2025/11/11

一つ分かると謎が倍

手持ちの本だけで手いっぱいのつもりでしたが…

本の内容をまとめていると「これってなんだっけ」と疑問がわくことが多く、調べてしまいます。今は検索をかければほとんどのことは一応わかるので、あっという間に思考がぶっとんでいきます。

当初は、在任中に来日したこともあるフランシスコ前ローマ法王のことを知りたくて、入院中に本を2冊読んでいました。ところが。

この先はややこしいので読み飛ばしていただいて結構です。

キリスト教には主に2通りあるということは、なんとなく知っている方も多いと思いますが、信者以外で具体的なことを知っている方は少ないでしょう。勉強が得意だった方は、もともとはカトリック教会しかなかったことや、中世に当時の教皇が「免罪符(今は言い方が違うらしい)」を売ることで批判を浴び、宗教改革という形でプロテスタント教会というものが生まれた(これはグーテンベルクが印刷術を普及させたことも大きな影響があった)なんてことまで憶えているかもしれません。プロテスタントはいろんな宗派があるけれど、カトリックは世界中の教会を代表する形でバチカンというものが統べているってことまで知ってたらかなり詳しい方でしょう。

でも、信徒か関係者でなければ「カトリックにもいろいろあり、それは修道会というものがキーになっている」なんてことはご存じないと思います。

カトリックの神父さんには転勤(異動)があります。が、基本的には所属する修道会の教会や諸施設の中に限られます。ところが、カトリックとしては一致しているので、東京都は千葉県と一緒に「東京教区」というエリア分けがされていて、教会を設立した修道会が違っていても「教区」としてはまとまっているのです。これがプロテスタントとの大きな違いの一つだと思います。ルーテル教会など大きい会派だとプロテスタントでも牧師さんの異動はありますが、プロテスタントとして一つにまとまることはほとんど不可能でしょう。

四ツ谷駅のそばにあるカトリック麹町教会は、イエズス会という修道会が設立した教会なのですが、隣接地にある上智大学はイエズス会が作った学校なのです。歴史の好きな方なら「イエズス会と言えばフランシスコ・ザビエル」と思い浮かぶかもしれません。日本にキリスト教を最初に持ち込んだのが「イエズス会のフランシスコ・ザビエル」で、彼はイエズス会を創立した「イグナチオ・デ・ロヨラ」の最初の6人のメンバーの1人だったのです。フランシスコ前教皇はイエズス会から初めて教皇に選出された方でした。しかも初めて南北アメリカ大陸から選出されたということでも注目を集めました。

さて同じミッション系の学校でも設立母体によって、学校のカラーは全く違うということが最近理解できるようになりました。カトリックとプロテスタントで違うのはもちろんですが、カトリックの場合設立した修道会によってもカラーが違うのです。学校運営に強い修道会とか病院運営に強い修道会とか、障がい者施設運営とか児童養護施設といろいろありすぎてややこしいこと限りないです。

これ以上、きょうは書ききれないので止めておきますが、今書いたような事柄がなんとなくわかってきたのはごく最近のこと。1つ分かると2つくらい謎が増えるのが、学校以外で行う勉強というものなのかもしれません。

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2025/11/10

読書進展

入院がきっかけで始まった読書。退院後の自宅療養中も含めると24冊。自宅の本を読んで「読書筋肉」みたいなものが少し着いた感じがすると書きました。

前回の入院で読んで、通算2回目の読破となった星野博美さんの本のノンフィクション、2回も通読しているからというのもあるでしょうが、450ページもある本がするすると読めるようになりました。これは、もっと「こてこて」の600ページもある本が少し読みこなせるようになってきたからでしょう。

中身が多岐にわたるので、これらの本の中身をしっかり頭に入れてアウトプットするためには、内容を整理をしなければなりません。そのために、今の会社に入ってからほとんど使わなかった、付箋紙やルーズリーフを多用しています。文房具をしっかり使えるというのはほんとうにうれしいものだと思いました。使い方が下手なのでしょうが、PCだとこうはいきません。

今の読書記録のつけ方は、多分精神保健福祉士の勉強で使っていたやり方に似ているというか、授業や先生の作るレジュメがないから1から作っているだけでその先は同じやり方になるような気がします。

何冊かの本を手許に置いて両にらみで読んでいると、話の重なる部分があり、それで「あ、そういうことか」と気づくことがいっぱいあります。本ごとに視点が違うので、統合する必要があるのです。そうすると話がだいぶ見えてくるのです。

