« 日本一遅い時間の路線バス | トップページ | 惜別「あさかぜ」 »

2005/02/06

農業県福岡

自分は以前の大手小売業を退職してから、一時福岡県の農協に勤めたことがあります。

福岡県は九州の経済・政治の中心福岡市や工業都市北九州市のイメージが強いのですが、実は南部の筑後地方を中心として農業がとても盛んです。首都圏でも福岡の農産物はとても多く出荷されています。今ならいちごの「とよのか」とそれをさらに甘く大粒にした「あまおう」。これは自分の勤めたJA八女管内の広川町や筑後市が主な産地です。博多長なすは博多からだいぶ遠い瀬高町産。竹の子は熊本県境の立花町が全国的に有名です。いよかんのようなかんきつ類「あまくさ」は北西部のJA糸島産。

5月になるとお茶の季節です。八女市やその奥星野村は高級茶の産地です。関東ではあまり八女茶に出会うことは少ないですが、西日本では知名度が高く特に星野村の玉露は最高級品です。浦和に知る人ぞ知る有名なお茶屋さんがありまして、裏が喫茶室になっているのですが、静岡茶や狭山茶などはお菓子がついて500円から700円くらいのところ、星野の玉露は確か800円。お菓子はつかず、店の人によるとほんのちょっとの量なんだそうです。のどを潤すには物足りないくらいだとか。そのほか玉露と同じようにわらをかぶせてまろやかな味わいをだした「かぶせ白折」も絶品。白折とは茎茶の事です。いいお茶はあまり沸かしたてのお湯を使ってはいけません。ポットで70度くらいに冷めたお湯で出すと甘みのあるまろやかな味になります。

夏になると菊が出荷されます。これは関東まで来ていないようですが電照菊といいまして夜でも明かりをつけて生育を早めお盆に間に合うように出荷するのです。

秋には筑後川沿いの朝倉町などで柿の出荷が盛んで首都圏のスーパーにも並びます。他にも田主丸の巨峰など果物栽培が盛んです。

自分は本来棚田米の拡販を任されるはずだったのですが、もう当時うつを発症していまして2ヶ月ほどで倒れて救急車の世話になってしまったのですね。全く残念です。そんなわけで未練があり、福岡の農産物には人一倍興味がわくのです。距離をものともせず首都圏近郊産の農産物と互角に勝負する福岡の農産物、ちょっと意識して召し上がってみてください。

|

« 日本一遅い時間の路線バス | トップページ | 惜別「あさかぜ」 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60361/2822921

この記事へのトラックバック一覧です: 農業県福岡:

« 日本一遅い時間の路線バス | トップページ | 惜別「あさかぜ」 »