あてにならない
上記リンクは、全家連が32条の改悪も含めた厚生労働省のいわゆる「グランドデザイン」案に対する要望書です。自立の一歩は家族依存からの脱出として、世帯単位での所得制限適用に対して異を唱えている点は評価できます。しかしこの要望書を読んで、全家連と言う組織の頼りなさも感じてしまいます。
全家連は全国精神障害者家族会連合会の略で、基本的に当事者の為の会ではなく家族の為の会なのですね。だからということなのか、当事者の視点が全く抜け落ちていると感じます。
上記リンクを読んでいただければ分かるように、全家連は厚生労働省との癒着も深く、あまり声高に反対議論を吹っかけられない立場にあります。しかしこの団体が精神障害者の声を代弁する組織として一番大きく力があるというのにはがっかりです。あてになりません。
この件、あまり考えるとすぐ気分に影響を与えそうなのでこれ以上書きませんが、とりあえず自分に出来ることは署名を地道に集めるしかないのかなと思います。
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コメント
こんにちは。ボクとこも全家連の県の末端に入っているみたいですが、本当にそうだと思います。信頼感ゼロです。
投稿: Polpo | 2005/01/25 13:13
Polpoさん、コメントありがとうございます。そうですか。
実は「全家連」で検索をかけていろいろなサイトを覗いたのですが、寄付金関係でもいろいろとうわさがあるようですね。月曜日に一日ばててしまったのはそのせいだと思うんですが、ちょっとひどい組織です。この先の当事者の問題解決に当たっても、邪魔になりこそすれ良い風向きにもって行ってはくれない組織のような気がします。注意深く監視したいと思います。
投稿: なんちゃん | 2005/01/26 00:14