自宅にあるのにまだ読んでない本もいくつもあるのに、つい別の本が欲しくなるのはいけない傾向。興味のある内容だから続くのだと思うので、今手許にあるものを十分に整理して頭にインプットしてから次に行きたいところです。

これがうまく行ったら、薬局の登録販売者の勉強も同じ要領でできるのではないかと思います。

昨日は寒くてダウンコートを着用。きょうは日中そこまで寒くなかったものの、午後から噴き出した北風のせいでかなり冷え込み、今期3回目の入浴をしました。

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2025/11/06

アウトプット力がない

きょうは外出の予定なし。読書に時間をつかうつもりでいました。

ただ、病院で読んだ本も含めて、頭に残らないのです。小説も含めて。エッセイなどは流し読みでも良いのかもしれないけれど、新書はやはり頭に入れる本だと思うし、評伝も読み流してしまうのはもったいない。

入院で読書する筋力は少しついたけれど、それを頭にとどめておく力が全然ないことが分かりました。

アウトプットしないと頭には残らない。学生ならテストという形でアウトプットできますが、今どうやってアウトプットすればいいのか分からないのです。

ひとつはノートに書きだすことだと思いました。が、この方法はなかなか手ごわい。力が付けばこの方法が一番いいかもしれないけれど、さっぱり頭に入っていない事柄を絞り出すのはなかなかに難しいのです。

そこで、病院でも退院間近にやっていた、目次や年表を手書きで書き写す作業をしてみました。これでも頭に入らないけれど、書いたものを見返せば、読書記憶を引っ張り出す手がかりにはなるかも。

当分新しい本に手を出すのはやめて、今あるものの知識を定着させることに集中したいと思います。

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2日目の5時間

昨日は、5時間勤務で18時退勤予定でしたが、帰宅するためにバスに乗れたのは結局20時でした。

これは残業したわけではなく、年末調整の作業を終業後にやっていたからです。終業時間内にやっていた人もいましたが、自分はそこまで暇ではないということを再認識。次から次へと仕事をこなしていかないと、納得がいかないし、そのことが見切り廃棄の削減に確実につながっていると思います。お酒も手をかけないとすぐ品切れするし、期限もあるし、と考えると、やはりちゃんとやっておきたい。動きがとまっていたパック在庫を、例えばばらして冷蔵庫で一本売りするとか、地道にやると期限内に売り切れる確率は高くなる。せっかくやっているのだから、在庫を無駄にしないように売り切って行ければと思います。

帰宅がそれだけ遅くなっても、一応魚を焼くだけだけど食事はできたので、多分今月がんばって力をつければ6時間勤務に延ばすのはそんなに負担ないと思います。12月は、現況全部有休にしている月曜日を出勤にして2連勤にはするとして、1月は1時間ずつ勤務時間を延ばすというのが現実的か。訪問看護師さんもそういう意見で、何しろ無理をして調子を悪くしたら元も子もないとのこと。本当は完全に元通り週30時間勤務に戻したいのですが、他にも負荷のかかることはあるので、とりあえず様子見かと思います。

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2025/11/03

始まった5時間勤務

5時間勤務の一日目が終わりました。

2時間勤務と5時間勤務では当然のことながら仕事の密度が全然違うはずですが、2時間勤務の密度で5時間こなしたので、休憩は必須だと思いました。やらなければならないことがどんどん目についてしまうので、休憩が無かったらがんがん突き進むと思います。法律上は6時間以上働く場合に付与される休憩ですが、ないと疲労度が全く違うでしょう。

日曜日は納品が無いので、10日終了期限のお酒の棚替え。結局復職して以降、本来の担当のうちお酒ばかりやっている印象です。食品の賞味期限管理は作業量が圧倒的なので、やりかけになっていたものの整理以外していないのが現状。どこに期限切迫品があるか管理できていません。

紙や雑貨の品出しよりも「お酒優先」との指示もあったので、今まではそうしてきましたが、だいたいお酒はめどがついてきたので、今度は雑貨と食品の賞味期限だろうと思います。

5時間勤務と6時間勤務の差は、調理も含めて夕食の時間にゆとりが持てるかどうかの違いという感じがしました。仕事の疲労度はそんなに変わらない気がします。

 

