杯の優しさがつまってます。
水谷先生にいつまでも子どもと一緒に生きて欲しいって思います><(私もまだまだ子どもですが。。^^;)
なんちゃんありがとう。
投稿: mimi | 2005/07/16 00:31
みなさん、コメント・TBありがとうございます。
○わかすぎさん
メールにも書きましたが、「リンパ腫が考えていたより重い」といっていました。明確に自己の死を意識していらっしゃいますね。でも夜は子どもたちの電話を受けていたみたいですし、先生のことは止められない。ただ我々有志が運動を何らかの形で引き継いで行かねばならないでしょう。
○サンシンさん
そうですか。そんな茶番があったことを感じさせず最後まで講演をやりとおした先生の精神力には、今更ながら驚かされます。勝手に先生のお話の部分、ふってしまいました。よろしくお願いします。
○mimiさん
「さん」はいりませんよ(^^ mimiさんの講演情報は貴重です。聴きたいけれどどこでやっているか分からないという人が結構多いのです。そのとおり、先生は毎日「戦っている」のだと思います。相当役不足ですが、わかすぎさんや自分も先生の体が死を迎えても意思は子供たちと生き続けられる様にしたいと思っています。mimiさんも嫌なこといっぱいあったけれど、これからもあるかもしれないけれど、後輩たちに伝えてあげてくださいね。
投稿: なんちゃん | 2005/07/17 17:22
なんちゃんさん、コメントありがとうございます。
市役所・・モアイ像ですね(笑)あまり高くて、冬場はすごい風が吹き下ろしています。いきなり久留米市庁舎のことがでてビックリしましたが、八女にお住いだったんですね。私もちょっと八女にいましたよ。それよりもっと田舎の出身です。登っちゃえばいいんです。登って同じフロアで同じ目線でお話をすると、結構聞いていただけることもあるかと・・・。
調布のお役所の方々の態度は、よっぽどだったのでしょうね。水谷先生のお話を聞いたら、自分の家族のことや回りの子どもたちのことで、もっとやってあげればよかった、心を開いてあげればよかったって思うようなことが一つでもありそうですけどね。忙しくて、そういうちょっとしたことを気づかずに通り過ぎている方々なのかしら・・・。
また是非遊びに来てください。
投稿: ツインズママ | 2005/07/17 22:12
○ツインズママさん、ようこそ(^^)/
あの市庁舎はモアイ像と呼ばれているんですか。あはは、ナイスセンスですね。自分は久留米にはじめて行った時、あの市庁舎に出くわして強烈な嫌悪感を覚えました。だから久留米の方と知ってつい書いてしまいました。そう、登って同じ目線で話さなければ、あのてっぺんからの目線で行政をされたらたまりませんものね。調布の関係者、せめて聞いていれば感想は違ったでしょうに、惜しいことをしたものです。
またよらせていただきますね。
投稿: なんちゃん | 2005/07/18 23:27