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2004/12/27

津波の恐怖

昨晩(今日の日付)で書いた地震は津波被害とあわせて過去100年で最悪の犠牲者を出しました。津波は英語でもtunamiと表現するように日本で特に多い災害です。最近では秋田県沖地震で浜辺にいた子供たちが巻き込まれたり、奥尻島の地震で青苗地区が丸ごと飲み込まれて大きな被害が出たことなどが思い出されます。

今回の津波被害では、震源から遠く離れたスリランカやインドでも多数の被害者が出たほか、アフリカでも被害が出たようです。スリランカやインドでは津波の到達まで1時間ほどかかった模様ですが、それでも被害が防げなかったのはこの地域特有の事情があるようです。

日本を含む太平洋地域ではこうした地震を引き起こす可能性のある海溝やプレート境界はほとんど海中にあり、数も多いためチリ沖地震をはじめ過去何度か広域の津波被害を受けたことがあります。そのため日本では気象庁が3分以内に津波警報などを出す体制になっているほか、広域に及ぶと予測される場合はハワイにあるアメリカ海洋大気局が太平洋津波警報センターを設置し環太平洋諸国に津波の情報を連絡するようになっているそうです。

ところがインド洋付近では、プレートの境界は陸地にあることが多く(昨晩書いたインド大陸とユーラシア大陸の例など)海中に海溝のような形で存在するのは今回の地震の震源地付近に限られます。そのため津波に対する注意意識はあまり無かったと思われるのです。もしインド洋にも太平洋と同じような津波予測体制が整っていれば、震源の近くはともかく津波到達まで1時間も時間のあったインドやスリランカでこれほどの被害は出なかったでしょう。

災害は不意打ちで襲ってきます。たら・ればをあとで言うのは簡単なのですが。こういう大きい災害があると、特別の宗教意識は無くても、自分たちは生かされているんだなと思えます。与えられた自分の人生は大事に生きたい(がんばるとか結果を出すとかそういうことでなく)と思います。

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