ところで明日はやりくり相談なので、家計簿をいろいろ分析して考えています。おそらく昨年年間で出した黒字額のほとんどを、今年食いつぶす感じになりそうです。今の課題は食いつぶす度合いを1円でも少なくすることかと思います。訳が分からなくなるので入院関係の費用は保留にしてありますが、それをのぞいて、2年間の累計が赤字にならないように工夫するのが大切でしょう。

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2025/11/02

明日からいよいよ週5時間

月が明けて11月。明日からはいよいよ5時間勤務になります。休憩を設定してくれるので、弁当みたいなものを持っていかなければなりません。

2時間勤務ではできなかったことができるようになると思いますが、休職前にやっていた仕事がかなり残っていて、水曜日は残業。昨日も「このタイミングでないと」と思う作業が残り、職場を出られたのは勤務終了30分後でした。

明日は、シーズンエンドではなく定番棚の棚替えをしなければならないと思います。賞味期限の管理もあるので、きっと手いっぱいしょう。

2時間勤務から5時間勤務というのはかなりハードルが上がります。

いいかどうかは分からないのですが、5時間勤務につないで体力をつけるために、いろいろやってきました。散歩もそうでしたが、昨日は終業後映画を見に行きました。「てっぺんのむこうにあなたがいる」という映画で、登山家田部井淳子さんの人生を描いたストーリー。自分の感想としては若い人よりもある程度人生経験を重ねた人の方が刺さる内容という印象でした。

映画を観終わって帰る時間が、ちょうど5時間勤務の場合に帰宅する時間となりました。うちに帰ってから結構疲れて、食事を作ることができず、冷凍食品のありあわせで対応しました。

活動しないと体力が落ちる。でも頑張りすぎると疲れがどっと出る。今朝は腰がだるくて9時頃まで起きられず。

頑張る、休む。これの繰り返しで徐々に体力をつけるしかないでしょう。入院前と退院後では体脂肪率が上がっていて体内年齢が一気に3歳ぐらい上がったのでショックもあり、なるべく身体を動かす方向で行きたいと思っています。

 

ところで余談ですが、今後2年後くらいに路線バスでは現金が使えなくなりそうです。すでに実証実験は始まっていて、京王バスのプレスリリースが一番取り上げられていましたが、国際興業バスも一部路線からキャッシュレスバスを一般の路線で試験運用し始めました。都バスは、見ていると残高不足で乗り口で詰まるお客さんが多いです。今まではチャージ不足の利用者が多いので、完全キャッシュレスとなると問題が発生する気がします。

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2025/10/30

要は娯楽教養

自分がかつて大学生だった頃。例えば自分の同級生は理科大で鬼のように実験やレポート作成をやっていた。

当時ドリンク剤の広告で「24時間働けますか」といったキャッチコピーが時代の空気を反映していたが、ホントいけいけどんどんだった。彼は実験が間に合わないので学校で徹夜をしたり、学校の門が閉まっているので塀をよじ登るなんてこともしていた。それがよかったのかどうか分からないけれど、彼は経済産業省の技官になった。

でも、前も書いたように自分は何になりたいのか何になるべきか全く分からなかった。だから高校時代から勉強のモチベーションが落ち、「家計のためには国公立大学へ」なんてことも考えていなかった。英語の勉強の仕方に気が付いたのは大学に入ってから。だからうかる大学があることすら奇跡的だった。

一応入ったものの、自分の興味のある方向ではなかった。幸い大学の学科のレベルは低かった。それで興味の赴くままに履修届を出して勉強したが、今でも頭に入っているのは美術史の授業だけ。それもオーソドックスな教科書的美術史の勉強ではなく、授業中散歩に出て、道筋や建築などといった都市空間を読み解くといったもの。この先生のおかげで福岡で働くことができたので、一番影響を受けたと言って過言ではない。が、この手の分野は、当時学業に飽き足らない学生たちが食いつく一種の娯楽教養みたいなもので、よほど真剣に学ばないと食える内容ではなかった。

今、自宅図書館で陣内秀信著「東京の空間人類学」という、いわば都市地理学みたいな本を読んでいるのだが、この本の出版時期がちょうど学生時代に自分がこの分野にはまり込んでいた頃だった。今これを読むと研究対象というより知的好奇心を満たすだけのもので、一見アカデミックだが、要は遊びだったと感じる。当時こういうものに興味を持っていた大学生は非常に多く、この分野で有名な学者は半ばスターのような扱いを受けていた。

