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2004/12/27

地震に終わる2004年

@nifty:NEWS@nifty:スマトラ島沖地震の規模M8.9に、津波の死者1500人にも(ロイター)

年末の休暇の最中、ものすごい地震がおきました。インド洋で10メートルを越える大津波が各国を襲いました。多分今日のニュースはこれがトップでしょう。

このニュースをネットの配信で見て、真っ先に思い浮かんだのは数十年前のチリ沖地震でした。ハワイ島のヒロが津波の直撃受けたほか、日本の三陸にも津波が押し寄せたしか死者が出たと記憶しています。特別大きな地震の津波は地震を感じなかったようなところまで押し寄せるんですよね。今回もスリランカやインドでも犠牲者が出ているようです。

震源はスマトラ島の北西だそうですが、地図を見ると典型的なプレート境界型地震のようです。もうすでにそういうコメントを出しているメディアもあるようですが。

インド洋のプレートがスンダ海溝にもぐりこんでおり、その力で地殻が浮き上がって大スンダ列島やバリサン山脈を形成していると思われます。これは例えばインド大陸がユーラシア大陸の地下にもぐりこむ為に地殻が浮き上がってヒマラヤ山脈が出来ているところや、日本で言えば伊豆半島がフィリピン海プレートに乗って日本列島に圧力をかけているために箱根や富士山などの火山があるのと似ています。

プレートテクトニクス理論は、自分が高校生の頃は反対論者もいたのですが、今はこれを否定する人はあまりいないようです。地球の大地は地殻と言う温めた牛乳の薄皮のようなもので、その内側はマントルと言うどろどろに溶けた溶岩のような物が熱交換の為に対流を起こしていると考えられています。その対流の動きによって地殻が引きずられていく現象をプレートテクトニクス理論と言います。牛乳の薄皮もしわがよったり、沸かし続ければちぎれたり、重なったりしますよね。

日本には主要なプレートが4つ複雑にかみ合っている世界的にも珍しい地形のところで、世界中で起きるマグニチュード6以上の地震の2割は日本で起きるといわれています。近いうちにおきると言われる東海地震、東南海地震、南海地震はすべてこのプレート境界型地震で年に数ミリと言う単位で動く地殻がこすれあってひずみがたまり、それが解放されるときに地震となる為、何十年おきなどと目途が立っているものです。この手の地震では大きな津波が発生することも考えられます。今回のスマトラ島沖地震と同じです。

今年の新潟中越地震は一説によると太平洋プレートが日本列島を押す力でしわがよったようになっている断層帯(たしかに震源の地域は山並みが横に波打つようになっていますよね)のなかのどれかの断層が壊れて発生したと言われています。この新潟中越地震のような直下型地震はプレート境界型地震と比べてはるかに長い周期で起こるため予知不可能とのこと。また山や丘陵では断層は目に見える形で残っていることが多いのですが、関東平野のように本来の地面の上に川から運ばれた土砂が厚く堆積しているようなところでは、そもそもどこに断層が隠れているか分からないのです。三浦半島では良く知られている断層が3本か4本ありますが、平野部で知られているのは立川断層と綾瀬川断層の2つだけです。

つい先日、立川断層が動いたときの直下型地震の被害想定がされていたのを新聞で見たのですが、現物の記事が見つからず具体的にここでかけません。ま、なにしろ途方もない被害が出るだろうという予測でした。

地震はいつ起こるかわかりません。被害も揺れだけではなく、津波、地面の液状化などもあるでしょう。

何を準備するか、というのは難しいところですが意識だけは持っていたいと思います。ペットボトルの麦茶を5~6本買い置きしているのも、一応心がけのつもりなのですが・・・。

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