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2005/02/13

お騒がせしました。

いとこのリストカットや緊急メールの件で、ご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。

昨日甲府へ参りまして、いとこと直接話をする機会がもてました。6時間にわたっての話の中で彼女の抱えている問題がようやく見えてきたような気がします。

彼女の父(自分の母の弟になります)が数年ほど前に脳梗塞でたおれ、以来リハビリで通常のコミュニケーションは取れるものの抽象的な問題や理解がしづらい問題などに積極的に関われなくなりました。それまで叔母は叔父のリードであまり重要な判断をした事がなかったのですが、突然自分があらゆる判断を下さねばならない環境に追い込まれてパニックを起こしたようです。頼りになるのが自分の娘だけだったので、きついあたり方をしたり、必要以上に心配したりと言うコミュニケーション不全に陥ったのです。いとこは状況を理解しつつ、親の過度な依存によって心理的に不安定になり、過食になったりしていましたが家族のなかに救い手がいなかったことでとうとう母の重石に耐え切れずうつ病を発症しました。お母さんとしては頼りになる人がみんな病気で倒れてしまって、どうこらえたら良いのか分からなくなってしまったのですね。で病気といえども一番頼りになる娘にどうしてもすがるしかなく、そのことが彼女の心を蝕んで行ったようです。彼女の父は悪いことに今度はガンになり、さらにC型肝炎にも感染するなど満身創痍の状態です。家族に逃げ道はありません。この試練を乗り越えるしかないのです。

昨日話した中で、リストカット以外にもぷちOD(薬を処方量以上飲む)もしていたことが分かりました。ただ彼女のプチODは、次の通院日までの薬は確保した上で余ると予想される物を飲む程度で大事には至っていません。リストカットの生々しい傷も見ましたが、現状では多分やめられないでしょう。それでもいままでうつ病患者とこれだけ密に話したことはなかったそうで、だいぶほどけた顔をしていたのが救いでした。

ここまで至るには家族内での長い屈折もあったようです。彼女は「アダルトチルドレン」の概念も知っていて、「自分もそうかな」と言いましたが、傍から見ていると間違いなくその傾向があります。家族の屋台骨を自分が背負わなきゃという無理ながんばりに満ちています。

場合によっては仕事を休ませて千葉の叔母の家で1週間程度くつろがせようとも思っていたのですが、本人の強い意志もあり、このまま仕事も継続することになりました。ただあまりにも苦しいときには自分を呼ぶようにと約束させて、今回はひとまず処置終了です。

大変お騒がせしました。今日お昼の電車で鳩ヶ谷に戻ります。たまっている課題に取り組みますのでお待ちください。

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