高い学費を払ってくれた両親に対して申し訳ないと思えるようになったのは、1年生で取得単位が0だった時点。留年だけは避けようと、卒論も含めて134単位を実質3年で取得し、一見ストレートで卒業できた体を作ったが内実はボロボロだった。かろうじてバブル期最後だったので就職できたが、時代が違えば就職に困ったことは想像に難くない。

まあ、でもその時の就職先が自分にあっていた。就職先で学んだことが今活きている。きょうも、日曜日では全部終わらなかったシーズンエンドの棚替えの続きを指示されて、2時間目いっぱいかかり、一応完成形までたどり着いた。昔やっていた仕事だから、アウトラインだけ説明されればできる。経験者でなければ無理なレベルだ。日曜日ほどではないが、きょうも時間通りには帰れなかった。

華々しい仕事ではないところに就職したからこそ、今の仕事に活かせる内容だった。

結果オーライなのかもしれない。

 

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2025/10/29

お試し勤務なのに残業

19日がお試し勤務の初日でした。

それからたった一週間。

26日の勤務では、勤務時間が2時間しかないのにシーズンエンドの展開書を渡されて、棚替えとなりました。棚板2枚分の幅があるので2時間以上かかるのは確実。とにかく大急ぎで取り組みました。2ヶ月のブランクがあるので、精一杯頑張ったものの2時間ではとても終わらず。店長と相談もしたのですが、ある程度形は作っておかないと売り場が中途半端で汚くなるので「そこまではなんとか」と。自己判断で定時で退勤を切って、いわゆる「下駄ばき」で30分延長して働きました。それでも無理なところは店長と食品担当の方に引継ぎ、店を出たのは3時近くになっていました。

この話を翌日の診察で正直に主治医に話すと「それはダメだね」と言われてしまいました。そりゃそうなのですが、現場はいろいろなことが起こるので難しい。「無理するなよ」と自分に声がけするしかないですね。

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2025/10/25

冷えた体に

勤務初日は、一応羽織ものを一枚ひっかけては行ったものの、仕事自体は半そででやっていました。

ところが、水曜日から季節が進みました。さすがに長袖でないとムリだと思い、半そでの制服の上に長袖を着て、どちらでも対応できるようにと。身体を動かしているので、暑くなる時もあるのです。でも結局脱ぎませんでした。

それからさらに気温が落ち、木曜日は羽織ものが2枚に。昨日からは鼻水が止まらず。きょうはカットソーの羽織ものの上にニットのカーディガンまで着てやっと落ち着く始末。明日風邪ひいて休まないように、半年ぶりに湯船に浸かることにしました。

からだがびっくりしている感じですが、10月も末。これが本来の気温で、10月前半が暑すぎたのでしょう。

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2025/10/23

きょうも散歩

昨日も2時間仕事でした。まっすぐ帰って自宅でお昼ご飯という手もありましたが、なんだかもったいなく感じられました。で、ちょっと違う方向のバスへ乗ってウィンドウショッピングをしようと思ってでかけました。

そんな感じで毎日あちこちへ出かけています。交通費がかからないように、いろいろと考えつつ。

きょうも午前中は読書をしていました。が、この本は買ったのは最近ですが、自分が学生時代に初版が出たもの。街歩きがはやっていた頃のものなのです。読んでいると、実際の風景を見たくなるのです。それで月曜日は港区を縦断。きょうはすっかり変わった東京駅をじっくり観察。その後佃島、築地方面へ散歩へ。

だいぶ冷えてきたので、そこそこ着込んでいってちょうどよかったくらいでした。

今日も1万歩以上。

ちゃんと情報を仕入れてから見る街の様子は、多彩な風景や歴史を感じられて面白い。

歩いている自分自身が懐かしく感じられました。

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2025/10/20

無事初日

お試し勤務初日。

余裕をもって迎えたこの日でしたが、かなり緊張感があり、出勤前に本を読んだり何かしたりすることはできませんでした。仕事に行くということは、多少は慣れていくけれど、まずはこの緊張感と戦わなければならないと思いだす感じ。まさにお試し勤務です。

手続き的なことを済ませて、「担当割は今まで通りですか?」と確認すると「今まで通り」とのこと。で、売り場へ出てみると確かに自分の受け持ち職分については、最低限のフォローはされているものの手が入っている感じはなかったです。いきなりスイッチが入り、がつがつ仕事をはじめてしまいました。

