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2005/06/17

ecute大宮とルミネ

ちょっと旬の話題ではなくなってしまいましたが、ecute大宮のことを書こうと思います。

3月5日120周年を迎える大宮駅は大きく変わりました。ecute大宮はその目玉でした。大宮駅の南改札を入ると、あれあれ、乗り場はどこだ?という感じでデパートの地下ような売り場が広がっています。逆にホームからエスカレーターで改札に向かおうとすると、軽いショックをうけます。いつからデパートにいたんだ?

今までJR東日本の「駅ナカビジネス」は駅の中に店舗を作るというスタイルでしたが、ここは店の中に駅の施設があるという感じで「駅ナカビジネス」のひとつの完成形を示しているようです。

68店舗がぎゅっとつまったecute大宮。その店舗もつぶよりです。JRと外食企業などが共同開発した28の新しいブランド店が入りました。実に56店舗が埼玉県内初出店。関東初も3店舗。関西が地盤の高級スーパー「いかりマーケット」など魅力的な店が入りました。書店のリブロは通勤客向けに文庫を多く取り揃えつつ、一番前の台では、他の書店が流行の純愛小説など売れている本を並べるのに対して、リブロ流のお勧め提案書籍をあつめていて一線を画す感じです。ほかにもかに問屋直営のチャーハン専門店や、ここだけの限定ケーキを販売する「トップス」などもテナントに。さらにすべての店舗でsuicaを使って精算することが出来ます。

オープン当初から話題になり大宮までの定期を持っていない人も遠回りをして寄っていくくらいの人気です。初年度売り上げ目標は55億円。同じくらい広さの食品スーパーの2倍から3倍の売上目標です。

実はこのecuteの上にはルミネ2が増床されています。1000㎡の増床とつながる3階部分1800㎡の改装によって見違えるようにワンランクアップした衣料・アクセサリーの専門店の集積となっています。増床部分には38店舗が出店し、うち24店舗が県内初です。この増床部分だけで年商20億を目指すそうです。

これだけの大きな改装をするにはわけがあります。ルミネは大宮地区の地域一番店(商業施設の中で一番売り上げが大きい)の座をひた走ってきました。ところが近年南にはシネマコンプレックスを擁し紀伊国屋書店など有力テナントの入ったコクーンがさいたま新都心駅前にオープン、北与野駅方面にはイオン与野ショッピングセンターのどでかい店がオープン。北西にはシネコンのはいった大宮サティがすでにオープンし、線路をはさんで北東には三井不動産の運営するショッピングセンターステラタウン(核テナントはイトーヨーカドー大宮宮原店)がオープンしています。このように東西南北からルミネの牙城を崩すような大型店がオープンしていました。そこでルミネとしては増床と最先端のテナントの導入により巻き返しを図ろうとしたのだと思います。駅の線路の上なので土地の取得費は0。これは強みですよね。あわせて駅設備の改修もすすめました。ecuteのところにホームへのエレベーターやエスカレーターを新設し、駅のバリアフリー化も一気に進みました。

新幹線の開通、西口再開発の完成などでどんどん発展する大宮にあって、今後もルミネは地域一番店の座を死守するものと思います。もちろんecuteもあたらしい商業施設の形として今後さらに発展するものと思います。

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