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2004/12/22

思うこと。

小5の中絶って、どうよ。

いや、すごい時代だと思いました。というかいつもは思わないようにしているのですが・・・。わさびさんは生活のために泣く泣く体を売る、という時代でも国でもないのに。と書かれていましたが、そうでもないかもしれない。一応18歳未満の子供が性風俗で働くと働かせた経営者が警察に捕まるからそういうことがないだけで、警察が取り締まらなかったら、法律が無かったら、それこそ多くの子供が売りに出されると思う。そういう点では救いもあるのですが。

金に困っている人は本当に大勢います。おぼろげな記憶ですが全世帯の3分の1以上が所得税非課税世帯ではなかったかと思います。(違いましたら修正します)収入が課税最低限に達しないのです。国はこの課税最低限を引き下げようとしています。現在の課税最低限は(うろ覚えで書きます、あとで調べて修正します)年収¥1,030,000ですから(扶養家族がいればもう少し上がるらしい)ほぼ年収100万円以下で暮らしている人たちがこんなにいるんですよ。

最近は公立高校でも授業料の滞納がひどくて大変だという話もよく聞きます。やむなく退学する子もいるらしいし、未納でも何とか通えれば卒業させるところもあるらしいですね。私立だと退学。多いみたいです、こういう子供たち。

自殺者が年3万人でしたか。人口3万人といえば市が一つ出来ますね。病気の人も経済苦の人も、あるいは両方。

病院に行くとやたらと「保険証をお持ちですか」と聞かれる。あれは国民健康保険税が払えなくて保険証をもてない人がかなりいると見ていいのではないでしょうか。

道路、新幹線、空港、ダム、河川改修など、どうしてこんなものにと思うような公共事業が多いのは、ぶっちゃけて言えば「仕事を作る為」でしょう。経済的メリットがどうのこうのじゃないんです。主産業が公共事業と言う地方はたくさんあるじゃないですか。今度の新幹線新規着工区間は今後JRから支払われる使用料を担保に借金すると言う事ですが、これは個人で言えば年金を担保に借金するようなもので、そこまでしないとこの国は回らないんだなと思いました。

昔だったら暮らせない人が出てきて、ハワイだのブラジルだのへ移民していましたが、今は公共事業のおかげでそれが無いわけでしょう。でも政府債務が700兆円で、誰から借りているかといえば国民なんですよね。郵便局や銀行やその他に預けたお金が回りまわって国債に化けているわけです。国民の資産は1400兆円。そのうちの半分は65歳以上の高齢者が持っているといわれます。学者の試算によると2017年に国・地方の借金と国民資産が同水準に達する(日経新聞11月28日、「経済論壇から」)ということで借りる金がなくなるんです。そこまで公共事業が維持できますか。

個人レベルから国レベルまで暗いことばかり書きました。もう一度個人のレベルに戻しましょう。

こんな時代を生き抜いていくにはしたたかさが求められます。わさびさんの文脈に沿えば、大人が子供にしてやるべきことは何か。それは大人になっても生き抜く力を与えることではないでしょうか。自然界の生き物は子供のときから外敵にさらされ、そのなかで親から自分を守る術を学んで生きます。おなじように知恵をつけてあげようではありませんか。知恵とは幼少時から英語を習わせるなんてこととは根本的に違います。それはおしゃれをさせる親の心理と同じ、親の自己満足でしょう。そうではなくてお金の使い方、働き方といったこと。あるいは生命のこと。1億の精子のうちひとつが奇跡的に卵子と結びついて、それからも様々なリスクをかわしながらやがて一つの命としてこの世に生まれてくること。性教育でも生物の授業でもない、命のいとおしさを教えること。そんなことが分かっていれば自殺をしたり、人を殺したり、金に目がくらんだり、借金地獄に落ちたりしなくなるんじゃないでしょうか。


こんなことを昨日の晩から延々考えてしまいました。自分自身が不安になったりして「いのちの電話」に電話したり(相変わらずつながらない)寝逃げしようとして頓服の睡眠薬を飲んだり、朝になっても落ち着かなかったりしました。

でも自分も絶望しません。早く病気を治してから今考えている人生設計を忠実に踏みしめて、悩んでいる人、寂しい人のそばに寄り添いながら「大丈夫だよ」と言ってあげたいと思います。それで何人かの人が救われるなら、自分の人生は意味のある物になるでしょう。


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コメント

なんちゃんさん、こんにちは。
何気なく書いたひとことが、なんちゃんさんのお気持に石を投げ込むことになってしまった。
トラックバックありがとうございました。なんちゃんさんの記事は、いつもわたしの気が付かなかった視点を教えてくださいます。

文春の記事中には、下着を売る少女たちの言い分として「自分で使う金を稼いでいるだけ」「新しいブランドの服とかアクセとか、とにかも欲しい物がいっぱいあるの! お金なんていくらあっても足りない」という声が紹介されていました。これに引きずられる形で、物欲に支配され自分の性を売り物にする子供のことを書きました。

そんな歪んだ豊かさの一方で、「生活のため」、非常の手段をとらざるを得ないかもしれない人々が急増しているのも、現実ですね。

子供にほんとうに教えなければならない「したたかさ」とは、上記のような性への無知や好奇心からくる「ふてぶてしさ」ではないはずです。なんちゃんさんのおっしゃるとおりですね。

かけがえのない「生」を大切にする心。伝えていきましょう。

投稿: わさび | 2004/12/22 17:19

わさびさん、コメントありがとうございます。暗いことばかり書いたので、ちょっと申し訳なく思いつつ。

ニュースだけ聞いていると、大事なことがどんどん流れていく気がして。いとおしき「生」から思いを馳せること。伝えていきましょう、上滑りしないように。

投稿: なんちゃん | 2004/12/24 23:08

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