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2005/01/06

ちんどん屋

ちょっと暗い記事ばかりなので息抜きを。

自分は5歳くらいから埼玉県に住んでいます。最初は三郷、ついで春日部と県の東部を渡り歩きました。

県東部は今でこそ東武線も武蔵野線も便利になりましたが、昔の武蔵野線は40分に1本というローカル線でした。東武線も俗にカステラ電車と呼ばれた、車内が板張りの古い電車でした。(今思えば屋根が茶色で、車体がクリーム色でしたからまさにカステラ。最近まで走っていた宇都宮線のオレンジと緑に塗られた電車(115系)をかぼちゃ電車と呼ぶ人もいましたがうまいネーミングを考えるものです)

そんな自分にとって京浜東北線沿線は憧れの地でした。なにしろ小学生のときに日商の珠算検定を受けるのにも、一番近い商工会議所のある都市が浦和でしたからなおさら。

特に川口にあこがれたのは地下街(今は駐輪場になっていますが)の存在と、古い商店とビルが混在するカオスのにおいと、駅前のパチンコ屋にしばしば来ていたちんどん屋さんでした。今の鳩ヶ谷のすみかは川口駅のカテゴリーで不動産屋をあたったらたまたま出てきた物件だったのです。

ちんどん屋さんは鳩ヶ谷に住み着いてからもちょくちょく目と耳を楽しませてくれました。まだ鳩ヶ谷に地下鉄が出来ていなかったのと職場が一時日進(大宮からひとつ川越寄り)だったこともあり川口駅を毎日使っていましたから、折に触れて新装開店の宣伝にやってくるちんどん屋さんは通勤時のひそかな楽しみでもありました。

1年ほど前でしょうか。そのパチンコ屋が時代の流れかスロット専門店になりました。そのころからちんどん屋さんは川口に来なくなりました。

そして今の再開発ラッシュ。パチンコ屋のうらは大規模なマンション開発が進んでいる最中。産業会館も立替。市民病院跡も周りの古い商店を巻き込んで高層マンションと西友に。六間道路沿いにわずかに残る古い店も道路の拡幅工事の為姿を消そうとしています。カオスだった駅前の街並みは巨大ビル群によって制圧されようとしています。こんな街並みにはさすがに似つかわしくなくなってしまったちんどん屋さん。今もどこかでちんちんどんどんとやっているのでしょうか。

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