ということは「今の仕事は好き」ということなのだと思います。

2時間勤務なのに早くも「後ろ髪をひかれる思い」で、時間通り退勤してきました。テンションはだいぶ上がった気がします。

 

帰宅後は、昔の知人が写真展を企画していて、これに出かけました。時間的には土曜日の方が余裕があったのですが、それで疲れてお試し勤務に初日に行けないのでは本末転倒。時間は少なくても後が安心な日曜日にしました。かなり久しぶりだったのですが、若い時から延々と紡ぎだす独特の世界観にどっぷりと浸る、良い時間でした。但し国立駅の近隣だったので、交通費の節約のため色々と工夫が必要でした。

 

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2025/10/19

自宅図書館

現在出かける前のひととき。

当然ですが、かなり緊張していて、「忘れ物が無いか」チェックしたり、職場の上司や皆さんへひとことメッセージを書いたり。

確かにきょうは2時間が限界でしょう。

昨日はきょうに備えて、頭を冷静にするために一時ラジオもストップ。静かな部屋の中で読書をしていました。病院ほど集中できないけれど、楽しかった。ずっと昔に読みたくて買っていたものの、読めていなかった歴史地理関係の本でした。病院で読書に使う筋力みたいなものが鍛えられて、読めなかった分量の本を読める。それはしばらく忘れていた「余暇の過ごし方」の一つでした。

新しいものを買わなくても、「自宅図書館」にまだ読めていないものが眠っているのでした。

当分の間はそれを掘り起こしていけばいいのではないでしょうか。新しい興味や知識を掘り起こさなくても。

もうすぐ出かけます。2時間やってみて、どうなるか。職場の皆さんの反応やいかに。

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2025/10/18

明日からお試し復帰

会社の人事の方と、自宅でオンライン面談。店の連絡網もLINEだし、いろいろと変わっていますが。

ZOOMを使うのはヒッポで慣れていたので、スムーズにできました。

結論から言うと、再出勤初日は明日19日の日曜日。時間は、10月中は一日2時間。ほんとにお試し出勤です。

ちなみに11月からは1日5時間にする見込みです。契約を週20時間以上にしないと社会保険から脱退しなければならないそうで、週20日にするには週4日の5時間勤務が必要。しかし、最初から連勤はやめておいた方が良いだろうということで、今月と来月は契約上は週4日ながら毎週月曜日は有休を使わせてもらうことになりました。

子どもたちが、長い夏休みのあといきなり2学期本番になるのと違って、じっくりじっくり戻していく感じになります。

そうなると収入的にはどうしようもなく、多分10月お試し勤務で支給される給料をもってしても、2ヶ月分の社会保険料を合算払えたらラッキーという感じ。今年の家計簿上の収支は赤字確実になりました。

だからといって、即暮らしに困るわけではないのがありがたいですが。ま、だから落ち着いて毎月少しずつハードルを上げて、来年まで食い込みつつ戻していくという形になりそうです。逆に支出をかなりカットしないとならないでしょう。

 

2ヶ月も休んでしまったので、気持ちだけでも職場のみなさんに何か持っていかないと、と思っています。でもお菓子も値上がりしているので、いいものは買えない。ホント気持ちだけ。無理しても仕方ないし。

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2025/10/15

慣らし勤務、いつまで

明日はいよいよ会社の人事とのオンライン面談の日。

「入院」という夏休みに続き、「自宅療養」という秋休みも終了間近となりました。

ただ、主治医も訪問看護も、きょう会ってくれたお友達も共通の意見なのは「来月いっぱいは慣らし勤務」という方針。主治医はそうはいってないけれど、自宅療養が本当のところ10月いっぱいとのことだったので、翌月は慣らし勤務という前提のはず。だからみんな、言っていることは一緒と考えてよいはずです。

今月給料は0なので、社会保険料などの天引きがあって給料明細がマイナスになっています。来月は2ヶ月分天引きということで、出勤日だけ考えると来月もマイナス支給かも。で、11月が慣らし勤務で、イメージとしては週3日出勤。ということは今年の収支は赤字でしょう。だからと言って無理して再発させたらクビかもしれない。再発は絶対ダメ。こういう時のための貯金と割り切るしかないでしょう。

