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2005/07/09

自家製トマト

暗い話題ばかりでご心配をおかけするのもなんですから、ちょっとおいしい話を。

最近自分が食べているトマトは鳩ヶ谷産のものです。近所のスーパーで売っています。

このスーパーはとなりの農家が経営しているらしいのです。近くに「直営農場」と看板の付いた畑がいくつもあります。お店は100坪くらいかな。普通のコンビニの2倍から2倍半くらいのスペースです。近隣にはめぼしいスーパーがほかに5軒くらいあります。コンビ二も5軒くらいあります。激戦地ではありますが、お客さんの絶えることがありません。

ここの目玉は青果です。売り場の約4分の1が青果に充てられ、自家製の農産物やら旬の野菜果物がほかのスーパーに負けない値段で、しかも抜群の鮮度で売られています。今日思わず買ってしまったのがきゅうり。3本98円と言う値段もさることながら、ここ以外では絶対買えないきゅうりなんです。ぶどうを思い浮かべてください。一見農薬かと思うような白いものが付いていますよね。あれはブルームといって果実の鮮度の証拠なんです。付いているほうが良いのです。それは知っていましたが、きゅうりにもブルームがあるんですよ。知っていましたか?見た目はしなびた感じで、色鮮やかな普通に売られているきゅうりと比べたら鮮度が悪いのかなと思われるのですが、実はこれがおいしさのしるしなんですね。よそではまず売っていないそうです。

こんな知恵を自分がもとから持っているわけではありません。青果の担当者がちょくちょく売り場に出てきて、常連のお客さんに説明しているんですよ。威勢のいい掛け声もかかります。今年になってから鮮魚と惣菜も専門店が入り今まで以上によくなりました。

逆にどこでも買える一般食品は大幅に圧縮されほとんど買うものがありません。日配品も最小限の品揃えです。

売り上げの悪いスーパーは、利益率の悪い青果にあまり手をかけずに利益率が高くて手間のかからない一般食品が広い傾向があります。地方のAコープでこういう店が多いです。福岡の農協に勤めたとき福岡中のAコープを回りましたが、だめなみせは全部このパターンでした。逆に狭くても売れている店は青果が充実しているんです。

読んでくださっているみなさんのご近所に地元産の農産物を扱っているお店はありますか?繁盛していますか?

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