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2005/03/11

みんなが必要な専門家の知識

今週は比較的調子よく、火曜日以外は毎日勉強の時間をとることが出来ています。ご承知のように自分は社会保険労務士の資格を取るつもりでいます。ただその資格は脇役で、本当は病院のワーカーになる資格を取ってその道で働きたいと思っていることは何度か書いています。

自分が社会保険労務士の講座を受けている専門学校は、他にもいろいろな資格のための講座を提供しています。この学校の講座で自分はすでに簿記2級とシステム・アドミニストレータの資格を取りました。そうした資格と出会うたびにいつも思うことがあります。少なくても商業や営業職につく人間は、簿記が分からなければ自分の仕事の成果をつかむことは難しいと思います。システム・アドミニストレータの資格のうち特にセキュリティに関するものは、こうしてパソコンを触る人間なら一通り知っておくべき知識だと思います。そして今、社会保険労務士の勉強内容のうち体系的なことは日本と言う国で暮らすにあたり、知らないと損する内容ばかりだと思います。

これらの知識がそれぞれの資格保持者の頭の中だけにしまわれているのは、なんとももったいないと言うか意味がないというか・・・。

もっとも一人の人間の頭に詰め込める知識も限界があるでしょうから、専門家にゆだねるべきはゆだねて良いと思うのです。しかし例えば国民年金の今年度改正事項(が試験に出されやすいと言われて細かく追っていますが)は、先だっての年金改革論議の中で、国会議員も制度を知らずに保険料が未納だったと言うお粗末なはなしをベースに、主に専業主婦だった人の届け忘れや、年金受給権を得る為に必要な25年の保険料支払い要件に届かない人などの救済措置がたくさん講じられているのです。そもそも制度のほんの概略だけでも一般常識になっていれば、こんな事態にはならなかったでしょう。

現在ライブドアとフジテレビによるニッポン放送株争奪戦が繰り広げられていますが、これにまつわるニュースを理解しようと思ったら株式に関するかなり専門的な知識が必要です。自分も分からないことが多いです。こんなことがニュースのトップで扱われてもちんぷんかんぷんな人のほうが多いでしょう。日経ならまだしも一般紙や通常のニュースで大きく取り上げるようなことなのかなと思います。ニュースが理解できるようになっても日常生活にはあまり役に立たないでしょう。

その一方みんなが知っておくべき専門家の知識(例えば32条にまつわる議論も含め、障害者福祉全般を改めようとしている厚生労働省のグランドデザイン案のこととか・・・もちろん年金や医療保険のこととか)が、あまり報道されないままいつの間にか変わってしまったりするわけですよね。知らぬ間に制度変更されてしまったそのことによって、大きく生活に影響が出てくることもあるわけです。主としてフリーターを対象とした国民年金保険料の支払猶予制度があるなんて、今日講義を聞くまで知りませんでした。対象者も知らないのではないでしょうか。主客転倒です。なぜ積極的に教えてくれないのだろう。

自分は親の借金で苦労したり、病気で苦労したりした分だけ利口になりました。東京近郊に暮らしていると、それでも図書館や本屋も充実していて、がんばって調べれば分かることも結構多いですが、地方ではムリです。明らかに。

どうにかならないものだろうかと頭をひねるばかりです。

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