昨日書いた「宿題」を、半日かけてやりました。ほんとうにこれで終わりです。

人事との面談が自宅からオンラインなんて、コロナ禍前には考えられなかったでしょう。11月までは週3出勤という腹案をもって臨みます。

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2025/10/14

ともだちと友達

退院してから、しばらく書いていなかったり、長々とつたない文章を綴っていたりで一貫性がなく、全く恐縮です。

昨日は自分の馬鹿さ加減に腹がたったりしていました。歩いたのは気持ちよかったのに、むしろ情けないやら疲れたやら。

きょうは、そうした思いをぶつける場が2つ。一つは教会のカウンセリング。もう一つがいつもの訪問看護。

カウンセリングでは「自分の馬鹿さ加減」を話しても仕方がないので、困っていることを2つ相談しました。いや、2つのつもりだったのですが、結局一つ話して時間切れ。

何を話していたのでしょう。

入院中、21冊もの本を読んだと書きました。そのうち6冊は新書で、発達障がいの解説本と森田療法の本でした。他にもアートにまつわる本を4冊。それらを読みながら、知人の彫刻家さんのことを考えていました。

入院だといわれた時にいち早く連絡。それは「彼は理解者だ」と思ったからでした。しかし、期待を大きく裏切られほとんど共感されないばかりか自分の話ばかり。その後もこちらの心配より、愚痴を聞いてくれる相手がいなくなる不安感みたいなものをぶつけられ、自分が折れそうになってしまい、「ドクターストップ」と伝えて強制終了させました。

この話、少しは書いたかもしれません。彫刻家さんは明らかに発達障がいの疑いが濃厚です。だから相手の立場に立って物事を考えることがほぼほぼできないのです。

このままでは自分が折れてしまう。なのに、少なくとも入院中はすっかり忘れたいと思っていたのに、気になって気になって仕方ないのです。

カウンセリングでは「その方のことが心配なのね」と言われて、「確かにそうだ」と思いました。

だから自分のように専門職にたくさんつながってほしいのです。でも本人は「専門家はともだちになれない」と拒否。自分は彼なりに「ともだち」という認識らしい。「ともだち」関係が成立していないのですが。とにかく誰かにつないで安心したいのです。自分が折れる前に。

でも、それはこちらのわがままなのでしょうか。

訪問看護師さんにも同じ話をしたところ、「自分が友達と思えない人は、一方的にともだち呼ばわりされても友達になれなくて当たり前」といたく共感してもらえました。

この共感が欲しかったのでした。

明日はあまり予定が無いので、「心配はするけれど、ともだちにはなれない」ということを伝えようと思っています。

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2025/10/13

1年ぶりの墓参り

昨日一日家にいたので、疲れもひいてきた。入院中に考えた企画案だと、きょうは墓参りの予定。

出かけるといちいちお金がかかる。「どうしようかな」と思ったが、仕事が始まればなかなか行くことのできないところなので、行ってみることにした。

但し…

電車に乗るのはやむを得ないが、バスをやめて片道2キロ以上の道のりを歩いた。これが結構よかった。旅行に行くときに履く軽登山靴で行ったので、行きかえり合わせて結局6キロくらいあったのだが、いろいろと発見があったのだ。

結局こういうことが好きで、山登りとか自転車の遠乗りとか普通列車旅とかをするのだと思う。

墓へ行く途中に東京農工大があった。工学部は電車から見えるが、農学部は墓地の近くにあることに気づいた。大学の構内はたいてい誰でも入れるのでお邪魔する。良い雰囲気の大学だと思った。が、看板を見てびっくり。知っている人は「何を今さら」と思うだろうが、この大学は国立大学だった。ここの卒業生とは、ヒッポで何人か出くわしたことがあったが、みんな理知的な印象をだった。国立大学ならそうだろう、と今更納得。

自分が高校時代に進路を決めるとき、成績が悪すぎて選択の余地がなかった。が、それ以上に(あくまで勉強を頑張ればだが)いろんな選択肢があることを知らなかった。どういうことが学びたいのか全然わからず、進路研究もしていなかった。東京農工大なんて聞いたこともなかったのだ。高校時代の自分のあまりのお粗末さに、情けなくなってきた。

昨夏父の納骨をして以来。両親とも合葬墓なので祈ることだけすればいい。お世話になった方のお墓もあるのでそちらにも回るが墓碑を見たら2020年に召されたそうで、もうそんなに経つのかと驚いた。

お昼は何か買うことも考えたが、持参のパンとペットボトルの水だけで済ます。墓地の管理事務所わきにベンチがあり、この陽気なので野外でも十分。

帰路利用する駅まできた。当初は線路を越えて反対側にある大きな公園にも行ってみるつもりだったが、6キロも歩いたのでもうおなかいっぱい。予定より少し早いが帰ることに。ちょうどいい時間に帰ってきて、夕方ではあるが1時間くらい昼寝をしてから食事の支度をしたらもうきょうはそれでいっぱいいっぱいだった。

 

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2025/10/12

一応許可をもらい…。

昼寝が必要なほど疲れやすい状態で「こんなので大丈夫か?」と思っていたが、8日~10日で旅行に行って来た。病棟の主治医にあらかじめ相談しOKをもらっていた。

一泊でのんびりというイメージだったと思うが、自分の場合、自分なりにはのんびりなのだが相変わらずのハードスケジュール。9月に青春18きっぷか北海道&東日本パスで出かけるつもりだったのを、ほぼ同じ条件で乗り降りできる「秋の乗り放題きっぷ」で実現させてしまったのだ。この切符はほぼ同じ利用条件なのに青春18きっぷの3日用より安い。3日用ができたとき「3日だったら8千円にすればむしろ利用しやすいのでは」と思ったが、まさにこの切符は8000円でおつりがくる。とても使いやすいと思った。

なので自宅療養中とは思えないような旅をしてきた。

初日、余裕をもって上野を10時半に出る始発列車の熱海行きを予定していた。ところが朝4時台に目が覚めて、旅行ハイ状態なのでそのまま5時台の京浜東北線に乗ることができてしまった。なのでちょっと欲張って京都駅まで行ってしまった。相変わらず乗り換えがしんどいのが大垣駅。それもやりすごして、京都駅まで行き、20分の滞在でとんぼ返りして豊橋まで戻る。今回のメインは15年ぶりくらいぶりに飯田線に乗って、いとこに会うことだった。

京都駅も思うところはいろいろあったが、初めて泊まった豊橋の街が印象的だった。豊橋駅は在来線の旅の場合ほとんどは乗り換えが必要なので駅構内はわかるのだが、改札の外へ出たのは初めて。路面電車があるのはなんとなく知っていたが、通勤時間帯を過ぎても頻繁に本数があった。熊本や長崎などを思い出した。

翌日は、朝ややしんどかったが、予定通りの列車に乗る。限られた時間だったが無事にいとこと会うことができ、乗客のいない駅構内の待合室で一緒に食べる。会うというのは意味のあることだなと痛感。仕事をやりくりして時間を作ってくれたいとこには感謝ばかり。

これで一旦帰宅したのだが、切符は3日間有効。10日の退院後初の外来は大事なので、しっかり主治医やワーカーさんと話して今後の方針建てをした。お昼までに終わったので、そこから日帰りで、これも15年以上ぶりに小海線にのって清里まで行って来た。ほんとうは日中行って、昔母と行った美し森まで散策したかったが、日も暮れてしまったので20分でとんぼ帰り。

 

そんなことをしていて、昨日も朝から出かけたので、結局身体がもたず昨日は昼寝。さらに寝落ち。きょうは起床が8時を回り、しかも寒さもあって二度寝。12時半ごろまで。

自分が寝ているというのは身体が求めている時だと思う。思うのだが、やっぱり日中横になっていると「こんなので良いのか」と自分を責める気持ちが湧く。

でも何か活動すれば、その都度何らかのお金がかかる。今月前半は「退院に向けてのモチベーション」が必要だったので出費がかさんだが、そろそろ締めていく必要があるので、うちにいるのはむしろ良いことかもしれない。掃除や片づけへのモチベーションは湧いていない。でも、それでいいかと思う。今週末にはいよいよ休職期間も明ける。今休んでおくことは大事なのだ。

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2025/10/06

毎日昼寝

昨日は午前中教会へ出向きました。今後の行動の参考に「午前中どのくらい活動できるか」を試してみたのです。5時半に起きてしまったし。

流しを片づけるとか、マインドフルネスをあとに回すとかいろいろ。なんとか早めに出たのですが、疲れるし、眠いしかなり厳しかったです。帰宅してから昼寝をしてしまいました。

きょうは、もともと面談日ではなかったのですが、やりくり相談の担当者さんから「食品の応援ができるから、顔だけだして」と言われていたので行ってきました。かなりの量のフードドライブの食品をいただきました。

ということは、経済的なことを心配される状況だということです。それはそうなのですが、8月9月の家計簿の収支がどうなるのか分からず頭の中がぐちゃぐちゃ。「え、そんなことにもお金がかかるの?」というようなことに出費したりして、もう訳が分からなくなっています。

訪問看護のあと、ぐったり横になってしまいました。毎日昼寝です。

訪問看護師さん曰く、「入院中は仕事だけでなく家事の負荷もかかっていなかったわけだから、今は家事をこなせる体力を培う時期でしょう」とのこと。ただ、「家にこもるよりは、外に出て活動もして、その分よく休むというのがベストではないか」との意見でした。

病棟の看護師さんも、やりくりの担当の方も、訪問看護師さんも、外来のワーカーさんも「困っていることをちゃんと相談できる」ことが強みだとみています。それぞれ支援してくださる方々もできることには限りがあるけれど、そこをうまく自分でつなぎながら支援を力に変えてやっていくということかなと思います。

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2025/10/04

きょうも頑張る

これは、殻を破っているということなのでしょうか。

それともただ前の生活に戻っているということなのでしょうか。

 

きょうは雨の予報だったので、にもかかわらずもう2か月以上行っていない川口の内科へ行かなければならないということで、実はもんもんとしていました。

実は薬はあるのです。7月に「ちょっと薬が足りない」と思い、でも電車で川口まで行くのは電車賃がかかってしゃくなので、近所の内科を受診し、臨時に薬を出してもらったのです。この技は薬局で教えてもらった方法で、ちょくちょく使えるわけではありませんが、体調の悪い時にはとても助かります。

その薬が尽きないうちに入院してしまいました。次の外来の受診までは薬に関しては入院と一緒で、「退院処方」ということで飲み時ごとに一包化されています。面倒なことは全然ありません。

一包化された薬を飲み切ると、いよいよ薬も自己管理になります。数が多いのでお薬ケースを使って、錠剤各種を飲み時に合わせて分配します。20分はかかります。これを毎週やらねばなりません。

つまり、今は入院の延長。だから昨日北千住へ行くのも自転車をやめてバスで行った。きょうも朝起きるまでは電車で行くつもりでした。

しかし。

朝、一時的ですが晴れ間がありました。

「これはいけるんじゃないの?」

川口と言っても自分の通院先は上青木。最寄り駅は川口ではなく西川口で、駅からバスに乗るか昨日歩いたのと同じくらい歩くかしなければなりません。

「自転車で行ってみよう」

そう思いました。

ややしんどい感はありましたが、なんとか行ってくることができました。帰り道思い切り降られましたが、一応雨がっぱを持参したので何とかなりました。

内科の帰り道は、中青木にある激安の八百屋さんへ立ち寄り、食材を調達。退院して以来冷凍の物を多く食べていましたが、思い切って十八番のカレーを大鍋で作ってみました。

これが、仕事が始まってからも続けられるのか分からない。でもあと半月あるからもっとなんとかなるし、無意識に感じていた頭のおもりが取れた感じがするので、大丈夫かな?と思いました。

入院中VAS(ビジュアルアナログスケール)は、徐々に上昇。入院時点では-5くらいだったのが15くらいまで戻っていました。

きょうは20くらい。

まあまあか。

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2025/10/03

自転車がまだ怖い

きょうは、叔母の家へ行きました。いつもだったら北千住駅へは自転車で行きますが、なんだかまだ自信がなくてバスを利用。現地では駅から2キロ以上歩いて行ったので1万歩は歩いているでしょう。

退院してから体脂肪計にのったところ、体内年齢がそれまで42歳くらいで出ていたのが46歳に。なので2日に1万歩歩いたらそれだけでもとに戻ったのです。自転車の遠乗りはできなくても、歩くことに関してはかなり良くなったと考えられます。入院した時はすたすた歩けなかったわけですから、それはもう大層なことだと思います。

ほんとうに久しぶりにJR常磐線を使いました。各駅停車がワンマン運転になって以来初めて利用しましたが、全然違和感はありませんでした。ただし、ホーム柵に関しての考え方には違和感。利用者が多くかつ通過列車もあって、より危険度が高い快速線のホームには一切ホームドアがない。それは赤羽駅などもそうなわけです。今はワンマン運転には理解できると思いますが、利用者が多くて通過列車などもあるより危険なホームではなくワンマン化予定の路線のみ柵をつけるというのは違うと思ってます。

このブログでは、その話はさんざん書いてきたから、このくらいで。

だんだん自炊が大変になってきましたが、やっと少し野菜を買い込むことができたので、明日はカレーでも作ろうと思います。

 

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